4月の稽古(25回〜34回)

25回目

引き続き左手首をつかった初動を意識。

少しずつですが、以前よりまっすぐ相手を打てた打突が増えてきたような気がします。

一方で、超強B先生には良くなってきてるけど、残念ながらまだ合気になっていない、とのご指摘。6段、7段を目指していくにはこの合気が重要、というご指導でした。

一時期、攻めとはなんぞや、というのを試行錯誤していたときは、相手の打ち気みたいなものを感じることにすごく集中していましたが、ある程度わかってきた気がしてからは、以前ほどそこに集中してなかった気はします。

この辺も意識しつつ、でも今の重点は打突のフォームを矯正して、手の内の効いた、冴えのある打ちができるようになることが今の自分には優先順位が高いんじゃないかなと思っています。

26回目

超強B先生に、このところは相手の動きに対して反応するような剣道にすこしなっている。自分からの攻めではなく、相手に反応する感じなので怖さがない。試合なんかで若いのとやると、一方的に攻め立てられてしまうし、若者の動きそのものにはついていけないのでどっかで打たれる、という展開になってしまう。自分からの攻めで相手を合気に持っていくというところが重要、と教えていただきました。

結局強い相手とやると、攻め合いで負けてしまうので、合気に持っていく、、という自体ができないわけです。なので合気になる手前で打ってしまう、ということが起きてしまいます。先生からするとちょっとした誘いの呼び水だったり、軽い攻めでも、こちらとするとそれに反応してしまう、というか。

一方で、久々の先生と稽古したのですが、以前は結構惑わされてしまったところが、全然大丈夫になっていて、自分の地力の向上は感じられました。

27回目

力が下の人との稽古についてややうまく行ってない感じがあり、なんとかしたい。

自分としては、速度は抑えて、その代わり正確に綺麗に打つイメージでいるのですが、全力で行かないと、身体の動きも止まってしまいやすく、なんか手を抜いてるように見えてしまう気もする。。。

超強C先生のように、ゆっくり打ってるんだけど、とーんとしっかり抜けていくので、本気じゃないのはわかるけど手を抜いてる感じも一切しない、あの感じにしたいなあ。

ゆっくりできないことは速くでもできないはず、、、なのでもっとしっかり集中して稽古しなければ。

28回目

今日もなんとなく空回りする稽古。。。

稽古後、鏡をみながら左手首から打突を開始するモーションの練習をしていたところ、8段先生が、こんな感じだ、と手本を見せてくれました。

その手首の動きがなんというか、すごい。。。(語彙力)

自分は単に手首がくいっと動くだけなんですが、8段先生はなんかもっといろいろ連動してるような、、、1〜2回見せてくれただけなのでちょっとよく理解できないままなのですが、単に手首の上下動ではなくて回転も入ってるような動き方でした。

どうしても右利きの人は右が強くなってしまうけど、そこを直していくのが鍛錬ですから、とおっしゃってくださいました。

あ、今日の稽古で一点良かったのは、一緒に試合に出てた若手と地稽古して、今日は自分が全局面で勝てたところです。以前、試合前の稽古では相手の圧に押し負けていたのですが、今日は全然対抗できたことです。

直前に強い先生と稽古しておくと、圧に対抗しやすいのかもですね笑

29回目

2日連続稽古。

この日は、審査稽古に基本、地稽古という内容でしたが、審査稽古がどうもうまくいかないなあ。。。

ここしばらくは自分から仕掛けて崩して、、、というところに重点を置いており、相手の起こりを誘って引き出すみたいなところが薄かったかも。

自分から仕掛け、仕掛けというのをやってるうちに、合気というものをおざなりにしてしまっていたような気がします。もちろん、そこは別のものではないです。

ただ、ここ1年くらいの自分は、攻めて仕掛けて相手を合気の状態に連れて行くのではなく、攻め勝った状態を作ったら強引に打ちに行ってたような気がします。

多少の進歩はあるのでそれでも打てるというケースが増えてきましたが、ここらでちょっと壁にあたってる感じがありまして、それはおそらく、この合気の部分かなあ、、、と思い始めました。

また、剣友から、左手が横握りになってるので右が余計に強く出るのでは、という指摘を受けてはっとする。

この左手の横握りは以前も注意されたことがあり、直してきていますが、やはりまだちょっと横なのかも。

ちょうど左手首の動作について先生と話している際に、左手首を内側にいれるからこの辺がこうなるよな、、、なんて会話があったのと合わせて、おそらく自分はそこまで左手首が内側に入らず、横握り的になってるのでしょう。

これも次回の課題としたいと思います。

30回目

ちょっと書くのが遅れたらどんなんだったか忘れてしまった稽古30回目。。。

うーん、、、まあ特筆すべきことは何もなかった、、、ということなんでしょうね笑

31回目

所属道場の館長先生や剣友たちと遠征。。。というほど大げさじゃないですが、先生の別荘にお招きいただき、その地元道場での稽古をしてきました。

試合もしたんですが、あまりぱっとしない内容。。。

ものすごく振りかぶってくる方で、技の起こりが見えたと思って打っていくと、振りかぶったところにあたってしまう。

このタイプやりにくいんだよなー。。。

担ぎ技みたいになるので、受けも気をつけないとぽこんとあたってしまうことがあります笑

誘えば打ってくるので、打たせてすりあげて面とかで一本取れると思うのですが、前述のようにタイミングずらされると危ないので慎重に慎重に。。。

とやってると結構時間経ってしまった。。。慌てて攻めを強くしてちょっと強引ですが飛び込み面一本。

あまり良い内容じゃなく、案の定、先生にいろいろ言われてしまいました😓

32回目

この日は審査稽古からスタート。

落ち着いてしっかり打突の機会を見極めてやることができたので、出来は決して悪くなかったです。特別良くもなかったけども。。。

稽古は超強A先生、C先生にかかれず残念だったのですが、かなり疲れた。。。身体疲れてたみたいです。

33回目

区の稽古会。

この日は元立ちの先生が多くいらっしゃったこともあり、多めの稽古数をこなすことができました。

左手手動の打ちでいくつかすごく手応えもありました。意識し続けたことで、左手の使い方がすこし良くなったというか、身体のセンサー的に左手がどうなっているのかというのをすこし感じ取りやすくなってきた気がします。

34回目

所属道場の稽古。

これから4段・5段を受ける方たちが、まだ相手を引き出すとか、技の起こり、打突の機会というものに対してピンときてないように見えたので、相面の稽古をしました。

お互い攻めあうのですが、最終的には私から仕掛けて面にいくので、その起こりを捉えて面にきてください、というような稽古内容です。

この攻め合いをじっくり時間をかけて行うのがポイントです。通常の合面や出小手の稽古の場合、リズムでやってしまいがちで、そうすると技の起こりというよりは単なるタイミング合わせみたいになってしまいます。(自分がそうだった)

それでは技の起こり、打突の機会を掴めないので、この稽古では技前にかなりじっくり時間をかけていきます。

そうすると、ちょっと間が詰まったくらいのところでそろそろ打たないとという感じでもぞもぞする方たちもいます。あるいはちょっと竹刀を先に出してフェイントというのかかるく打ち気を見せただけで打ってくる方もいます。

そうではなくて、相手の身体全体が前にでてくる雰囲気というのか気を感じてその先をとる感じを掴めるようになるとぐっと実力がアップすると思っています。

さて、これをやっていると何人かは反応は悪くないのに全然打突が間に合わない方がいました。

なんか身体が上下するなあと思って、他の方と稽古しているのをみたら、ここ!というところで左足を踏みなおしています。

要は左足のセットができてない、ということでしょう。おそらくですが、右足に重心が乗りすぎていて、ここ!というところでまず左足に体重を移し替えています。それをしてる間に相手の打突はもう半分くらいの所まで来ていますから間に合わない。

構えや素振り、基本打ちのときから重心を意識するのが良いだろうなあ、と思ったので僭越ながらアドバイスさせてもらいました。

となると自分の微妙に沈み込む癖というのもこれの程度軽い版と言えるのかもしれません。というわけで、自分も構えや素振りのときからしっかり意識していこうと思います。

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