すごいものを買ってしまった。
ギター人生初ヴィンテージじゃないかな。。。
・・・
さて、、、
これはちょっとすごい、、、
そう、、、ちょっと前に書いたテープエコー。
その本物。
かのEchoplex EP-3です。
もともとは、少し前の記事でこれが興味あるということを書きました。
Fulltoneが出している、EP-3の復刻版というべきもの。
これ、、、内外価格差ありすぎです。
海外から買ったろうかと思いましたが、日本へのシッピングを断ってきますね。
海外の買い物代行とかもありますけど、まあいいや、、、と思ったところ、本物のEP-3は、半額以下で買えることに気づいた。
もっともヴィンテージだと状態わからないし、電気製品などは、原則として新しいものの方がいいに決まってると思っている私。
すこし悩んだ。
ただ、まあEP-3は、ケンタウロス様などと並んでギター界の聖なるアイテムの一つだし、自作でEP-3のプリアンプ作ろうとしてるから本物知りたいし、ディレイ野郎としてテープディレイ興味ありすぎまして。。。
魔法の弁当箱。
あけると、、、
渋い。
電源コードが横に格納されてるのも実にナイス。
ふたを開けると、テープが。。。
なにこのテープ。
可愛い^^
さて、早速動画撮ってみました。
不動のメインディレイ、TIMELINEとも比較してみました。
あと、めっさ気に入ってるものの実戦未投入のMoogのMF-104とも比較しました。
とりあえずクイックにとってみましたので、雰囲気だけ。
EP-3は、、、ウォームですね。
そしてリバーブがかかったかのような雰囲気がでます。
ローファイなくせに、原音とディレイ音の分離が良い。これは意外。
噂のプリアンプは結構効いてる気がします。
ハイが落ちます。TS-808とこの辺は一緒。
あと、コンプがかかった感じがあります。
この組み合わせの結果、音が全体的に太くなる感じです。
分析的にいうとこんな感じなんですが、とにかく、EP-3を通した音の雰囲気は素晴らしい。正直、期待以上。
ずっと弾いてたくなるというか、外すと寂しくなりますw
これ、、ちょっと感動的です。
ただ、ギターの原音をなるべく忠実に出したい、という方の好みからは確実に離れます。
いろんな意味で減衰しまくってます。自宅音量のクイックな感想ですが、CDで聞いてる音っぽくなるというんですかね。生々しさは減ります。リバーブ感がでるせいかもしれないです。
しかし心地よい。
ところで、ライブとかでギタリストがなんのディレイ使ってるかなんか、とてもじゃないけど分からないと思います。そういう意味では、現代のディレイペダルならばなんでも良い音がすると言っても問題ないかなと思います。テープエコーなんて手間のかかるもの不要であると言い切れます。
でも、一人で音を楽しむという観点では、テープディレイってすげえ、、と思いました。EP-3を通したギター音の太くまろやかな粒と、ざらついた質感は、早くもクセになりそうです。
さて、比較したの他のペダルの感想も。
Moogはやっぱり好き。
ディレイ音はダークだけどとても存在感があります。
TIMELINEは、以前もどっかの記事で書いたのですが、ディレイ音の減衰が早い気がする。
これは特にいじるパラメータなさそうなんですよね。
なので、リピートタイムを大きめにしても、ディレイがすぐ消えてしまうような感触。減衰が早いのかディレイ音のアタックがぬるい感じなのか。
とくにコードなどを弾いた時に、EP-3やMF-104は、きっちりディレイ音が聞こえますが、TIMELINEは溶け込んでしまう印象。
私の設定が悪いのかなあ。。。また明日やってみよう。でも、実は毎回そう思ってるんですよね。無敵のTIMELINEの数少ない弱点な気がします。
そんなわけで音に関してはある意味期待以上のEP-3。
さっそくトラブルってわけでもないけど、いろいろ要調整なところがさっそく発見できました。
また改めて書きたいと思います^^
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