自分的最強フィジコンSSL UF-8。
ですが、一つ明確な弱点がありました。そう、それはトランスポート(再生・停止・録音等のボタン)がないこと。
早送り・巻き戻しはジョグダイアルがあるのでまあいいとして、再生とか停止とか録音とかよく使うトランスポートボタンは、上のソフトキーというよりは専用ボタンが欲しかったところです。
ただまあ物理的にないものはどうしようもないとおもって諦めていたのですが、SSLはすばらしくスマートなソリューションを提供してくれました!
カーソルキーがトランスポートボタンに変身
このビデオの5分27秒くらいからUF8でどのようにトランスポートモードが動くか見れます。
ジョグダイアルを長押しすることで、カーソルキーがトランスポートモードに切り替わります。
上が再生。下がストップ。真ん中が録音。左右で早送り巻き戻しですね。
普段カーソルキーは画面の拡大縮小や、リージョンの選択、トラックの選択などに使用されるわけです。
まあ使うのは使うのですが、操作全体の頻度を考えると、このボタンがトランスポートモードになるというのはとてもスマートなソリューションだとおもいました。
さっそくやってみます。
ジョグダイアルはクリックと言うよりは長押しですね。長押しすると上の写真のようにカーソルキーが光り、トランスポートモードになったことがわかります。
そして、カーソル上の「NAV」ボタンとも併用可能です。こうするとカーソルがトランスポート、ジョグダイアルでソングポジションを移動できます。
上で再生。下でストップというのに若干の慣れが必要ですが、まあ使ってれば問題なく慣れるでしょう。これは非常に便利で、自分的にはこれでUF-8。完全体になったと感じました。あとはあえていえば、LogicでのNudgeキーを効くようにしてほしいけどまあなくても大丈夫です。
とにかく今回のトランスポート機能は素晴らしい。これほんとに素晴らしいアップデートです。このトランスポートモード搭載により、心底からUF-8,おすすめできるようになりました。
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