秋冬のライブ予定と大人のバンド活動について

さて!

だいたい半年に1回のペースでライブをやって楽しんでるわけですが、この秋冬はいろいろあってもう1つ追加。

まずは、

10月19日!

六本木のClub Edgeにて多分出番は20時くらいから。

これはアジアン・カンフー・ジェネレーションのコピーバンドでマーラさんがギタボです^^

この日は、ライブハウスに直接単独で申し込んでるので、終わったら即打ち上げに行きます。

いつも主催者のいるライブが多いので、全部終わるまで帰れない。そのため、せっかく見にきていただいてもすぐにみなさんおかえりになってしまうことが多いですが、今回は来ていただける方でもしお時間許せば、ライブ後、即、近場で一緒に飲み行きたいなあと^^

もう一つは12月7日。ここのところ連続で出演させてもらっている、アメフェスというイベントです。

これも同じく六本木Club Edgeかな?

演奏開始が17:50予定です。

こっちはパチモンのオリジナル(?)に回帰して、The Yellow Monkeyの曲を演奏します^^

さて、アメフェスの参加バンドは、我々を除くとオリジナルを演奏するバンドばっかりです。

そのうちのあるバンドが、ギターの方が脱退するということで、次回アメフェスは参加できない、というような連絡がありました。

いやー、大変残念。

何度かご一緒させてもらっていて良いバンドだと思ったし、袖すり合うも、、、というやつで、直接関係はないとはいえ、なんか残念。

それをうけて

やっぱり大人のバンドを継続するのは、継続自体が大変だよなあ、と改めて思ったりします。

大人のバンドが継続するには、

・メンバーの実力がおおよそ近しいこと

・活動に対する熱意・目的がおおよそ一致してること

・バンド練習日程が組めるライフスタイル(居住場所・時間・移動手段等)的一致

・音楽的な嗜好性がある程度、マッチしてること

・何事にせよ、求めすぎることのない大人対応

とでもいったような要素がメンバー全員に求められると思うわけです。

まあざっと書いたので言葉的にまとまりもないし、別にMECEでもないのだけどばっくり思うのはこういうことです。

これは超個人的な意見ですが、一番継続が難しいパターンは、熱意の量が違いすぎるケースだと思う。

これに、「譲り合う心の無さ/少なさ」がミックスされると、早期解散間違いないですw

でも、どんなに譲り合う心が大きかろうが、熱意の量が違うと限界はくる。

この熱意の量は、音楽的な嗜好性にも依存しますね。好きなやつだったらがっつりやりたいけど、そうでなければ気分が乗らない、みたいなのは誰だって感じることだけど短期なら問題になりませんが、長期的に見ると嗜好性のずれたものをやり続けるというのは不可能。

嗜好性の別の現れとしては例えば、好きなバンドのコピーしてる時に、ギターの人が技術的に上手いからと言って原曲のソロをまったく考慮・練習せずに適当にアドリブで弾いてしまうことに対して、

「いやいや、ちゃんと練習してよ」

と思うか、

「丸コピしても意味がない。これが俺らバージョンだから良し」

ととるかというのもありますね。

ちなみにパチモンでは、特に話し合ってはないけど暗黙の了解として「可能な限り原曲に忠実なフレージングでいくけど、グダグダすぎる場合はその限りではない。でも一応努力した上で総合的に判断」という感じかな?多分。

ただこれも演奏の実力に差がありすぎる場合も、なかなか難しい。

コピーしようとしてるけど上手く弾けない、ということもあるわけで、それに対してイライラしてしまうようなこともあるでしょう。これも差がありすぎるとどこかで限界がくる。

あと、練習日程合わせようと思っても、お互い社会人なのでただでさえ難しい。これが全く合わないと、白けてきますし、実際継続が難しい。

・・・というように、基本的に大人のバンド活動は継続する方が難しい。

いろんな要素が、なんというか一定範囲内に収まってないといけない。

そんな中、「パチモン」は結構続いてる。

多分、上に書いたようなことがいろいろちょうど良いからだと思いますw

他のメンバーがどう思ってるのかわかりませんが、中でも特にパチモンの継続のポイントは、バンド活動の目的みたいなものがなんとなく合致していて、あと、みんな大人の対応ができるから、なのかなあ、と。

バンド活動の目的、、、なんて話し合ったこともないし、自分自身も明文化したことないのですが、この記事書いてるから今考えてみると、自分の場合、

単にバンド形式で演奏することが楽しい。

ということに尽きる。

だから一緒にやってる仲間には感謝・感謝なわけで、自分のこの楽しみは他のメンバーがいて初めて成立するものであるからには、当然他の人が同じように楽しめているかは気になる。

だって、自分以外みんなあんまり面白くなかったら、、、そりゃ終わってしまいますから。

ということは、同じように自分自身が楽しめていることも重要ですね。

楽しくやるためのもっとも簡単な方法は、好きな曲をやることですが、どんな音楽が好きかはやっぱりみんな全然違うわけで、たまたま最小公約数、、、というか共通点としてあったイエモンで集まって結成しましたが、ずっとそればっかりやってたら行き詰まるのは目に見えていました。

そういうこともあって、何年か前から選曲権自体、メンバーの持ち回りにしたというのもあります。

ですが、ライブの時は一定のまとまり感もほしいから、いろんなアーティストの曲をごちゃっと混ぜるということはあんまり自分は好まないです。今のところパチモンでは、企画ごとに特定のアーティスト1本に絞る感じにしています。(HIDE+X Japanはありみたいなのはあるw)

これは暗黙の了解にすぎず、ちゃんぽんしちゃだめってことではないんですが、今のところ、ライブごとにアーティストは1つにした方がいいかなとおもってます。

というのも、前回のLuna Seaをやった時に思ったのですが、少なくとも誰か一人がちゃんと「好き」じゃないとダメだな、と思ったからです。

全員じゃなくていい。全員は無理。ですが一人は確実に「好き」なものを選ぶ。

こうすることで、ライブ当日に向けての求心力とか、自分たちなりのこだわりとかそういうまとまりもでるし、モチベーションも維持しやすい。

うーんこれ書いてて気づいた。

やっぱり自分はパチモンにおいては「バンド演奏を楽しくやる」ということと、そのためのスキームそのものを大事にしてるんだな、と。

よく対バンの人に「パチモンはオリジナルやらないんですか?」と言われるんですが、全然その気にならないのはこのためですね。多分。

自分自身はオリジナルはやりたい気持ちはすごいあるんですが、それはパチモンではないなー、と思う。

一部のメンバーとやるというのはなにかのきっかけがあればあるのかもしれないけど、少なくともパチモン全体ではまずないと思う。それこそ目的からして合致しないだろうからまったくバンドとしての求心力を保てないと思われる。

私の場合、オリジナルをやりたいというのは、好き勝手に粘土をこねるような感じで、なんとなく好きな感じのサウンド、歌詞もメロディも編曲も含めて何ですが、そのサウンドの構築そのものが楽しいし興味がある、ということであって、なんかすごいパーソナルな感じがしてるんですよね。

だから創作する楽曲をもって「他人に」何かを伝えたいというモチベーションはほぼない。よくアーティストが言う感じだけど、音楽を通じてみんなに挑戦する勇気を与えたい、みたいなのは自分の場合あまりぴんとこないです。

結果的に元気もらえました!と言ってくれればそれは嬉しいだろうけど、他人に元気とか勇気を与える「ため」に曲を作るという感じでもない。

他の人に聞いてもらって良い曲だとは思ってもらいたいですけどね、当然。

絵でも文学でも粘土でもなんでもいいんですが、あ、ここのこの感じはうまくできたな、良いね、やった!みたいな、そういう内省的、、、というか上にも書いたけどきわめてパーソナルな楽しみな気がする。だからバンドで曲のタネを持っていった結果、ベースラインがイメージと違って、かつ気に入らなかったら我慢できないし(気に入ればいい)、ドラムパターンとかフィルとかも気になるだろう。歌い方とかもそう。結局、突き詰めると自分の言う通りに演奏しろ、ってことになっちゃう気がする。

それで成立するならそりゃあラッキーだけど、複数人数で楽しむ趣味としてはなかなか難しいだろうな、と。

人との共同作業の創作はもちろんやりたいんですが、趣味としてやるには、主体がどっちにあるかがはっきりしてたほうがいいかな、と思う。

つまり、誰かの曲にヘルプではいるのか、逆に自分の曲に入ってもらうのか、があらかじめ決まってればやれるし、やってみたい。それはあらかじめ、引くところがはっきりしてると言うことです。意見やアイデアは遠慮しないけど、最終的に誰が決めるか、どの辺で諦めるかがあらかじめ決まってるということ。

そうではなくて、イコールな立場でお互いにぶつかりながらバンドとしての曲を練っていく、、、なんてのは正直全然やりたくないですw 実際問題として時間足りないし。

バンドは無理でもユニットならまあそういうスタイルでも可能だし興味もあるんですが、、バンドで4〜5人もいたらちょっと無理だなー、、、と思ってしまいます。

、、、と思いつくままにだーーーーーっと書いてたらすごい話が曲がっていった^^;;

いろんなところ行きすぎました^^;;

とにかく10/19と12/7はライブなのでアメブロ友で来れる方がいたら嬉しいです、って話でした。

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