API TranZformer GTの感想

この記事は5年前の記事です。当時の情報、理解に基づいておりますのでご留意ください

 

そういえば書いてませんでした。

 

ギターペダル界に降臨されたプロフェッショナル・レコーディング業界の貴族API様による巨大ペダルなのですが、ちょいちょいいじってみた感想を書いてみたいと思います。

 

 

まずおもろいのは、GAINがあること。

 

歪みペダルになるんじゃないか期待なわけですが、まあ結論から言うとならない。

 

確かに歪みますが、歪みペダル的歪みとは質感がことなります。まあクランチくらいならこれはこれでアリな気もしますが。

 

このゲインを上げて微妙に歪んでくると音が太く、そしてギザギザ感、倍音感とでもいうんでしょうかね。その辺が増してくるので、調味料的に面白いです。

 

 

 

コンプセクションはかかり具合を1〜6で選ぶだけ。

 

かなりしっかりかかりますが、質感はとても良い。これは使える。とても良い。

DAW上でUAD製のフィードバック型コンプいじってる感じに近い感じがします。

 

凄い良いと思うけど、個人的には、コンプかかるのだから、その分、音量は落ちてほしい。で、落ちた音量をボリュームで調整したい。

 

これの場合、1〜3くらいまではコンプに従って音量落ちるのですが、4〜6になると逆に上がる。

 

これが不満。

 

アタックとかリリースとかは足元のペダルではいじりたくもなく、よきに計らってほしいのですが、スレッショルドとメイクアップゲインはいじりたいんですよね。その方がどれくらいコンプかけるかという調整や効きのほどがわかりやすいと思うんだけどなあ。

 

多くのギタリストにとってコンプがわかりにくいのは、オートメイクアップゲインになってることが原因の95%を占めてると個人的には思ってるのですが、どうでしょうね。

 

ともあれこのコンプはとても良い。

が一方で、愛用しているStrymonのOb.1もかなり良いんだなと再確認。

デジタルなイメージのStrymonですが、あれってオールアナログ回路なんですよね。

 

さて、

 

EQセクションもぐいっとひねっても破綻せずなめらかにしっかり効く印象。

 

ストラトのリアで弾いてちょっと耳が痛いかも、というときにローパスフィルタを少しかけるといい感じになった。

 

同時に低域をちょっと足すといい感じに調整が効く。

 

こういうのはアンプのEQではだめですね。だいたい多くのアンプのEQってざっくりしてます。ものすごい山が広いというか、このモコモコ部分だけすっきりさせたいと思ってもそういう調整ができるアンプって今まで知らないです。まあ敢えて言えばメサブギーのグライコですかね。。。

 

まあそもそもアンプ前段でEQって知見がないし、さほど積極的に使う気にはならないんですが、ギターの個体差を微妙に補うという点では便利ですね。

 

特に上で書いたローパスフィルタは優秀だとおもいました。

 

大抵、エフェクターのトーンって、絞る方向に行くと、ただモゴモゴするだけで使い物にならないですが、これははるかに微調整が効くというか、良い感じのところを良い感じのカーブでカットしてる感じがしました。

 

 

このところ自覚してきたのですが、私はややダークなトーンのギターが好きなのかもしれないと思っています。音色的にギャリッとハイが出るのはもちろん好きなんで、アンプのセッティングではハイを上げ目にすることはしばしばあります。

 

がしかし、ハイが良く出るギターはアンプに繋ぐと、個人的に嫌いな高音のある部分が増幅される気がするので、ギター自体はほんの気持ち、ややダークな特徴を持ってる方が好ましかったりします。

 

ともあれ、たまにスタジオで、TrebleやPresenceをどういじってもギャンギャンするマーシャルとかがあるので、そういうアンプにはこのペダルは凄い威力を発揮しそうな気がします。

 

うちのギターでいうと、ミドルに全てのエネルギーが集中してるかのようなモカなどは、少しハイを足してローを削るとすごくいい感じになった。

 

 

まあそういうわけで、このペダルはとても良質で良い感じなんですが、いかんせんやはり貴族だな、という感じが否めません。

 

ゲインなども面白いので、バッファ的に使ってみたいなと思うわけです。

 

がしかし、でかい。重い。

 

これはあれですかね。。。バランスアウトを活かしてDIとしても使えると考えるべきなのか。。。とにかく仕様として、

 

・もうすこし一般ギターエフェクター側にすりよる(小さく軽く)

・もうすこしレコーディングギア側にすりよる(インプットの種類ふやすとか)

 

だったほうがよりバリューが増す気がします。

 

これ、ラインレベルの入力とれるのかなあ。。。そういうの仕様書のどこをみればいいんでしょう。ちょっとホームページ見てみたら、

 

Maximum Hi-Z instrument input level before clipping: +13dBu

 

とありました。+13dBuだとラインレベルはOKなのかどうか。これを読み解く知識がありませぬ。

 

その点Strymonはスキがありません。

Ob.1はラインレベルも受けれると明記されています。Strymon全般、ラインレベルOKステレオ入出力もOKというのが多いので、キーボーディストとか、宅録の人でもアウトボードとしても使えるわけです。

 

Strymonも高いので、まあギター界の貴族の一員ではありますが、いろいろと親切な心をお持ちなのがストライモン家。

 

しかし名門中の名門貴族たるAPI家くらいにもなると、「重ければローディーを雇えばいいじゃない」みたいな気位を感じるわけです。専用のACアダプタからかなり重いですからね、これ。。。

 

 

とにかく結論。

とりあえずいろいろいじってみた結果、すごく良い。しかし持て余す
。という感じでしょうか。

 

こういうのはじわじわと良さがわかってくるものである気もしていて、まあしばらくいろいろ実験してみたいと思います。

 

 

—–

コメント

タイトルとURLをコピーしました