SSL SiX 2年使ってみてのレビュー

SSLが2019年3月に発表したコンパクトミキサーSix。コンパクトでありながらSSLのコンソールでありコンプにEQになんとGシリーズバスコンプまでついています。

もうDTMにおけるミキサーの決定版といってもいいようなキラーマシーンです。

もう内容見た瞬間に脳内のAuto BuyモードがONになりましたね。速攻で予約し発売と同時にゲットしました。

しかしブログでレビューを書くことはありませんでした。じゃあ使ってないのかというと、結構インテンシブに使い続けており気づいたらはや2年以上が経過。

普段は機材系は買った瞬間にファーストインプレッションやって、「いつかまた書きますね!」と言いつつ書かない、というのが自分の定番の行動パターンなんですが、今度は逆。じっくり使ってからのレビューとなりました。

SSL SiXの構成

SSL SiXの機能を全部説明してるとマニュアルになってしまうので、この辺はざくっと。

左の赤い四角がメインのレコーディングチャンネルですね。私はここにベースを繋いだり、アコギ録音のためにマイク繋いだり、シンセ繋いだりします。

KemperやOXなど使用頻度高いものは、インプット3-4と5-6に常時接続しています。1&2を使わない理由は、KemperとOXは結構日によってどっち使うか変わるので、いちいち繋ぎ直すのが面倒ということと、ステレオアウトの機材なのでゲインとかボリュームを2本のフェーダーで調整するのが面倒だから、、、という理由です。

ちなみに、ここはステレオチャンネルですが、モノラルで接続(ライン一本)すれば、ちゃんとモノラルとして認識して動作してくれます。

インプット7-8と9-10は外部入力1〜2ということになっていて、私はここにオーディオインターフェースからのアウトを繋いでいます。

ここに繋いだ入力は、バスコンプには入力されません。したがって、オーディオインターフェースからの音をバスコンプに入れたい場合は、インプット1〜6までに繋がないといけないです。

この辺は後ほどの自分のワークフローのところで解説したいと思います。

リッチなメインチャンネルストリップ

さて、メインレコーディングパスである、インプット1〜2についてです。

SuperAnalogueマイクプリにチャンネルコンプにEQ、センド・リターン、PANにフェーダーが揃っています。ALTを押すことでオルタナティブ・インプットの音声が入ってくることになります。

またCUEは二系統あり、それぞれレベルとPANがふれます。CUEをつかってアーティスト用ミックスを作れる、、、とかあるようなのですが、私はこうした高度なルーティングは使ってないです。

MUTEボタンはMUTEすると同時にバスBに信号をアウトします。バスBをオーディオインターフェースのインプットに繋ぐ、つまりオーディオインターフェースに録音するときはバスBに送る、、、というのも試したのですが今はやめました。あとでDAWとの接続方法書きますが、結局、個人で制作で使うにあたっては、オーディオインターフェースのインプットには素直にメインのバスアウトをつなげるので全く問題ないなと。PFLというボタンも全く触ってないですw

インサートはいわゆるセンドリターンなので面白いのでAPI500のEQやコンプを繋いでみたこともありました。ですが、チャンネルストリップのインプットに接続を限定してしまうと用途が限定されるので今は違う繋ぎ方をしています。これも後述。

SuperAnalogue回路のマイクプリ2本

まずINPUT2がSuperAnalogue回路のマイクプリ2機です。マイク、ラインにくわえてDI入力もできます。Hi-Zにも対応してます。自分でベース弾く時は大体ここにベースを直でいれて後述するコンプを軽めにかけてLogicに録音、という流れになってます。

一番直近で録音したベースはこの曲のベースです。ちなみにベース初心者でギター以上に弾けませんので悪しからず。。。

歪んだギターの生演奏。疾走感のあるロック 著作権フリー音源・音楽素材 [mp3/WAV] | Audiostock(オーディオストック)
BGM(インスト)素材「Acceleration」の作品ページです。ディストーションギターのイントロから始まる疾走感のあるロックです。 戦いやレースといったシーンをイメージして作りました。

また、過去記事には他のマイクプリと比較した動画もあります。

印象としては上の記事に書いたように、色付け少なく素直で優しい感じがします。良い意味で薄味。関東か関西かで言えば、関西の味付けです。

ナチュラルに取りたい、すこし優しい感じに録りたい、という場合はこれかな、という気がしています。

ただ自分自身、ボーカルやアコギ録音は日常的には行っておらず、ライン入力はよく使ってますが、ラインでは逆にいろんな機種を使い分けるということはしてないので、個性の違いを感じ取るには経験不足、であります。

チャンネルEQ

見た目的にコンプセクションが上にあるので、シグナルパスはマイクプリ→コンプ→EQかとおもいきや、実はマイクプリ→EQ→コンプです。

マニュアル読み返したので間違いありません。

まあこの辺はコンパクトにするためにやむを得ないですね。シグナルパスに沿ってモジュールを配置していくともっと一本のチャネルストリップが長くなって巨大化します。そういう意味では、CUE1と2も1の方が下に配置されていますが、コンパクトさの方が重要!

さて、EQは2バンドのシンプル構成です。ハイとローをぐいっといじるだけですね。マニュアルによるとSSLのEシリーズEQがルーツになってるようです。

DTMでローカットの重要性に気づき、Pulteqの良さに今更目覚めたマンとしては、このシンプルな2バンドEQ。いい感じです。

ハイとロー、それぞれシェルビングとベルカーブが選択できます。これにより中央の周波数も変わります。

しかし、DAW上の音をわざわざSiXにルーティングしてかけ録りしてまでは使わないので、使用頻度としては低めではあります。

ベースつないだ時にたまにちょっと補正するくらいに止まってしまっているのはもったいないとは思っています。。。

使い方はめちゃくちゃ簡単で、ちょいちょいいじるだけで良い感じに補正してくれるので本当はもっと使いたい。KemperやOXなど、ギターシグナルを繋げればもっと使用頻度上がってきそうな気はします。

あとソフトシンセとかそういうのにこそ積極的に使っていきたい感じではあるんですが、一回外に出すrとオーディオデータになってしまうので、あれこれフレーズが変わる作曲段階では使いにくいところです。

作曲段階ではフレーズの変更も音色の変更が大きいので、、、ということなんですが、まあそれをいうとギターもそうなんですけどね。ただ、ギターは弾くしかないのである意味諦めというか、そういうものだという割り切りが最初からありますが、MIDIデータ系はもっと手軽な方法がたくさんあるのでつい億劫になるというのは正直あります。

チャンネルコンプレッサー

緑のノブがコンプです。左の赤いノブはマイクプリのゲインですね。

コンプも実にシンプルなワンノブ構成。なのですが、上にどれくらいコンプかかってるかを示すGRメーター付きです。(メーターというのかわかりませんが)

ギターのコンプペダルもこれがあればもっとわかりやすくていいのに、と前から思ってます。

マニュアルによると、アタックタイムは入力されるソースによって8msecから30msecの間で可変するそうです。リリースは300msecでレシオは2:1固定。

というスペックはこの記事を書くのでマニュアルを読み返した、、、ということであって普段使う時はこの辺は大して気にしていません。

かかり方はマイルドで、ギター入れてもベース入れてもシンセでもボーカルでもアコギでも、ジェントルにリダクションしてくれる感じです。

エレキのカッティングなんかでもぱつん!とした質感はありつつ、かかりすぎない感じが使いやすいです。

3つのLEDでリダクション量を表示してくれますが、エレキギターのカッティングの場合、緑(1段階目)くらいだと、非常にナチュラルに整えてくれる感じです。

2段階目の黄色まで行くと、例えばリバーブのかかった音色だとリバーブ音もかなり持ち上がってきます。緑だとリバーブ音はOFF時と同じではないですが、そんなには目立ってこない。

上の方でKemperやOXはインプット1〜2には繋がないと言いましたが、このコンプを使いたい時、クリーンのカッティングやアルペジオなんかの場合はつなぎかえます。

インプット3-4、5-6はシンプルなモノ・ステレオ兼用ラインインプット

インプット3-4、5-6はゲインがあってパンがあるだけのシンプルなチャンネルです。CUE1~2に飛ばせる機能はありますが、私この辺全然使わないので。。。

ボーカルレコーディングなんかで自分のモニターとボーカルのモニターを分ける、、、なんて時に良いと思うのですが、そんなシチュエーションが残念ながらいまのところほとんどありません。

ここはステレオインプットなのですが、一つしかシールドを繋がないとちゃんとモノになってくれるというところが素晴らしいです。

私自身の使い方としては、ここにKemperとOXからの出力をそれぞれステレオで入れています。

これも後述しますが、オーディオインターフェース側のサウンドをSiXで処理したいときに入れる場合もあります。

Gシリーズバスコンプセクション

そしてSiXにおけるおおきなウリの一つ。バスコンプセクションです!

SL4000 Gシリーズコンソールに搭載されたオリジナルのものと完全に同一の回路構成で設計されています。

マニュアルより

おお、、これは期待。とはいえ、Gシリーズコンプといってもこれも簡略版で、スレッショルドとメイクアップゲインの2ノブしかない簡単設計です。レシオは1:4固定で、50hzのハイパスフィルターがサイドチェインとして働いているようです。

2ノブなので使い方は簡単。スレッショルドでかかり具合を調整して、メイクアップゲインでコンプされて小さくなった音量を補うだけ。

私の使い方で言うと、最後の2ミックスにかける、というのが一番多いですが、左右にふったディストーションギターのバス、ドラム、シンセのピコピコしたサウンドのバスなんかにも使います。

ガッツが出て元気のいい感じになります。アタックが鋭くなりパンチがでますね。下のリンクの記事に他のバスコンプとの比較もした動画を作成したのでよろしかったら参照してみてください。

実はコンプはもう1つ搭載されている

チャンネルコンプとバスコンプが搭載されていてそれだけでも楽しいのですが、SiXはもう一つコンプが付いています。なんならコンプだけでなくマイクプリももう一つついています。

TALK INPUTというところにファンタム電源付きのマイク入力があります。そしてそのよこに「LMC」とあります。リッスンマイクコンプレッサーの略です。

レコーディングスタジオで別の場所にいるアーティストのヘッドフォンに、エンジニアやプロデューサーの声を送る機能で、距離に関係なく同じようなレベルに聴こえることを目的に設計されているそうです。

つまりコンプレッションが強いです。ローカットもがっつりされます。

かなり音ががっつり変わりますが、それだけに面白くもあります。単体モジュールとしても発売されてるのであえて使いたい人、と言うのも多いのだと思います。

私はというと、、、

すいません!使ったことないです。前に張り付く感じになると思うので、ラップみたいなのとか良さそうだなと妄想してます。

今度アコギ録音するときにでも比較音源作ってみたいと思います。

DAWとの接続方法、ワークフロー

さて、どういう風に接続していくと手持ちの機材が最も使いやすくなるのか。SiX単体がいかに面白そうな製品でも、どう組み込んで使えるのか、というところが重要ですね。

SSLのビデオの接続例とかみても、どうも最初はぴんときませんでした。

各種サイトの解説も、「わかってる人向け」な感じがします。というわけで、自分がいろいろ試したり勉強した結果をなるべく丁寧に書いてみたいと思います。

基本的な接続

これが最も基本的な接続になっています。オーディオインターフェースのメインアウト、つまりPCからの全ての音声をSiXのEXT2インプットに入れています。

次に右下に行ってSiXのメイン「モニター」アウトプットからスピーカーにつなげています。

これで、PCからの全ての音声はSiX経由でスピーカー(あるいはヘッドフォン)に送られることになります。つまり、PC使ってる時はSiXの電源を入れっぱなしにしておく必要があります。

広角で撮ると面白い

このように左手すぐにミキサーを配置してるので、PCの音声をちょっと上げ下げしたり、ミュートしてヘッドフォンに切り替える、などはスムーズに操作できて非常に使い勝手が良いです。

ちなみに音量の操作ですが、フェーダーではありません。

スピーカーに繋ぐモニターセクションはここで操作します。

で、この辺が本格的ミキサーのややこしいところ真骨頂なのですが、モニターにどの音声を含めるか、というのをモニターソースセクションで決めます。

写真だとわかりにくいですが、MON SOURCEセクションには、MAIN、BUS B、EXT1、EXT2があり、これらの入力をモニターに流すかどうかを決めているわけです。

EXT2の音声をモニター(スピーカーから音を出す)したいなら、EXT2をONにしておく必要があります。ONにするとモニターソースに含まれる、つまりモニターアウトから出力される。という仕組みです。

まあややこしいですが、色々いじって、あ、これで音が出ない。これで音が出る、というのを繰り返していくとだんだん意味がわかってきます。

本来メインバスであるMAINも押しておくべきなのですが、後述のレコーディングパスの関係でこれを押さなくてもEXT-2経由でSiXのメインバスの音はモニターできるためONにしてません。ONにしてもフィードバックは起こらないのでONでも良い。

Kemperとかとつなぐ

Kemperを接続します。Kemperでなくドラムマシーンでもシンセでもなんでも同じです。

さて、私はKemperをINPUT3/4に繋いでいますが、INPUT1/2に繋いでも良いです。INPUT1/2に繋げば上述のチャンネルEQやチャンネルコンプが使えます^^

さて、この状態で、iTunesとかSpotifyでお気に入りの曲をかけてみます。それに合わせてギターを演奏しようとします。

ちょっとギターの音量が小さいな、あるいは大きいなと思ったら、INPUT3/4のフェーダーで調整できます。あるいはマスターフェーダーでもギター音量の調整ができます。

ミキサーの一番右にあるマスターフェーダーは、全ての音量のコントロールを司ってるイメージなので、ここをいじればiTunesの音声も小さくなるイメージなのですが、実際はそうなりません。

iTunesからの音量を変えたい場合は上で書いたモニターアウトプットレベルを変えないといけません。

ここがわかりにくいですね。Kemperを接続している通常のミキサーのインプット1〜6はフェーダーが効くのですが、外部接続と呼ばれるEXT-1〜2インプットはフェーダーの管理外ということになってます。これは、そういうシグナルパスの設計になってる、ということですね。

しかしながら、SiXでは、この外部接続EXT1-2をメインミックスバスに混ぜることもできます。マスターフェーダーのセクションでEXT2を押すと、外部入力2がメインミックスバスに入ってきます。

この接続の段階では問題ないのですが、これから書くDAWへの録音のための接続を行うと、これをやるとフィードバックループが生まれてハウってしまいます。

DAWヘの録音をどうするか

さて、DAWへの録音パスをどう作るか。上の図で真ん中に一つ接続を足しました。SiXのメイン「バス」アウトからオーディオインターフェースのLINE1/2インプットに繋いでいます。

DAWのほうでは、INPUT1/2にSiXからの音声(例えばここではKemperのギターサウンド)が入ってきますので、これを録音すればOKです。

さて、こうすると、ギターサウンドだけではなくて、伴奏の音声も一緒に録音されてしまわないか?と思われる方もいるかもしれませんが、大丈夫です。

オーディオインターフェースのLINE1/2に入ってくる音声は「メインバス」の出力であり、EXT-2の音声はメインバスに含まれませんので、録音されません。

少し上で書きましたが、EXT-2は外部入力ということでメインのミックスバスの「外」になってるわけです。SiXの中で混ざってモニタースピーカーに出力されますが、それは「モニターアウト」という出力です。

メインミックスバスの出力が「メインバスアウト」であり、オーディオインターフェースにはこの「メインバスアウト」を接続しているので、メインミックスバス上の音声しか録音されません。

iTunesの楽曲を聴きながら、あるいはDAWの伴奏を流しながらギターを弾いても、DAWに録音されるのはギターの音だけです。

というわけで、この接続であればDAW上の録音で考えることはありません。SiXのインプット1〜6に繋いだものは自動的に「その音声だけ」DAWに録音されます。

さて、上の方で外部入力(EXT1-2)もメインミックスバスに混ぜることもできる、と書きました。

マスターフェーダーにあるEXT2というボタンを押すと、EXT2がメインミックスバスに合流するのですが、今の接続状態でこれをやるとハウります。

オーディオインターフェースのアウト→EXT2→メインミックスバス→オーディオインターフェースのINPUT1/2→オーディオインターフェースのアウト→EXT2…

というシグナルループが発生するため、ハウリングを起こしてしまいます。

これを押さないと、

オーディオインターフェースのアウト→EXT2→メインモニターアウト

と流れていくだけなのでハウりません。

DAWの音をSiXでバスコンプかけるには

さて、最後にDAW上のサウンド。例えば、ソフトシンセや2ミックスなどを、SiXのバスコンプやEQを使って処理したいというケースです。このように接続を追加します。

オーディオインターフェースのOUT3/4(まあどこでも良い)をSiXのインプット5/6にステレオで接続します。

例えば、DAW上の2ミックスをSiXのバスコンプで処理する場合は、DAWのマスターアウトのアウトプットをLINE OUT3/4に設定します。

これで、DAWのマスターアウトはSiXのインプット5/6に流れ込んでます。

そこで、バスコンプを設定する。すると、音声はSiXのメインバスアウトプットからオーディオインターフェスのインプット1/2に流れ込むので、これを録音してやれば良い、ということになります。

さらに上の記事で書いてあるAPI500モジュールとの接続を加えて、現在の環境ということになります。

SSL SiXはお得なアウトボードでもある

さて、ミキサーの接続の話をしてきたのですが、これは人によって用途が変わるのでいろんな接続方法があると思います。私の場合、モニタースピーカーをSiX経由で接続したため、こういうややこしいことになっていますが、もっとシンプルに使うこともできると思います。

そう。単にアウトボードの一つとして扱うことです。

これは単純にSiXを外部プロセッサとして使うだけです。マスターフェーダーのEXT1,2をONにしておけば、外部接続に入力されたものもミックスバスに入ります。つまりSiXに接続するだけでDAWに録音できます。(裏側のD-Sub端子使った入力はまた別の話)

録音レベルはマスターフェーダーでコントロールできます。

この状態でもSiXは、

  • SuperAnalogueマイクプリ、EQ、コンプのチャンネルストリップ2本
  • Gシリーズバスコンプ

というアウトボードになります。

ちなみに、最近SSLからAPI500シリーズでこんなのが出ました。

まさにSiXのチャンネルストリップを抜き出したモジュールです。

Gシリーズコンプに至っては30万超というすごい価格になってます。

API500シリーズだと別途電源モジュールも必要ですし、バスコンプが簡易版とはいえ、SiXのお得感はかなりあります。

ミキサー機能まったくいらねえ、という人はまた別かもしれませんが。。。

接続のハブでもあり、遊びの幅も広く、自分的には必須機材

さて、2年使ってみて思うのですが、SSL SiX。自分としては必需品となりました。

やっぱりオーディオインターフェースの裏に回らずに、手元でいろんな機材を接続できるのは大きなメリットです。

そしてチャンネルEQ、コンプ、バスコンプ搭載のため、いろんな使い方ができるのがとても面白いですね。

ミキサーとして買うもよし、アウトボードとして買うも良し、です。

特にDTMで、アウトボードに興味がある方は、初めてのアウトボードとして導入するのもありな気がします。EQもコンプもシンプル設計なので、いじり倒すという意味では少し物足りないということもあるかもしれませんが、その代わりチャンネルストリップ*2+バスコンプ、というわけなので使い出は十分あります。

そういえば、遊びの幅という意味では、裏側のD-sub端子インプットまで活用すると、SiXは最大12インプットまでいけます。サミングミキサーとしての活用も見えてきます。これはまだやったことないのですが、DAW完結のミックスと違うものか興味はありますね。

また、チャンネル1〜2には個別のセンド・リターンが、またマスターセクションにステレオセンド・リターンがあります。一時期、そこにstrymonのディレイとリバーブを繋いで使っていたこともありますw

これも他のアウトボードへの接続に使えるはずで、SiXをハブとしたアウトボード構成も考えることができそうです。

音色的にはどうでしょうか。

ミキサーを比べたことがないのでなんですが、録音したりプロセッシングしてきた感じで言うと、スッキリと綺麗にまとまる、という印象です。

上の方でも書きましたが、良い意味で薄味で、関東風ではなく上質な関西風味付けの印象。

使っていてノイズなどは皆無です。各種の操作感も良好。思ったより発熱するので、ミキサー後部に空間があったほうが良さそうですね。といっても熱っ!となるようなものではありません。おもったよりあったかいな、と言う感じ。

とにかく高機能なので、いろんなユーザーにいろんな角度で刺さるんじゃないかと思ってます。価格改定して少し高くなってしまったようですし、金額的に安価とはとてもいえない製品ですが、あのSSLが卓上に!という満足感や用途の幅広さや音色の上質さも考えると、私はとてもコストパフォーマンスに優れていると感じています。

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