マイ・ペダル・オブ・ザ・イヤー2015

この記事は5年前の記事です。当時の情報、理解に基づいておりますのでご留意ください

こういうのは年末に書いておくべき記事なんでしょうけど、いまさらながら。

2015年は、2014年に引き続き、ずいぶんペダルにハマった1年でした。

ペダルはあまりに種類が多く、自分のチョイスも相当偏ってますけども、2015年を通じて「これよかったな」というペダルを考えてみたいと思います。

2014年度版はこちら。

→ マイ・ペダル・オブ・ザ・イヤー2014歪みの部
→ マイ・ペダル・オブ・ザ・イヤー2014空間系の部 (ブログ移行時にデータが消失してしまいました泣)

ペダルは、ギター、アンプとの組み合わせ、演奏する音楽の種類、などによって音も、使い勝手も良い悪いの評価が全然変わってきます。

あるペダルに関して、メタルな人は「歪みが足りねえ!」と言い、ブルースな人は「歪みが強くて固いからダメ」というかもしれません。

ペダルだけで歪みを作るのか、アンプをプッシュするのか、用途によっても評価は変わるでしょう。

なので、下記、あくまで私見ってことで^^

では、まずは歪みの部。

必ずしも2015年買ったものではないし、買ったけどエントリーされてないのもあります。

エントリーNo.1 Klon KTR

昨年のMPOY2014(My Pedal Of The Year。略してMPOY。エムポイ)の優勝ペダル。

Klon ケンタウロスのクローンはあまたありますが、KTRは本家が出した正当な後継機です。

ケンタ自体が、個体差も大きいので、いろいろ議論のあるところです。ただ、検証の結果、私個人としてはKTRはケンタとおおよそ同じ、と言っても良いかと思っています。

検証や違いについてはこの辺の記事です。他にもあった気はしますが。
だいたい動画がついてますので、お時間ある方はご覧になってください。試奏フレーズとかしょぼいですよ、とあらかじめお断りしておきます。

→ パンデミック警報【ペダル病】比較1
→ ケンタとKTR比較2
→ KTRとSoul Food比較

まあ、このペダルは良い。高いだけのことはあります。
ゲインを抑えたブースター的セッティングで使うことが多いですが、もうちょっとジュワッとさせようとかそういう微調整もやりやすく、アンプとの組み合わせもシビアではなくだいたい合う感じがしています。

音色にキラキラ感とハリが出てきます。

歪みの質、音の割れ方はどちらかというと、やや冷たい系、硬い系な感じがします。昨今の「アンプライク」なペダルのような質感ではなく、もっとオーソドックスな「エフェクター」的質感によっています。

明らかに真空管アンプと組み合わせるのが良いです。JCに繋いでも別に、、、という感じです。JCをいい音にしたいなら、こういうペダルでは物足りないと個人的には思います。

しかし、通すだけで音が良くなると言われたバッファもふくめ、非常に使いやすく、他のペダルからつなぎかえるとやっぱこれいいな、となるあたり、やはり今年も優勝かな・・・?

エントリーNo2:TS-808 35th Anniversary

永遠の定番オーバードライブとも言える、TS-808。
TSシリーズはTS-9とか他にもありますが、私は808系しか使ったことないのと、見た目的に808系のほうが好きです。

これもヴィンテージは高値で取引されていますが、運良く、本物ヴィンテージとがっつり比較する機会がありました。

→ 35周年とヴィンテージ比較動画の記事
→ ヴィンテージと35周年とUAD2のソフトウェアのTS808比較

この2番目の記事はなかなか興味深かったのですが、ブライドテストだと、35周年を好きだという人が多かったです。

ただし、実際にアンプの前で弾いてる時はヴィンテージが一番存在感あって良いんですけどね。

ともあれ、最初は「全然歪まないし、なんかもっこりするし、どうやって使えばいいんだろう?これ」という印象だったTS。

しかし、アンプを弱クランチくらいにしてプッシュするとなんとも言えず良い感じに。

中域がまろやかにもっこりして、音の輪郭周辺に独特のひぃ~~~って感じのエッジが立ちます。Tube Screamerとはよく名付けたものです。素晴らしいネーミング^^

トーンをどの位置に持ってくるかでだいぶ音色が変わるのですが、私は12時~3時あたりまでが多いです。全開ちかくまで上げると、ギザギザ感が出てきてザクザクして気持ち良いのですが、私は中域もっこり+ひぃ~~感重視なので、TONEはそこまであげないことが多いです。

私のアンプ Dirty Shirdryとの相性はバッチリで、パチモンのライブなどでは重宝しました。

Dirty Shirleyは本来ペダルなどいらないようなアンプですが、ペダルでプッシュすると少し粘り気が増して弾きやすくなります。アンプのゲインあげるのとは少し感触が違います。

定番の良さを再確認しました。
この35周年記念のTS-808はとてもオススメです。ちなみにノーマル版は弾いたことないので比較できないのですが、どれくらい違うのでしょうか。

KTRだとちょっと冷たく硬く感じる場合も多いので、結局このペダルを超頼りにしている自分がいます。これ優勝でいいかも。

エントリーNO.3 BJFE Honey Bee Overdrive

もともとMad ProfessorのSweet Honey Overdriveが大好きな私。

そのSHODの元祖、オリジナルであるBJFEのHoney Beeです。

SHOD同様、あんまり歪まないですが、気持ちHoney Beeのほうが歪む気もする。個体差でしょうか。

基本的に同じ系統の音がしますが、すこし感触が違います。

レビューはここに割と詳しめに書きました。

→ Honey Beeのレビュー

ぱちもんの2回目のライブかな? TS-808をHoney Beeに変えて使ってみました。

TSのように中域がもっこりはしないし、逆にちょっとあっさりとする印象もありますので、アンプセッティングを変えて使ったと思います。

非常にタッチセンシティブなペダルで、ピッキングによって音が変わります。この辺はTSとかKTRとかとはだいぶ弾いた感じが違うところです。

もっとも、私などはロックでパワーコードとかガツガツ弾いてるので、タッチセンシティブとか関係ないですけど。。。

ただ、ボリューム絞った時に、より綺麗なクリーンになるのはHoney Bee。TS808だと歪み成分残りまくりです。

このペダル、本来はブルースくらいの歪み量でピッキングでニュアンス変えながら、表情豊かに弾くのが本領発揮でしょう。

特にフロントで弾いた時に時折のぞかせる甘いトーンのニュアンスは素晴らしい。

一方で、クランチアンプをプッシュした時の芳醇感もたまらない。個人的にはそういうブースター的用途が圧倒的に多いです。
いつかは、タッチセンシティブな特性を活かした歌うようなフレーズを弾きたいものです^^

音色としては、SHODより、ダークな音色です。
全体的にひとまわり上質感があります。

とにかく、、、いいペダル。素晴らしい。

ただ、モノが少なく、高価なので、SHODから買い換える価値があるかというと、万人におすすめはできないです。2台の音色の差を大きいととるか、どうでもいいととるかは、かなり意見が分かれるんじゃないかなと思います。

ただ、なんといってもこの美しい塗装が素敵。すぐ塗装がハゲちゃうあたりもたまらない。

・・・とか思える私と同種な人間なら迷わずGOですねw
あ、あとSHODよりアウトプット音量がだいぶ小さいので、要注意。というかSHODがデカイ?

昔からこのブログで、スイートハニー萌えを書きまくっていますが、それの上位バージョンであるハニービーたんが気に入らないわけがなく、使用頻度も高いし、塗装が綺麗で萌えるので優勝な感じがしてきた。

エントリーNO.4 Landgraff Distortion Box

ランドグラフ様と言えば、DODですが、このDistrotion Boxも良いと思います。
・・・というか、DODあんまりちゃんと弾いたことない^^;

とりあえずつないで、適当につまみひねっとけば良い音する、ってヤツですね、このペダルは。

弾いててとても気持ちよいです。

ミニスイッチとかも付いてまして変化は大きいのですが、音作り自体はあまり悩まないでイケると思います。
密度濃くジュワッとしているけど、あまりこもらずに、音のハリがあり抜けてくる、感じ。

ディストーションとありますが、チリチリと粒のきめ細かいタイプではなく、オーバードライブ寄りです。

これまでエントリーしてきたペダルは、歪みだけでなく、ブースターとしても使えるヤツでしたが、これは、ブースターではなく、ペダルの歪みを前面に活かした音作りするべきものでしょうね。

まあいろいろ書きましたが、このペダルに関しては、

カッコイイ音がします。
以上。

かなw

やってませんが、多分JCに繋いでも良い気がする。

エントリーNo.5 Leqtique Redemptionist

Leqtiqueの通称REDってやつですね。

とんでもなく良いペダルだと思います。
2015年、もっとも驚いたペダルの1位か2位。

ペダル初心者の方で「なんかいいのないかな~?」って人はまよわずこれ買ってください!と強くお勧めしたいですw

価格も、昨今の高価格になってきてるペダル界において、信じがたいほどの高コストパフォーマンス。

というか、方々で言われてるようですが、使われている部品や製法的に採算合ってるのか心配になるような高クオリティのようで、実際、そう感じます。

歪み量はめちゃくちゃ幅広いです。全開時はかなり歪みます。
ローカットが効果的で、アンプ、ギターによって「音色がこもってる」と感じればローカットを効かせていくと、かならずスッキリしてくるポイントが見つかると思います。

BJFE同様、非常にタッチセンシティブで、ギターボリュームへの追従性も高い。

9/9とかもそうですが、音色全体の印象としては、ジュワッと芳醇なんですが、歪みの割れ方は、わりと金属的で冷たい系でもあります。この辺はBJFEと似た感触。

この割れ感は、他のモデルでも同様にあります。他のペダルとちょっと系統が違っていてLeqtiqueの個性の一つのような気もします。ひょっとしたら嫌いな人もいるかな、、、とぼんやりと思わなくもない。

多分クリッピングの設計なのか部品なのか、ちょっと他のエフェクターと違う質感があります。

とにかく1万5千円くらいの、昨今では低価格といえる価格でありながら、尋常じゃないクオリティの高さ。
めちゃくちゃ汎用性が高い。

超素晴らしいペダルです。他のメーカーなら、これ最低でも35000円とかにしちゃうと思います。
5万とかにしちゃうメーカーもありそうな気がしますし、それでも納得感が十分あるくらい良い出来だと思います。

なんといっても1.5万円前後で手に入るのは大きい。優勝で文句なし、な気がしてきた。

エントリーNo.6  Z Vex Fuzz Factory 7

2015年、REDと1位2位を争うインパクトのあったペダル。

いや、インパクトはこれが1位だろう、やはり。

まず、このルックス。
写真では伝わらないのですが、まるで陶器のような質感。
なんで猫なのかわからんあたりも最高です。

そして音色。
王道なファズの音色から、変態的な「ぴぎゃぁぁぁぁぁ」音までまさに自由自在と言っていい。

変態性と高品質の見事なハーモニーと言えるペダルですww

詳細と動画はこちら。
→ Fuzz買っちゃったの記事

アンプとの組み合わせによって、ずいぶん音が痩せてしまったり、逆にブーミーになりすぎるのですが、その辺の調整もお手の物です。
ジージーと細い系のファズも、ブーブーいうぶっといファズも、ビチビチいうベルクロ音的ファズも、「ぴぎゃぁぁぁぁぁ」という発振音も素敵。

アンプボリュームに対しての音色変化の大きさは、他のゲルマファズよりも大きいと思いました。
独特のガラス感のある微弱クランチ的クリーンが出てきます。

ファズに関しては、これとピートコーニッシュの、、、型番忘れた。。。なんかのファズは系統が違いますが、とても良いと感じました。
ただ、より音色の幅が広く変態性の高いFuzz Factory 7が好みです^^

唯一無二なこの感じ。
優勝にふさわしい。

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他にもエントリーしたいのもあるのですが、ちょっと使用歴が薄くて優勝はしないかな、、、と自分でも思うので思い切って外しました。

上のは、どれを優勝にしてもいいかなと思っています。
正直、まだ決めてないですww

次回記事で選考会したいと思います^^

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