試合に出てその反省点など

先日、かなり大きな大会に、区の選手として出場させていただくことができました。大変名誉なことでした。ご推挙いただいた先生方には大感謝です。チーム最年長ということで恐れ多くも大将を務めさせていただきました。大会全体でもかなり年長でしたね。。。

さて、この大会は、YoutubeのLet’s KENDOさんが取材に来ていてくださって、不詳、私の試合もばっちり動画として掲載されています。これが本当に助かりました。

というのも、選手全員、動画録る準備を誰もしてなかったから、試合動画がなかったのです。コロナの関係で応援もなく、選手だけがぺろっといって試合して帰ってきただけだったので、誰かに撮ってもらうということもできず。

というわけで、Let’s KENDOさんの動画がなければ、せっかく大会に参加できたというのに、自分の試合映像がない、という事態に陥るところでした。いやあ、危なかった。

試合結果は引き分け

さて、自分の試合を振り返りたいと思います。

さて立ち上がり、相手と向き合います。意外に緊張はしておらず、集中できている気がしました。

軽く左にまわりながら相手の竹刀を軽く抑えたりして反応をみます。あまり強く反発してくることなく、柔らかく中心を取り返してきます。

軽く間合いを詰めて攻めを強くすると、これもふわっと間合いを取られいなされますが、自分の攻めに対して反応があります。お相手が格上で強いのは分かったのですが、自分の仕掛けに反応してくれるので、十分勝負できると感じました。

自分が2度3度と攻めを強くし、相手が下がっていったのですが、その後、お相手も攻撃に転じてきました。打ってくる・・・!と感じたので、そのまま誘うつもりでいると、果たして面に飛んできました。これを出小手・・・!

うーん、反応遅れました。惜しい。反応が遅れてかがみ込むような小手になり、当たってはいますが、まあ1本になるような打突ではないですね。

ただ、この初太刀はお相手の技の起こりが大きかったので、普段の稽古であれば余裕を持って出小手が取れたはず。これはもったいなかった。

その後、しばらく一進一退。私はじりじり間合いを詰めていくのですが、そこでお相手がくっと入ってくるのが怖い。それになんかそっちの方がかっこいいというか。。。ジリジリ入ってく自分よりここという機会でくっと入ってくるので、とても堂々とした剣道だな、とか試合中に思ってしまいましたw

さて、お相手の打突はやはり速い。しかし防御するのも難しいという速度ではない。相手の技の起こりも見えるとはいえ、合い面勝負を狙いに行くほどの自信はもてませんでした。

圧倒的な強さでねじ伏せられる感じはないですが、ちょっとでも雑に入ったりすると、軽く返されて1本取られてしまいそう。明らかに自分より技術レベルが高いと感じました。

これをひっくり返すためには、やはり気持ち。気持ちを強く持って攻め続ける。しっかり丁寧に崩していくことを心がける。幸い、相手もばんばん打ってくるタイプではなく、じっくり構えてくれる正剣タイプでしたのでよかったです。

さて、一回、相手の竹刀をかなり強引に抑えてみました。すると、反発せずしばらくその状態を許容していました。これはこちらに打たせようとして、動いたところを狙ってくると感じました。そこで自分もその起こりをとらえて乗ってやろうと、再度中心を取り相手を崩そうと試みる。

すると相手の打ち気が見えた・・・!ここ!とおもって合い面!タイミング的には完全に乗れた!

チームメイトの拍手も聞こえ、とったか?!と思いましたが、どうも面をしっかりとらえた感触もありませんでした。結局、旗はあがらず。

ビデオで見返したら、タイミング的には完璧でしたが、相手の肩に当たってますね。面を捉えてなかった^^;

ここまでやや優勢に試合を進めてきた感があります。なんとなく一本取れそう・・・自分の面は十分通用している、、、という感触を得ました。

そこで、雑になった。

十分相手が崩れてないのに強引に打ちに行った面をお相手が受けて胴!気づいて両手を下げて防御しようとするも打たれる!同時に腰のあたりでぶつかって体勢を崩す私。

やや不十分とはいえ、これは1本取られたか・・・!とおもったら旗は1本もあがってなかった。助かった。。。いやー、あぶない。これはやばかった。取られても文句はいえない胴でした。

やはり少しでも雑にしたらだめです。

やや相手に流れが傾きかけているのを取り戻さなければ!もう一回気持ちを立て直します。

再開後、すぐに相手が面にくるのがわかり、胴を抜こうとしました。これが、ちょっと詰まってしまったので、途中で打つのを諦めてしまいました。これはダメ・・・!

最近稽古でもついやっちゃうんですよね。やや反応が遅れて胴に行った際に、自分で打つのをやめてしまうということが。打ちにいったら打ち切らないといけません。これも動画見直すと、思い切って打ち切ればひょっとしたら一本になったかもしれません。

さて、技前を再度集中して行うことで、相手に行きかけた流れを引き戻してイーブンまで戻せたと感じました。

ただ、なかなか中心をとって相手の竹刀を殺せる感じがなかったのですが、試合前半、裏は比較的とれるかも?と感じたので、ここからは裏からの攻めを増やしていくことにしました。

すると、裏の方がわずかに抑えやすい、、、気がした。しっかりとは取りきれませんが、竹刀を殺せる時間がわずかに長いので、表から攻めて、相手が攻め返してきたところを裏にまわり、さらにそこを戻しにきたところで、機会が見えたので面!

届いた・・・!が、浅い・・・!

これは惜しかったです。

その後、もう一つ惜しい面がありましたが、これも動画見返すと、相手の右肩。ただ、流れは再び自分がわずかに優勢になってきてると感じました。

その後は一進一退でまもなくタイムアップ。引き分けという結果になりました。

試合後の感想

非常にレベルの高い大会で、かつ相手がXXXという、名前聞くだけで負けを覚悟するようなチームであったにもかかわらず、全体を通してやや優勢で試合できたのは非常に自信になりました。

勝てなかったけど、手応えを自分なりに感じた大会でした。

もともとリバ剣してしばらくして、本気で剣道に打ち込み始めてから、Youtubeやいろんな方のブログなどを読みつつ、いつかこのレベルの試合で勝負できるようになることが一つの目標だったのです。

そういう意味では、リバ剣した初期の目標を達成した感がありました。うれしい。。。

それに防御に徹した引き分けではなく、自分としては攻めた試合だと思っていました。かといって一回をのぞいて無謀に雑に攻めたわけでもなく、勝てなかったですが自分なりには満足いく試合だと感じました。

ちなみに、強さで区の代表に選ばれたわけではなく、なんというか試合に出れる人数が少ないのでお鉢が回ってきた、、、感はありますw まあでも試合に出たことでまた経験積んでレベルアップしたような気もするし、どういう理由であれ出場できたのは嬉しいです。

先生方にみてもらってご指導を乞う

しばらく試合動画がなかったのでどうしようもなかったのですが、前述の通り、Let’s KENDOさんで動画が公開されたので、まず所属道場の館長先生に送る。よかったら何かご指導いただければ、、、とお願いしました。

すると、

「何本か良い面があるが旗が上がってない。ご自身ではどう思われますか?」というようなLINEが来ました。

そこで、自分としては、やっていて一本とった感触はなかった。惜しかったとは思う。あと一歩で取れた印象であり、自分なりに手応えは感じた。一方で動画を見返すと、打突の前にすこし沈んでしまったり、左膝が折れて体重移動がスムーズでないあたりが大きなロスになってると感じたので直したい」というようなことを書きました。

すると先生からは、「当たってるが一本にならない。これは打った後に竹刀が上に上がってしまうことも含めて、打ちが軽いと感じられるのではないか。もっと手の内を利かせて打ち切らないといけない。そこを稽古してください」というような指導を受ける。

そして区の稽古でお世話になっている超強い先生にも動画見てご指導いただけませんか、とお願いする。すると、なんと次の稽古の時に口頭だけではなく、PCでメモを書いて印刷して持ってきてくれました。

これはかなり感動した。。。ありがたいことこの上なし。

そこに書いてあったことは、次のような趣旨のことでした。

  • 速いけれども刃筋が通ってるように見えない
  • 手の内の柔らかさが必要である
  • 左足の膝が折れている。多少は瞬発力を出すために必要だが、深く折れていると打突に遅れる。
  • つばぜりから離れる際に、必要以上に相手に譲歩しない。今回の場合はチームの勝敗は決していたわけであり、大将として堂々と相手と対等の気持ちで。
  • 3つの許さぬところ、三殺法、いずれも物足りない。稽古によって技を磨いていただきたい

館長先生にも違う言葉で言われましたが、二人の先生に言われていることは同じことだと思います。手の内が硬く、刃筋が通ってない。つまり、その一撃で相手の脳天を断ち割るような打突になっていないということでしょう。触っているだけ。だから一本にならない。

メモをいただいた先生に別途口頭で「区民大会なら旗は上がったと思う。ただ、このレベルの大会ではこれでは旗が上がらない。自分も過去に審判を務めていたこともある経験から、その審判の目線でそう思った」と言われました。

実はチームメイトですごい強い方で試合経験も豊富な方がいたのですが、その方にも試合後、「nicoさん、当たってるんですけど、このレベルの試合だとあれだと旗上がらないんですよね。。。」みたいなことを言われ、ふーん、そんなもんか。まあ自分でも一本とは思ってなかったけどね、、、くらいに思ってたのですが、2人の先生の指摘を受けて動画を何回も見直してよくわかりました。自分が思ってるより大きな課題だな、、、と認識しました。

あと、このメモ全体を通じて示唆に富んでおり、折に触れて読み返して稽古に活かしたいです。つばぜりの件は自分でも気になってました。相手さがってくれないな、、、という中で速く攻撃に転じたくて、またコロナルールで反則取られるのがいやで、ちょっと性急に離れすぎてた感はあり、それを指摘されてドキッとしました。。。

手の内について意識したら余計悪化する罠

もともと、「もっと力抜け!!!」と言われ続けている私です。

どうしても硬くなってしまう。それでもこの1年くらいでだいぶマシになってきたと思うのですが、やはりまだまだできない。

そして手の内を意識し始めたら、逆に調子崩していろんな先生から「なんか今日は手打ちだなあ」と言われる始末。。。

いやー、ほんと難しい。。。

しかし動画をスロー再生して思うのは、やはり右手打ちになっていました。その力みのせいで、相手の面ではなく僅かにずれて肩の方に打突してしまう原因だったかもしれません。

あそこを左肩をぐっと入れてしっかりまっすぐ打っていれば1本取れたのではないか。。。そんなふうにも思います。

まあそれが難しいのですが。

速く打ちたいと思えば思うほど、身体全体で前進すること。そのために沈み込まず膝をおらず、スッとそのまま前に出ること。その時、右手ではなく左手を押し上げるようにして、その後、柔らかい手の内でずばっと打ち切ること。

これを課題に精進したいです。そして、もし来年も出場できるのであれば、なんとか一勝。なんとか一勝をあげたいものです。

実は5月の半ばにも、区の代表として試合に出れそう。。。な感じです。最終決定はしてないと思いますが、もし出場できれば、なんとか一勝をもぎ取りたいです。

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