フリードマンアンプの魅力を語りたい

エレキギターを良いサウンドで鳴らしたい・・・!これは全ギタリストの望みですよね。

サウンドの要素は無数にありますが、自分は大きくこう捉えています。ここでは機材面のみに着目し、ギターサウンドの最重要にして決定的要因である「演奏技術」は除きますw

エレキギターのサウンドを構成する要素(機材的側面において)
  • ギター本体
  • エフェクター
  • アンプ
  • キャビネット

どういうサウンドを目指すかによって、それぞれの重みは変わってくると思いますが、どれも欠くべからざる要素かなあと思います。

ストラトみたいなサウンドが欲しければ、レスポールでは難しい。ある程度重なり合ってる部分はあれ、どうしてもギターそのものの音による「超えられない壁」はありますよね。私は自分のジャズマスのジャキジャキ感を他のギターで出すことはできないです。

そういう意味でギター本体は決定的に重要。

・・・となるとエフェクターもそうだし、アンプもそうだし、キャビネットもそうですね。同じアンプ使っていてもキャビネットが変わると驚くほど個性が変わりますし。

どれに愛着があるか、何を重視するかはギタリストによって様々でしょう。

私個人はいろいろ経験した中で現在重視、、、というか「好き」なのは「ギター本体」と「アンプ」ですね。

キャビの重要性は痛いほど分かったのですが、どうしてもキャビにはそこまで入れ込めない自分がいます。正直音に対するインパクトはある意味、アンプ以上に大きいと思いますが、なんか「萌え」度が自分にとってなかなか高まらないんですよね。

わかりやすくいうと、アンプは何台でも欲しくなるけど、キャビはそんなにたくさん欲しくならないということです。物理的なスペースという話もありますが、仮にスペースが無限にあっても多分キャビはそこまで増えないと「今は」思っています。

もう一つの要素、エフェクターはどうか。

エフェクターは楽しいし好きだし何台でも欲しくなるけど、いざとなったら全部なくなっても大丈夫とどっかで思ってます。

やはりギターとアンプ。この二つが自分にとっては大きい要素です。

さて、話が脱線しそうなので戻します。

最近、ギター本体の話はともかくアンプの記事を書いてなかったので、今回は愛用の「Friedman」アンプについて書いてみたいなと思いました^^

フリードマンアンプへの道

はじめて「Friedman」というアンプがあるのを知ったのは、7年前か8年前か。。。

minamiさん、どんピ〜さんと一緒にやったライブ後のギター会で、参加者のマーラさんが持ち込んでくれたFriedman Metroだったと思います。

過去の記事を検索したのですが、なんか一部ロストしてますね。。。アメブロからの移行で結構なロストしてる記事があります。気づいたのはログから復帰もしたのですが、どうもフリードマン・メトロの話もロストしてる可能性が、、、

ただなにしろ7〜8年前なので書いたかどうかもあんまりよく覚えてないのですが。

多分メトロを初めて経験したのは、この記事の時だったと思うのですが、あんまり自信ないw

これの一つ前のギター会だったかなあ。。。どうだったかなあ。。。まあいいか。

ともかく、マーラさんがもってきたFiedman Metroの音にノックアウトされました。

鋭く突き刺さるような音。ぼやけたところがなくめちゃくちゃドライ。それでいて耳に痛くなくリッチ。剃刀のように鋭利なアタック。そして爆音ww

いやー、痺れました。今まで自分が思っていたギターサウンド感が崩壊した一瞬でもありました。

このアタックの鋭い速く、ピントがくっきりあった音。

そのカッコ良さを初めて知りました^^

そしてギターのボリュームを下げると、あんなに歪んでいた音色がクリーンにまで落ちるダイナミクスの大きさ!これはやばい、、、となりました。

その後、マーラさんの厚意で、KemperでMetroのプロファイルをさせていただいたり、いろんなフリードマンを弾かせてもらいました。

この辺からいやあ、フリードマンかっけえ。やばいな、これは、と完全にファンになっていたのですが、一方でこの時、知り合いからお得にボグナー・エクスタシーを譲り受けていました。これも最高だったのですが、弾くたびにフリードマンのほうがより抜ける、濁ったところがない、好き!と思い始めていました。

そして、とうとうボグナー・エクスタシーとフリードマン・ダーティーシャーリーが入れ替わることになったのです。私のDSは中古で、今思うとすごいお得な価格でしたね。これはいい買い物だった。

このDS(Dirty Shirley)はクラシックな風味のする音色です。素晴らしいアンプです。

しかしマーラさんとバンド活動する中で、よりハイゲインでモダンな雰囲気を持つBE-100にじわじわと惹かれ始め、ついにはゲットすることができました。

おお、これ5年前か。もっと前だった気もしましたが。

録音した動画もありますね。まあ5年前なので今よりさらに5年分下手ですけども。

フリードマン・アンプの好きなところ

なんといっても強く歪みながらも音が抜ける。

ジューシーだけど濁りがなくカラッとしてる。

ギターボリュームでクリーンからリードトーンまで変化するダイナミクスの広さ。

・・・

モデルによって個性は違いますが、この辺は共通してるんじゃないかなと感じてます。いわゆる改造マーシャル系のドライブサウンドにおいて最も好きなアンプメーカーです。

フリードマンも実はモデルの種類は多いので全部弾いたことがあるわけではないですが、結構なモデルをカバーできてるほうだと思います。もちろんマーラさんには敵いませんが。

さて、その中でも自分が実際に所有してるBE-100とDirty Shirleyはお気に入りです。Metroの鋭さには憧れるし叶わない部分もあるなと思うのですが、やはりワンボリュームはなかなか扱うのが大変でもありますw

さてBE-100は本当に素晴らしいアンプです。尖ってもいるけど、なんでもできる感じもあり、なんかこう隙のない絶対王者感があります。(個人的意見)

そんなBE-100にデメリットはあるのでしょうか?

実はBE-100を手に入れたことによるデメリットを1つだけあげられます。

それは、ドライブサウンドを追及する情熱が薄れたこと。

もうこれでいいや、これが好き。となってしまったことですかねw

他に気になるモデル

フリードマンで言えば、自分的にはBEとDSでほぼ満たされていますが、結構長らくひっかかってるのがButterslax。

ミドルが厚く凶悪なサウンドはマジかっこいい。。。

購入については全く予定も意思もないですが、フリードマンで欲しいモデルはなに?と問われれば、この数年は一貫してこれかな。

フリードマン以外で気になるのは、、、いや、それはそれでいっぱいありますw

改造マーシャル系が好みならぜひ試してほしい

見出しのまんまで、見出し書いたら本文で書くことがほぼなくなったw

もっともフリードマンは台数が多いわけでもないので、近所の楽器屋さんでどこでも置いてある、というようなものでは残念ながらありません。

なんでしたっけ。ミシュランの3星の定義って「そのために旅行する価値がある料理」でしたっけ。

だとするならば、ギターサウンドに愛着があって、特にマーシャル系ドライブサウンドがお好きな方なら、「試奏のために旅行する価値があるアンプ」と個人的には言えると思ってます。

もっともコロナ禍の中で県をまたいで、、、というのもなかなか、、、ねえ。。。そういう意味でも一刻も早い収束を願ってやみません。

ああ、あともし選べるならキャビネットはグリーンバック搭載キャビを推奨したいです。これも個人的好みにすぎませんが^^ 

コメント

  1. m より:

    なんとも素晴らしい記事で感動しています、

    ちなみに、あのとき弾いてもらったメトロはBEmod済みで、ゲイン、マスターですよ、
    とは言うものの、プレキシ感のあるドライブサウンドもだせます、

    • nico nico より:

      そうかマスターありましたっけ。しかし印象としては他のアンプよりも遥かに鋭く速くて、すげーなこれ!!!と思ったことだけ覚えてますw

  2. h より:

    Friedman Metroでググってこの記事を見つけました。Friedmanや改造marshallについてこれからも記載いただけると嬉しいです。

    • nico nico より:

      コメントありがとうございます!

      過去のフリードマン関係の記事は
      https://nico-blog.com/tag/friedman/
      にまとめました。この機会に、タグが盛れてる記事も検索して付け直しました。演奏も文章もへっぽこですが、ご笑覧ください!^^
      また新しい記事も書いていきたいと思います!