練習とかライブの動画みると、自分の演奏が前に走ってるのがいつも気になっていて凹んでおりましたw
弾いてる時は気づかないんですけど、後で聞くとこんな走ってるの?!みたいな。
特にパームミュートで刻むようなフレーズ、絶賛走るわけです。
まあ、気持ちが盛り上がってくると走っちゃいますよね。
ただ、2015年になってからだいぶ改善してきた気がします。また、自分で演奏中に走ってるのに気づけるようになってきた。
いや、まだまだ現役走り屋ですけど、だいぶマシになった、というだけです。決して走らないわけではないです。。。orz
自分なりに考察するに、走ってしまうのは、
バンド全体の音ではなく自分の音を聞いてる時
これに尽きる。自分の場合は、、、ですけど。
単に弾くのに一生懸命になり、リズムを聞いてるようで聞いてないのでしょう。
あと、リズムが前のめりにならないように気をつける時に、いろいろ考えた結果、自分ではこうだなという結論は、
リズムの拍に頭を合わせようとするとダメ
ということもわかってきました。
リズムがドン・タン・ドド・タン とあった時に、ドン!に音符を合わせて行こうとすると、結局、走る。
気分的には、ドン!が聞こえてから弾くくらいでちょうどよかったりするw
(あくまで気分的な問題で聞こえてから弾くのでは実際はダメです)
ピンポイントで合わせよう、という意識が強いとダメだった。
やはりバンド全体の音を聞いて、自分の音に注目するのをやめる。やめるというか薄くする。
それから演奏に合わせて、(脳内で)フレーズを口ずさみながら弾く。
これが一番安定します。
特にゆったりとしたリードフレーズなどは特にそうですね。
自分の弾いた練習録音と、脳内の口ずさみを同時にやると、どんな風にリズムが前につんのめってるかよくわかります。ちょっとではあるんですが、このちょっとが、落ち着いた演奏に聞こえるかなんかバタバタとした感じになるかの分かれ目だなあ、と思ったりします。
哲学的な言い方ですが、弾かないで、(脳内で)歌う。
最近の練習でも、主に脳内で、たまに口を動かして「ジャッ ジャッ ジャッ ジャッ ジャッ ジャジャ」とかやってますw
これやってると、ちょっとの走り、多分音符的には32分音符くらいのちょっとした走りが解消されます。あるいは途中で滑らかに補正できる、、、気がする。
昨日の練習録音を聴き直してるのですが、聴きながらフレーズを脳内で口ずさむと、自分や他のメンバーがどこで走るのか解りやすい。
単に集中して「どこかずれてるか?」という風に聴くのではなく、リラックスして脳内で口ずさむようにすると、はっきりわかりやすい気がします。
もう一つ、自分なりのコツがあります。
先ほど、リズムを合わせに行くとダメといいましたが、小説とかうねり単位にで合わせていくのは良い。
1、2、3、4のそれぞれに合わせてに行くと逆に走るのですが、
1、2、3、4 (イチ・ニ・サン・シ)
1、2、3、4 (イチ・ニ・サン・シ)
という小説単位で、小説の頭を取りにく感じだとわりと良い。
ピアノ習ってた時たしかこんな感じでアクセント付けてやってたなあ、、、と思い出しました。
パームミュートで刻むようなものは実際に弾き方としてもアクセントつける意識でやります。ロックだと露骨なアクセントはかっこ悪いので意識程度ですが。
速いリードフレーズも、1音ずつではなく、リズムのうねりの単位で合わせていくようにすると、少し弾きやすくなりました。
こうすると、仮に走っていてもテンポの補正がスムーズになる気がします。
・・・とまあ、走り屋なのでいろいろ工夫しております。
過去にも書いてますね。
ここでは、、、
足を動かすのやめる
とか書いてますwww
また何か気づきがあったら書きたいと思います^^
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