ジュディマリの「そばかす」を絶賛練習中に、腱鞘炎で中断したわけですが、前回の腱鞘炎は肘周辺が痛かったのですが、今回は手首中心。
しかしだんだん治っていくにつれ、どの辺がどう痛いか徐々に分離してきました。
たしかに手首は痛い。
が、その痛み方は腱鞘炎っぽいというよりは、もっと鋭い感じの痛みでした。
一方で、ギターで指を動かしてる腱が、肘方向に何本か伸びているわけですが、これはこれで痛かった。
で、前回の剣道稽古の時、ほぼ98%くらい問題なかったのですが、稽古の中でたまに手首が変に伸びた時、ちょっと痛みがあった。
で、稽古から2日経ったわけですが、その瞬間にピキッと痛かった手首は、やはりわずかに痛む。
一方で、腱鞘炎の方はほぼ大丈夫で、土曜日の夜バンド練で3時間けっこうインテンシブに弾いた。その結果、ちょっとした重みは感じるものの痛いまではいかない。
ただ、どっかで繋がってる感じでもある。
というわけで、これは複合的なやつだったのではないか、と思っています。
・・・だからどうした、と言う感じではありますが。別に何も解決してないけど。
さて、前回稽古は絶好調だったのですが、まあ浮かれ気分が落ち着いてくるにつれ、もろもろ思うところも出てきました。
結局、減量効果で身体が軽く、速くなったとか以前より遠間から打てるようになったとかは、良いことではあります。ですが、まあ、結局そういうことはオマケだよな、、、と。
スピード等の改善はあくまで自分内比較であり、絶対的に速いか、遠いかというと別にそうでもないでしょう。
そもそも、フィジカルなところを、40超えてどうこう言っても不毛であろう、と。
よーいどん、で動き始めれば70歳前後の先生方より速いのはまちがいなかろうけれども、実際は稽古なんかすればボコボコにされるわけです。だから、攻め合い、機会の捉え方、動じない心(笑)などなどを鍛錬しない限り強くはならないよな、と改めて思ったわけです。
剣道の良いところは、年齢性別の差があっても、かなり長期間にわたって対等にやれることですね^^
もちろん、レベルの本当に高い競技的(と言ってはいけないが便宜上)な世界はまた違うのでしょうけれども。
そろそろ大会や昇段試験が近づいてきました。
特に昇段試験は、手続き上のミスやら行き違いやら出張が入ってしまったとかで、1年以上受験が遅れてしまいました。
当時は「別に次でいいやー」って感じでなんとも思わなかったけど、今思えば超時間が勿体無かった。今回は確実に受験したい。そして願わくば一回で受かりたいものです。
あと、大会。
別にそもそも強くないとはいえ、もうちょっとやれる感触があるのに、どうも空回りしてしまいます。
試合ってものに慣れてないなあ、と思います。
なんかどっか焦ってるんですよね、振り返ると。
そして、自分の試合などにあまり時間使っては申し訳ない的な謎のメンタルがありまして、いわゆる勝負強さというか粘り強さがないのが剣道における最大の弱点だと認識しています。
勝ちたい気持ちは強いけど、徹してないというか。
どこか最後なげやりになってると言わざるを得ないところがあります。
で、以前買ったこの本を読み返してみて、おお!と思ったことがあります。
P.175なんですけど、
相手にグーーッと攻めてこられ、旗も一本上がったりして周りも沸いている。その中で、「よし、捨て切っていくぞ」と捨てきるとだいたいダメなんですね。そんな場面で捨て切ってしまうと、半分投げ捨てている形になってしまい、相手に一本を与えることも多い。
・・・こ、、、これだ。。。
膠着してたり、相手のほうが強いとか、もう時間がなくて引き分けになる、とか思った時に、自分としては、もう思い切りよくやろう、とかおもってそうするのですが、大抵イマイチなのはまさにこれ。
宮崎先生が「8割がた押されていた」という試合を、どういうステップで自分の流れに持って言ったかということがインタビューで語られてるのですが、勉強になりました。
これからしばらくの間は、思い切りの良さとかは捨てて、時間がかかろうがなんだろうが、粘り強く少しずつ自分の形に持っていけるような粘着質なマインドセットに切り替えたいものだと思いました^^
見栄え悪かったりみてて面白くなくても、負けないことにこだわるようにシフトしようと決意した。少なくとも今の自分にはそういうのが必要だな、と改めて強く思いました。
というわけで次回稽古が楽しみです。
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