稽古47回目と謎の湿疹

木曜日の朝に、「あれ、なんか虫にたくさん刺されたかな?」というような感じで、手首が痒かったのです。

金曜日の夜くらいになると、結構それが広がったり腫れてきちゃったりして、ああ、これは蕁麻疹っぽいな、と。

 

土曜日になるとさらに拡大して、なんかだるい感じにすらなった。

そして日曜の朝。

 

 

・・・やばい。

キモい。

 

自分の右腕がかなりキモい。

 

水ぶくれなどもあり、とびひになってる感じでもあり、もうゾンビっぽくてキモい。

 

コトここまでに至ると、病院に行く他ないという感じなのですが、皮膚科って土日休みがおおいですね。仕方ないので明日まで病院はお預け。

 

だるい感じはもうなかったので体調は悪くないのですが、いかんせん腕がキモすぎて、これで剣道やったら道着や小手の隙間からみえるゾンビ肌にみながぞっとするコト請け合いでした、それに道着で直接擦れるのもよくなさそうな気もした。ですので、とりあえず包帯とかそういうのを買いに行く。

 

次男を稽古場所の小学校で落として薬局に向かうも、近隣では10時スタートの店が多い。ただいま時間は8:30すぎ・・・

仕方ないのでいろいろ検索して、ちょっと先までいって9時から空いてるドラッグストアへ。

 

で、特にキモいところに絆創膏的なものをあてがい、その上から包帯でぐるぐる巻いてゾンビ肌を隠していざ稽古へ。

 

・・・とおもったら道着を入れ忘れた。家に取りに帰り、ようやくいざ稽古へ。どうやら後半の1時間には参加できそうな感じでした。

 

 

道場に着くと、試合・審査が近いため、小学生がまず試合稽古をしています。

ちょうどうちの息子がやってます。

 

するとクッと間合いをつめて、「こてーーーー!」

 

おお!

これはいい小手。一斉に旗があがります^^

 

良い一本だったので、周りで見ている大人メンバーも「おおーーー!!」とざわめきがあったので、本人、たいそう気を良くしてるのがわかりますw 鼻がぷくっとふくらむ感じww

 

その後、相手の引き胴を防いで、そのまま面を打ち2本勝ち。

これはいい内容の試合でした^^  

 

もう1試合も飛び込み小手を決めて1本勝ち。

かなりコテが使えるようになってきました^^

 

 

 

さて、私の方も審査稽古に参加。

最初のお相手は、少し前の部内戦でも優勝し、区大会でも優勝経験あり、剣友会の中でも図抜けた力を持つSさん。(以前の記事ではイニシャル違ったかもw)

 

いやあ、やはり強い。速い。

 

剣道経験者でないとわかりにくいですが、試合と審査の稽古はちょっと違います。

より高いレベル、理想に近いレベルでは一緒だという話はあるかもしれませんが、実際的には違う。

 

端的にいうと、審査稽古は自分の持っているものをちゃんと出す、というところが大事であり、試合は勝つこと(あるいは負けないこと)が重要です。試合の結果としての「勝敗」が大事なのではないです。勝敗をかけて戦うことが大事という意味です。

 

どんなに無様で劣勢でも、1本取りさえすればいいというところがあるので、地力の差があっても、勝敗はなんともいえないところがあって、「本来負けるはずない相手に負けた」なんてのはみなさん、たくさん経験してるとおもいますw

 

あと、例えば団体戦なんかだと、相手の方が強いな、、、と感じたら、もうリスクの高い打突はせずに、防御しまくり、鍔迫り合いもなるべく離れないで時間を稼ぎ引き分け狙い、、、なんてのも、「実際的な」側面においてはアリです。

 

 

でも審査稽古だとそういうのは「絶対ナシ」です。

 

逆にいうと、相手に打たれても即落第ではない。打たれてもいい、、と言い切ると語弊があると思いますが、打たれることよりも、自分がちゃんとその段位にふさわしい技量を持っているかどうかを見せる方がより重要と思われます。

 

 

もっと端折っていうと、審査稽古では、相手の打突をただ受けるというのは、マイナス評価です。絶対しちゃダメってことではないですが、それが続いたら確実にマイナス。なので、乱暴な言い方ですが、要は相手も必ず打ってくる。

 

相手も必ず打って出てくるのがわかってるとどうなるかというと、要はこっちの有効打突が決めやすいわけです。試合よりははるかに。

 

でも、さすがに4段以上とかだと、単に打ってくる人もいないので、きっちり攻めて引き出すと言うことが必要ですが、そこに試合的なごちゃごちゃした駆け引きがなくなるので、純粋な、、、というと変ですが、まあ素直な攻防の結果がそのまま出ると思うのです。

 

そういう意味で、審査稽古って地力の差が見やすいのかな、、、と思ったりもします。

 

 

さあ、その地力の差が出やすい審査稽古で、Sさんとやった結果・・・

 

 

 

で、相手の有効打突3〜4本。私ゼロ。

 

まあ、、、こんなもんだろうなww

 

こんな感じだと思った^^; それくらいの差はあると思った。

試合で彼に引き分けることは可能だと思うし、何回かに一回は勝てるかもとは思っていますが、やはり地力が違うなー。

 

 

その後、地稽古もお願いし、稽古終了後、アドバイスをいただく。

まあ、先生以外にアドバイスとかもらう習慣が大人会員の間で蔓延すると、あんまり良くない部分がある、、、と思っていて、指導するのは先生だけ、というのがいいと思ってるんですが、Sさんにはぜひ直接聞いてみたいと思ってお願いしてみました。

 

いやーアドバイスなんてなんにも、、、と案の定おっしゃってくださったんですが、私の方から質問というか、ここはどういう感じなんですか?ああですか?こうですか?といろいろ聞いてみました。

 

知りたかったのは、その方は、ぐっと入ってきて待機状態というか溜めに入るわけですが、ここでの左足の荷重がどうなってるかということ。

 

私は最近、ここでとにかく左足に乗っかる!というのを意識してます。

でもひょっとしたらそんなに左足には乗っからないのか?とか、思っている以上に左足に体重かけるのか、とかその辺の加減とか考え方を聞いてみたかったのです。

 

結論からいうと、左足の乗っかり加減は自分が思ってた通りだったのですが、一点、

 

「左足をしっかり張っていくと、腰が逃げやすいので、同時に腰を入れるというのを意識してます」と。

 

 

で、やってみたら、あ、たしかに左足に乗ろう乗ろうとすると、気持ち、腰が逃げるな、というのが実感できた。

で、そこでぐいっと左腰を前に出すと、バネがます感じがありました。

 

こ、、、これは・・・!

 

このバネが増す感じは結構たまらない。

明らかに、今までより遠く、速く行けそうな気がする!!

 

 

次の稽古が待ち遠しい。これを試してみたいです。

 

その前に湿疹なおさないとなー。。。

 

 

 

 

 

 

 

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