ギターでも剣道でも、おそらく他のなんでも、スポーツだけでなくスピーチとかでも、ビデオで自分がそれをやってるところを撮影して、あとでレビューするのって非常に学習効率が高い、と思うわけです。
まあ今回は剣道の話なのですが。
今週末に試合を控え、なんとか調子がいい時の「感じ」を取り戻したいというのと、そもそも調子にかかわらず一枚うわてな相手にどう勝つか、、、というところで悶々としてます。
で、昨年末の部内戦の試合のビデオが最も直近の自分の剣道動画なため見直してみました。
この時は優勝したし、調子も良かった。半年ぶりに見ればなんか気づくかも。
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う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん^^;;;;;;;
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んorz
なんか、、、あんまり良くない。
ポジティブな面をいうと、あ、こんなん全然ダメじゃんと気づけたのは、昨年12月からここまでの上達の証と言えるであろうこと。
さて、なにが良くないのかというと、具体的には、打突の起こりが自分で思ってたよりわかりやすい。
最近、館長先生に言われてるのは、さてはこれのことか。
ようやくわかった。
具体的には、微妙にずるっと前にでながら打つ感じがある。
といっても、左足を継いでるわけではないです。
ぬ〜・・・スパン!
ぬ〜スパン!
実はこれ、自分では攻めながらぎりぎりまで様子見て打ち込んでるつもり、、、だったのですが、ビデオで今見るとあんまりそうなってないw
圧が効いた場合は良いのですが、そうでない場合においてリスク高いなあ、とみながら思った。
実は下手の相手から返し胴を狙われやすいのですが、ああ、これかあ、と納得した。
なんというか、ヤマを張りやすい感じなんだなと自分でも思いました。
・・・もちろん「ぬ〜」はほんの瞬間的なものです。字で読むほど「ぬ〜」とはしませんけども。
さて、
そこで具体的に感じた改善ポイントは、
・攻めをあともうちょっと深く入る
・タメでしっかり左足に乗っておく
です。
そうすれば、ぬ〜は限りなく短くできるはず。結局ぬ〜は、最後間合いを微妙に詰めてるわけです。
その改善のために考えてる方法論は、
技の起こりを、身体の前進からではなく、竹刀を振り上げる動作からにしたら良いんじゃないかということ。
要は基本の大きい打ち方と同じにしたいということです。もちろん竹刀操作はあんなに大きくは振りかぶらず、あくまで竹刀の先端が上を向くくらいの小さな振りかぶりにしますが。
自分の場合、身体の前進のほうが意識が強い感じがしています。いや、ビデオ見ると動きとしては実際は同時なんですが、自分の意識としては身体を前に押してから竹刀振ってる感覚があるのです。まず蹴ることが打突のきっかけになっているというか。
それを竹刀の振りかぶりを先にする意識でやってみたら、自分のクセが矯正されるんじゃないかなー、と思ったわけです。
基本の打ち方をするのであれば、完全に静止した状態から左足で蹴って届く間合いに入らないといけません。当然、基本打ちでもそうやってます。
これを試合の速い動きの中でやるためには、間合いに入ったときに、きちんと左足が準備完了になってないと、スピードに劣ってしまいますので、攻め入って間合いに入る際にはそこを十分意識しておく必要があります。
本当は意識しなくてもそうなるくらいたくさん稽古する必要があるわけですがw
あと、振りかぶり始動にすることで、うわずるような感じが軽減されるのではという期待です。
結局、現在は足で蹴る始動ですが、竹刀は速く届かせたいのでその結果、ちょっとうわづりやすいと感じています。
チャンスと思ったときに、前にはなんとなく出るんだけど、竹刀が上ずって当たらない、あるいは弱い、ということがよくあります。
まず竹刀を振りかぶる、というのができれば常にちゃんと腰が入るんじゃないかなあ、、、と。
一回、館長先生に、先生は竹刀と足とどんな意識ですかね?と聞いてみたら「同時です」と言われてしまったw
ただ、やっぱり今日改めて考えたのですが、自分は一回、基本の面の打ち方で小さく打ってみることを試したい。どうせ、その意識でやっても、実際には同時に動いてるように見えると思う。ただそこには微妙な身体操作の違いがあるはず。
ちなみに脳内シミュレーションではかなりいい感じだけど、身についた打ち方を強制するのはかなりの稽古量が必要そうな気がします。でも、まずはどんな感じか稽古で試してみたい。
明日なんとか区の稽古にいけたらいいなあ^^
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