レスポールとPRSの弦高を調べた

レスポール、特にこのジョー・ペリー(JP)は弦高を低めにしています。

弦高低めのほうが、テンションも緩くなるような気もするし、弦を押さえやすいかんじがあります。

一方で、PRSは普通、、、なんですかね。JPの低め弦高に慣れている身からすると、少し弦高が高く感じます。

ワシノスリ(Custom24)は購入後、多少低めに自分で調節してみたものの、他のPRSは基本、自分ではなにもいじってません。

594だけは弦高が高すぎたので、買ったお店で引き取る前に低めにしてくれるようお願いしたのですが、他のはそのままつかってます。

なんかだんだん慣れてきて、そんなに低くしないでもいいやー、という感じになっていたし、低くしすぎない方が弦がばい〜んとなる感じが強くて好ましい、と思っていたのですが、こうやってジョー・ペリー・レスポールのように低い弦高で弾くとやっぱ楽、、、と思う。

レスポールとPRSの弦高を比べた

Joe Perry Les Paul

JPはこのように1弦12フレットで十円玉が入らないくらい。入れると弦がごくわずかに持ち上がる感じです。十円玉の高さは1.5mmだそうです。

Custom24

ワシノスリことCustom24も同じくらい。多分ごくわずかにJPより高いけど、誤差の範囲。

594
594

594になると十円玉が入り始める。しかし1.7mmの百円玉は入らない。

30th Dragon
30th Dragon

30th Dragonは、十円玉も百円玉も入る。百円がギリギリぴったりという感じ。

35th Dragon
35th Dragon

35th Dragonになるとさらにスカスカ入る。

弦高とは指板表面から弦までの高さ?それともフレット頂点から弦までの高さ?

より正確に測るなら定規とかメジャーだよな、と思いつつ今気づいた。

弦高ってどこからどこを測るべきなのか。

指板表面から弦までなのか、フレット頂点から弦までなのか。どっちなんだろう。

過去にも調べたことがあるようなないような、、、なんですが、改めてGoogle先生にきくと、「一般的には、1弦12フレットのフレット頂点から弦の一番下までの間」という説が多いっぽい。

その説を採用するとします。

さて、十円玉は1.5mmなので、それが通らないJPは間違いなくそれ以下です。

十円を押し込むと弦が持ち上がる感じ、横から見た十円玉の厚みのあまりからすると、1.4mmくらいとみた。

ワシノスリ(Custom24)はほぼ同じだけど、ほんとにギリギリなので、まあ1.5mmとしましょう。

594は十円玉が持ち上がらずに通り、かつ1.7mmの百円玉がギリギリ通らないので1.65mm。

30th Dragonは1.7mmの百円玉がちょうどぴったり通るので1.7mm。

35th Dragonはさらに若干高いので1.75mmかな。1.8mmまではない気がする。

五百円玉が1.8mmらしいのであれば検証できるのですが、残念ながら財布の中に入ってなかった。

自分のギターの1弦12フレット弦高まとめ

Joe Perry Les Paul1.4mm
Custom 241.5mm
McCarty 5941.65mm
30th Dragon1.7mm
35th Dragon1.75mm

まあ未計測のギターもありますし、今度、五百円玉がある時に改めてやってみるか。

メジャーとか定規だと、この1年で老眼が始まったというか、すすんできたこともあり、測ったところでよく見えない、、、というのもありますw

十円とか挟んで大丈夫とかそれくらいの方が簡単でいいです。

さて、PRSのデフォルトセットアップによると、1弦12フレットは1.588mm、約1.6mmのようです。

ということはドラゴンたちはだいぶ高いな。少なくとも百円玉が通らないのがPRS標準ということですね。よし、これは下げよう。百円が通らない程度までさげることにします。

コメント

  1. PRS大好き より:

    弦高は個人の好みが有り、面白い議題ですね。
    測り方はそれで良いと思います、私もそうしています。
    PRSの指定は高いですね。
    ギブソンは1弦12Fで1.2㎜だったと思います。
    私は手持ちのギターは全て揃えています。
    持ち替えた時に違和感が有るのが嫌だからです。
    全て1弦が0.9㎜、6弦が1.1㎜です。
    測定はシックネスゲージ(フィラーゲージ)と言う工具を使用しています。
    これでベンドしてもビビり・音詰まりが無い様にフレットのレベリングとネックの調整をします。
    これがかなり大変でメーカー出荷の状態では無理な場合が多いです。
    (故に高めの設定⇒公差を大きく取る、かもしれません)
    フレットは必ず、最小限の擦り合わせをします。
    ネックは略ストレートです。
    1.2~1.5㎜とかは弾き難くて無理です。
    これは下手糞なので運指がダメだからです。

    • nico nico より:

      0.9mm! かなりの低さですね!
      それにレスポールの指定も1.2mmかあ。。まだ私のは全然高いってことですね。

      全部揃えてしまうか、あえてギターごとに弦高変えておくかはちょっと悩みます^^;
      あえて個別ギターの個性を残したい気分もあるんですよね。もちろん、弾きにくくない、という範囲の中でということですけども^^