2024年になりました。あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
今年はお正月から地震に飛行機事故に大変な幕開けとなってしまいました。被災地には義援金等、自分にできることをしようと思っています。
さて、2022年、2023年はちょっとギターから離れていたのですが、今年は良い感じに復活したいなと思っています。
とりあえず新年一発目は、エレキではなくアコギになりました。
CollingsのOM-1JLです。
上の記事にも書いたのですが、コリングスのギターはめちゃくちゃ頑丈です。購入したお店で、「弦緩めなくて良い」と言われていたのですが、実際、購入してからほぼ緩めてませんし、1年以上弾かない状態で張りっぱなしですが、ネックは全く異変なしです。
これはすげえ。
このギターはめっちゃ音が気に入ってます。
音の粒は硬質なのですが、音色そのものはメローでスイート。例えるならば「たけのこの里」です。
クッキー部分がサクッとほぐれていくシャクシャク感と、チョコレートのスイートさがある音色。いやあ、素晴らしい。
弦は1年以上交換してないけど、それでも良い音と思える。
さて、このギターを年始に爪弾いていて、よしこのコード進行で久しぶりに一曲、、、というか1小曲?Audiostockに登録するようなBGM的曲を作ろうと思いました。
・・・
ところが全然上手く弾けない。
いざ録音となると、音の粒が揃ってなかったり、雑音が鳴りすぎたり、一部の音がかすれてしまったりが全部ボツになります。
なんだかんだで300回以上録音やりなおし。
テンポ落としてあとから自分の希望するテンポに戻すのですが、遅くしても弾けないww
2日かかってようやく使用に耐えるレベルにはなった(混ぜちゃえばアラが目立たない程度という意味)ので、メロディの録音にとりかかる。
そのとき、あ、せっかくだからD-28を出そう、と久しぶりに取り出したのがこのMartin D-28。
かなり久しぶりに引っ張り出しました。大真面目に2年ぶりかも?
どうだったかな、と思って自分のブログを検索する限り、最後に間違いなく弾いてるのは、2021年の1月ですね。。。半年前くらいに一回コンディション確認のために、様子を伺ったことはあるのですが、弾いてはいませんでした。え?そうしたら3年ぶり??
さすがにそれはない、、、と思いつつも下手したらそうかも。
弦を交換してじゃらんと弾いてみると、、、
ふおお、、、これはやはりすげえ。
カラッと曇りなく響く感じは最高としか言いようがないです。
コリングスのたけのこの里感とは違って、これはなんだろう。野外でドラとかを打ち鳴らしてるような気分というのか、とにかくためらいなく響く感じが気持ち良い。
コリングスに比べるとテンションが緩くて弾きやすいというのもありますね。
このD-28は実はれっきとしたヴィンテージでして、1959年製です。
私自身はさほどヴィンテージフリークではないです。が、このブログでも過去に何度も書いてるのですが、アコギに関しては明白にヴィンテージの音色が好きですね。
エレキも違いは感じますが、アコギの比ではないくらい、新品とヴィンテージは音色の傾向が違います。
録音物で違いがわかるかと言われるとなんとも言えないんですが、目隠しして自分で弾いて判定するのであれば多分わかるんじゃないかなと思っています(自身はない)。
簡単に傾向でいうと、新品は硬質で張りと塊感がある。ヴィンテージはカラッと明るく響く。
新品の迫力ある出音も良いものですが、ヴィンテージのカラッとした感じもとても良いのです。
なんというか自分くらいの腕だとヴィンテージのほうがギターを鳴らせてる感が出るんですよね、音色に。下手っぴでもただコードをじゃらんと弾くだけで、キラキラとして鳴り響くアコギの音色の魅力を感じやすい。
しかし一方で個体差というのもすごくありますし、pre-warマーティンを狙ったモデルなんかは新品でもすごいヴィンテーっじっぽい鳴り方するものもあった。
そう、アコギは個体差がすごいと思います。どれが一番良い音か、というのは自分にはわかりませんが、何本も弾いてると、これは好き、これはそうでもない、というのはあるので、アコギを検討される方はこれぇぇぇぇ!というのが見つかるまでしつこく試奏することをおすすめしたい次第。
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