さて、昨日のコンプ比較の続きです。
やはりDual Vandergrphがすごく良いのですが、他に定評あるバスコンプというとなんだろうと言うと、有名どころはManley Vari-muです。UAD2にもあって少し前にデモをスタートさせたのですが、気づいたら期限切れ。。。orz
そこで調べてみると、Vari-muに関してはUAD2よりも、Pulsar Muというのが大層評判良いことを知る。
早速デモをダウンロードしてみました!
もっちり厚みを増すPulsar Mu
さて、ざっと使ってみると、、、
おお。。。
これは、、、
いい!
これもDual Vandergraph同様、通してかけるだけ「いい感じ」になります。もちっと厚みを増しますね。
と言うわけで早速アコギを録音してテストしてみました。
2本のアコギフレーズのバスコンプとして
とりあえず左右で違うフレーズ弾いたものをバスにまとめ、そこに対してPulsar MuとDual Vandergraphをかけました。
セッティングはMuになるべく合わせています。Muは、LIMITとCOMPの2種類からモードを選ぶのですが、LIMITのほうにしています。これで、レシオが1.5:1。
対するDual Vanergraphは1.5:1というのがないので、1.2:1でやってみました。この時、アタックが30msec、リリースが100msecになりますので、Muのほうも大体そんな感じかなあと言うあたりに合わせてます。
アタックは多分一致してますが、リリースがよくわからんですね。前回記事同様、大体おんなじようなセッティング、と言う程度の厳密さで比べています。
Dry
ボリューム差が大きすぎたので、書き出す際にフェーダーで音量だけあげてます。録音したままでなんの処理もしてません。
Pulsar Mu セッティング1
Pulsar Mu セッティング2(INPUT GAINでプッシュ)
Dual Vandergraph(実機)
感想
作成途中に繰り返し聴きすぎて、わかんなくなってますw 1〜2日時間を置いてから追記するかもしれません。
さて、どちらのコンプもかなり気に入りました。同じように音の厚みを増してくれます。先日のこの記事の際に試していれば、Dual Vandergraphと同率1位か2位かになっていたでしょう。
同じように厚みを増して低域の量感豊かになる感じのコンプですが違いはあります。
なんというか、
Dual Vandergraphがマッチョでキレッキレの感じになるのに対して、Muは水泳選手の肉体美になる印象です。
Dual Vandergraphはこれです。パウロコスタです。ザ・マッチョ!
これに対してMuは、水泳選手ですね。
イメージですが、こういう違い。
どちらも分厚く力強いのですが、muはもっともちっとしてるイメージ。
Dual Vandergraphのほうが分離がよく音と音の間にスペースがある感じがします。muのほうがよりGlueというか接着してる印象がありました。
muのセッティングによる違いは
muは二つ音源がありますが、次のようなセッティングの違いです。
セッティング1はスレッショルドをミニマムにして、-3dbまでいくギリギリのインプットゲインにしています。
一方のセッティング2はインプットゲインをガツンとあげてスレッショルドで-3dbになるように調整しています。要はインプットゲインで突っ込んでるということです。
そんなには変わらないのですが、セッティング2のほうが狭いと言うか、ちょっと飽和感あって息苦しい感じは微妙にあるかなあ・・・?セッティング1はインプットゲインをもっと低くできたほうが差が出たかもですね。
muは、COMPモードよりもLIMITモードの方が激しくコンプレッションがかかるので、インプットゲイン突っ込んだ時の歪み感みたいなのはひょっとしたらもっと出るかもしれないですね。
しかしこれはいいなあ。ブラックフライデー期間だと6000円くらいだったので買っとくべきだった^^; プラグインってセールが激しいので定価で買いにくいですね。。。UAD2のももう一回デモしたいなあ。
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