稽古12回目・13回目(試合直前と直後)

2月19日の東京都剣道大会直前の稽古として、平日の夜、所属区の稽古にいってきました。

まあこの日の稽古は、、、身体は動くものの、なんとなくバランス悪い感は否めませんでした。しかしもう試合前最後の稽古なので、とにかく身体動かしてほぐすようなイメージでやりました。

で、肝心の試合は、、、

・・・

自分の試合は0−0の引き分け!

動画が撮ってないのですが、相手チームが撮影している様子だったので、いただけないか知り合いづてにお願いしています。

それを見てから改めて書きたいと思います。

負けはしなかったものの、やはりなんか消化不良感があるので、夜も稽古に行きました。

そこで、複数の先生方に同じ方向性の指導を受けました。ということはこれが次の課題に違いない。

技術的な面では、左手をもうちょっと押し込めると良い、ということ。

左手がもう少し上に上がってきて振れると、仮に相手が避けても竹刀がしなって当たってくる。現状だと左手が立ってしまっているので、もうひと伸びがない。

別の先生にはもちろん別の指摘をされるのですが、とはいえ、家に帰って言われたことをじっくり考えてみると、結局のところ同じことを指しているような気がしてきました。

もう一つは、攻めの組み立て。

相手の竹刀を殺し、こちらが乗った状態にしておく意識は功を奏して、ずいぶん打ち勝ちやすくなったものの、それは攻めの一つの形に過ぎず、その単調さを咎められるような形でぼこぼこにされましたw

普段は「はいまたがんばりましょう」としか言っていただけない尊敬する超強先生Aに、今日は「他の人とやってるの見たら良い小手を打っていた。あの小手を意識させて組み立てるともっと面が活きてくる」という趣旨のことを教えてくださいました。

いやー、うれしい。

もうひとり敬愛する超強先生Bにも、剣尖をつかった点と、身体全体の面で押す攻めとを使い分けること。例えば、相手の竹刀を押さえて取り戻したところの小手を見せて刷り込んでおくことで、一瞬相手が小手かもしれないと警戒したところを面にいけるということもあるということで、ここでも攻めの組み立ての指導を受けました。

これまでは、打突の機会を掴み、攻めの強さを磨こうということで、七段の元立ちの先生には意図的に面しか打たなかったのです。

そうしてるうちに、徐々にいろんな先生に面以外も打て、と言われてきたので、そう言ってくれた先生には面以外も打っていたのですが、この最も尊敬する二人の先生には一切言われなかったので、ずっと面しか打ってませんでした。

応じ技も一切せず、避けることもせず、自分が攻めて飛び込み面、あるいは先生が動いたところを相面、ということしかせずに2年半以上稽古していたのですが、ようやくこの2人の先生にも他の技も打って良い、と言われたような気がします。(直接的には言われてませんが、内容考えると面以外も打ってこいと言われている気がする)

というわけで、なかなか手応えのあった稽古13回目となりました。

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