レッドブルのダニエル・リカルドが来季、ルノーに移籍だそうで、これは驚いた。
フェラーリとメルセデスのシートが空かなそうだというところでレッドブル残留は決定的かと思いましたが。。。
かつてのハミルトンが、弱い時代のメルセデスに移籍して結果的に大成功した、という風になるか、アロンソのようにマクラーレン移籍でジリ貧になってしまうか、、、これは難しいところ。まあ誰にもわからんですね。数年後は。
<レッドブル残留>
・ホンダのエンジン次第。相対的な競争力が今期と同じなら最も非力なエンジンで戦うことになる。つまり今期より悪くなる。
・とはいえ、ニューウェイがいる以上、車体は抜群に良い可能性が高いので、今期程度のエンジンでも優勝はできそうだが、チャンピオンになるには厳しそう。
・一発の速さでフェルスタッペンに若干押されてるので、このままだとチーム内勢力図が自身に不利になる可能性大。フェルスタッペンには劣るという評価が確定してしまった場合、2年後の大幅レギュレーションチェンジの際に、有利な移籍は難しい。
<ルノー移籍>
・戦闘力はレッドブルに明確に劣る。
・しかしなんといってもメーカー系ワークスで、車体からエンジンまで一括開発。よくなってくだろう期待は大きい。
・速さに定評があるものの、レース優勝経験のないヒュルケンベルグには勝てる自信がある。エースドライバーでありさえすれば2年後は有利な状況で迎えられる。
まあ、こんなところなのでしょうか。想像だけど。
2019年、2020年に関しては、レッドブルでもルノーでもさほどの差はないとみてるのかもしれないですね。その中で、ホンダが強いエンジンを作る可能性よりも、ワークスルノーの方が進歩が大きい、という方に賭けてるんでしょう。
リカルドにとってのワーストシナリオは、多分これ。
・来年のホンダエンジンが今期フェラーリのように突然めっちゃ良くなり、レッドブルはチャンピオン争いに絡む。かつルノーにおいて同僚のヒュルケンベルグに負けてしまう。
これだったら、レッドブルでフェルスタッペンと闘った方が良いだろうなあ。
ただ、これまでの感じだとヒュルケンベルグに年間の成績で負けることはなさそう。
ただ、予選はどうだろう。ちょっと調べるの面倒なのでなんですが、ヒュルケンベルグは年間通じた予選における対戦成績では、ほぼチームメイトに負けてないのではないか。
ただ、レース運び全般では、予選成績で圧倒してても終わってみるとチームメイトにランキングで負けてたりもするので微妙。順当に考えればリカルドが圧倒する気もする。
仮にルノーのマシンが不調で2年間中団グループに沈んでも、自身の評価を下げなければ、大幅にレギュレーションが変わる2年後に、チャンスがあるとみている気がします。すなわち、メルセデスかフェラーリに移籍するチャンスが。
メルセデスのハミルトンも2年契約だし、フェラーリのベッテルも2020年まで。フェルスタッペンも2020年まで。
超エース級が一斉に移籍(あるいは引退)する可能性がある2020年シーズンは要注目ですが、まあまだちょっと先過ぎますね。
とりあえず、来季はルノーのリカルド vs. ヒュルケンベルグがどうなるか、楽しみです。
それにしてもここでレッドブルのシートが空くとは。現ルノーのサインツが有力候補とのことですが、もしそうなったらサインツにとってはめちゃくちゃラッキーだなあ^^
—–
コメント