これで完璧!SSL UF1爆誕

プロ用機材メーカーとして確固たる地位を固めているSSL。そのSSLは最近、天上界のみならずハイアマチュア界、あるいは私のようなただのオタク界のレベルまでご降臨くださっています。

同社のUF-8はこれまでの自分のフィジコン歴で最強であり最も使用しているものです。

これはほんとによくできていて、なんというかフィジコンで初めて「ちゃんと使える」感じがしており、実際、たくさん使っています。

しかし大きな欠点が。

それはトランスポートがないこと。

これにトランスポートとジョグダイアルさえ付けば、、、そう思っていました。

このファームウェアアップデートにより、かなり利便性はましたものの、最もよく使うトランスポート。モードを切り替えて使うというのはやはり今一つな部分はあるわけです。

そこにきたのがこれ。

ああああ!もう完璧。見ただけでこれで完璧です。

単体としても素晴らしい上に、UF-8と合体させれば完全無欠体になること間違いなし。

ロード・オブ・ザ・リングのパロディですね。「1 To Control Them All 1つのUF-1がすべてを統べる」って感じでしょうか。

目を引くのは右の大きなディスプレイですね。

ここはまあこのように、かなり精細なディスプレイですね。UF-1に付属するSSL MeterというプラグインをDAWにいれれば完全連動するようです。

むう、かっけえ。。。

これはSSL専用プラグインなわけですが、通常のプラグインの場合どのような表示になるのか気になりますね。

UF-8との合体の図。

こうするとUF-1のジョグホイールはジョグホイールにしたまま、UF-8のほうはFocusにしたりバンクセレクトにしたりとアサインが可能になるようです。

さて、このUF-1のトランスポート部分ですが、さらなるディテールの検証が必要ですね。

トランスポートが動かせたりスクラブできるのはあたりまえでしょうけども、サイクルの設定やパンチイン・アウト、トランポ位置でリージョンの分割、ナッジとかができるかどうかが重要です。

そういう意味では、上部の4つのボタンのアサインメントとかが気になる。細かいところは実機が見れない以上マニュアルを読むしかないですね。まあ、UF-8とプロトコル同じなわけで多分できるとおもいますけども。

一応マニュアル読む。

ふむふむ。。。

まず、標準トランスポートの上にある6つのキーですが、これはユーザーによるアサイン可能なようですね。するとここにサイクルのON/OFFやメトロノームのON/OFFなど、ぱっと手が届くと便利な機能をアサインすると良いですね。

マニュアルを読むと、ソフトキーにはV−POTアサインがされるわけですけども、これ、UF-8と組み合わせたときにどう動作するのだろうか。

例えば、UF-8でめちゃくちゃ良く使うのが、EQボタンで、ミキシング時にEQボタンをダブルクリックすればすぐにLOGICのチャンネルEQが立ち上がり、即ローカットができてこれはほんとにマウス操作より圧倒的に速く直感的で便利なのです。

ただ、UF−8上でソフトキーのモードを切り替える必要がある「場合」もあって、それがやや面倒といえば面倒。

たとえばUF-1のEQボタンを常時表示させっぱなしにした場合、かつ、UF-1のフェーダーはマスターを指している場合、EQボタンを押したら現在UF-8で選択中のトラックにEQが立ち上がるのか、それともマスターに立ち上がるのか。

これくらい細かいのはやってみないとわからないけど、多分、選択中トラックに対して立ち上がってきてくれると思うんだよなー。そうだといいな。

あるいは、V-POTはUF−8側にアサインしておいて、それ以外のコマンドをUF-1側に常時アサインというのもいい。うん、そっちのほうが使いやすそうな気もしてきた。具体的には、トランポ位置でリージョンを分割と削除を入れておきたいです。

さて、このUF-1。

単独でもめちゃくちゃいいし、すでにUF-8を持ってるユーザーにも最高。

こう考えると、8フェーダーのUF-8とトランポ中心のUF-1を製品として分割するのは非常に理にかなってるのかも。

なんと初回完売。。。これは人気出ますよね。

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