先日の稽古のこと。
このところ、好調をキープしていて慢心しており、その結果、調子崩した^^;
パカパカ打たれるし、こっちからは決まらないし、非常に調子悪かった。
むう、、、悔しい。昨日からもやもや反省してるのですが、要因については見えてきたので書く。
まずこのところ、調子の良かった要因は、
・従来、あまりにもうっかり負けが多すぎた。改善のため、一足一刀の間での攻め合いが慎重になり、工夫するようになった
・打突フォームの改善、体重軽減、筋力増加等による全体的なスピードアップ
にあると思っています。
一方で。
昨日、内容が良くなかった理由は、
・スピードに任せて攻めができてない
ことによるだろう、と。
で、なんで攻め合いが急にダメになったか。
別にできてたことができなくなったわけではなくて、改善しようとしている「ある事」がうまくいかず、全体がそれに引っ張られて良くなかった、ということかと。
何を改善しようとしてたかと言うと、「もう一歩中に入る」というところを試行錯誤してたわけです。
ここ2〜3ヶ月の館長先生との稽古では、もう半歩入れれば安定した打突ができる、というケースを多く指摘されていました。
相手が出てくるときは良いのですが、自分から攻め崩すときは、ちょっと間合いが遠い、、、というか。
少し遠いので身体が伸びるので、その後どうしても上に跳ね上がるような感じになりやすいようだし、相手を完全に崩すにはあと半歩、、、あるいは半歩の半分詰める必要がありそう、、、とかまあそう言う風に感じていたわけです。
さらに一方で、
少し前ですが区の練習場に行った際に、素晴らしく強い方がいて、その方との稽古の際にも、攻め勝ったと思っていこうとする瞬間に、喉元を竹刀で抑えられて「まだ早い」「まだ早い」と指導いただいてました。
で、実際その方の打ちときたら、一足一刀の攻め合いしてると思ったら、ふっと中心を割られて前に出てきて、そこから面。全く反応できずに打たれてしまいました。一歩入ってきたのはわかったのですが、全然反応できませんでした。
これはすごい。こういうの打ちたいと思っていたのですが、ここ最近の館長先生との稽古で、その辺が繋がってきました。ああ、ああいうことかもしらん、と。
で、先週、あるお相手と地稽古で、一足一刀でやや膠着した感じになりました。少しの誘いでは引き出せないし、崩せもしない。
別にこれ焦る必要ないのですが、一方でなんとなく間が抜けてるとも感じたのです。
そこで攻めが優勢になったと思った瞬間にぐっと前に強く一歩入って面に行ったところ、綺麗に決まった。
お相手は反応できてないように見えました。
こ、、、これだ。。。
正直、この一本の取り方はめっちゃ気持ちいい。
そうだ。これをマスターすれば次の試合で大きな武器になるではないか!
・・・と思って日曜日の稽古でやったらボロボロだったというorz
要因は冒頭に書きましたが、攻めが雑だった。これに尽きる、、、はず?
要はぐっと入る、、、前の攻め合いが雑だった。
別に優勢でもないのにぐいぐい入ってきたらいいカモですわ。。。
久々に出小手いっぱい喰らった。
これはひとえに慢心のなせるところで、このところ好調だったため、剣友会の仲間にも負け知らずだったので、その驕りで攻めが雑なまま突っ込むようになったのだと思う。
それって2年前の攻めがないまま自分の都合で打って行く状態と変わらない。
ですので、打たれ方、負け方も似たような感じになる。なんかデジャヴのような感じがした。
なんというか一周回って元に戻ったような気分ですw
多分、元には戻ってない。進歩はしてる、、、と思います。多分。
ギターも同じですね、なんでも同じなんでしょうね。こういうスパイラルになって、同じような課題を抱えるんだけど、おそらく1周前よりはすこし次元の高いものになってる、、、はず。
どこが良くないのかはわかった気がします。
館長先生との稽古でも、区の強い人でもそうなのですが、もう一歩とおもってそれを安易にやると、簡単に相手に上に乗られてしまうわけです。本来ずいっと入っていけるチャンスはそうそうないはずなのに、それをどこかで忘れて単に入っていくからダメだった。やはりその前の攻めの積み重ねがさらに重要になるはず。
次回稽古でその辺りを工夫したいです。
ただ次回稽古、、、は次の日曜日にあるのですが、参加できず^^;
なぜならシンガポールGP見に行くから。
稽古に行けないのはすごい心残りなんですが、しょうがない。それまではイメトレで^^
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