稽古13回目。
今回は初手合わせの方が2名。
一人は私と同じく4段。もう一名はブランクありで3段と。
稽古をしていて、現時点では、若干私の方が地力があるかなと言う感じでした。
というのは、こちらの攻めが効いて、相手を引き出せたから。
引き出しさえすれば、面で上に乗っかるのも、小手をとるのも、胴を抜くのも難しくない。
逆に、相手側からはさほどの圧を感じなかったため、丁寧に対応すればまず打たれることはない、と言う感じでした。
ところが、これが相手が上手になると、まったくその逆になってしまうわけです。
相手の圧に負けて引き出されてやられてしまう。
相手の圧に負けて、居着いたところを打たれてしまう。
先ほども書いたように、圧さえかけられれば、相手の動きに応じる難易度は劇的に下がります。正直、以前は反射神経的に対応していたのですが、今はそこが全然違う。反射神経はあんまり関係ない。大事なのは、この圧の掛け合いに勝てるかどうか。
この点はいわばクリティカルポイントな気がしていて、これがなんとなく身体でわかってからは、以前とは剣道そのものが根本的に変わったと、自分では思っています。
最近、剣友の何人かから、以前よりスピードが上がったねー、と言ってもらえるのですが、多分、身体のスピードはさほど変わってないと思います。打突の機会の捉え方が変わっただけな気がする。
で、話を戻すのですが、この肝心の攻めの圧、攻めの強さ、というものはどうすれば高められるのだろうか、、、という話です。
とにかく、攻めの圧を高めたい!!
ところがこれが、、、全然わからない。。。
あんまり手順的なものではないんですよね。
例えば、表を攻めて裏から入る、とか下から誘う、とかまあいろいろ「攻めパターン」というのはあるにはあるのですが、
効く人にはなにやっても効く。
一方で、
通用しない人には何しても通用しないw
じゃあ、つまり総合力ですね!としてしまうと、、、うーん、まあそうなんでしょうけども、そこで終わってしまうとあんまり進歩がない気がしていて、もうちょっと考えたいなあと思っているわけです。
とりあえず今日時点では全然わからない。
攻めの圧を高める練習ってなんなんでしょう。
じゃあ角度を変えて、自分なりに攻めが強い人ってどんな人か。
攻めが怖い人ってどういう感じか、、、というのをつらつら思いつくままに書いてみると、
まあ、やっぱり、、、
話が一周回って元に戻るようではありますが、
なんといっても、打突が速く強い人だろうなあ。
竹刀を構えて向かい合ってるわけです。
で、相手が近づいてくる。
あ、やばい!打たれる!とビビるから避けの動作に入ったり、後ろに下がったり、居着いちゃう(固まる)わけです。
この、「やばい!打たれる!」という恐怖感を相手に与えるには、やっぱりそれなりに打突力が必要だと思います。
打突が遅ければ、正直どんだけ近づいてきても怖くないのです。
そういう意味では、スピードがあるというのは攻めの強さの要因の一つたりうるはず。
でも年配の先生なんかは打突そのものにそこまでの速さがあるわけではないと思います。
でも、攻めの圧は強い。
これがまだよくわからないんだよなあ。。。
どうすれば、攻めの強さを効果的にあげていけるのか。
フィジカルなところ以外での、心構えなのか考え方なのか。
竹刀を振る以外の足さばきや体重移動なのか。
心理的ななんかなのか。
フィジカルなもの以外に攻めを鍛える方法があるのかどうか、その辺すごい知りたい。
まあちょっと今度先生とゆっくり話す機会があったら、率直に聞いてみようかなw
じゃあとにかくもっといっぱい稽古しましょう、とかになりそうな気もしますがw
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