稽古3回目 八段先生に褒められてうひょっとなってる

本年稽古3回目。所属区の稽古会です。

この日は比較的人数が少なく、それでいて八段の先生が二人も・・・

自分がかかることができるのも嬉しいですが、いつもは元立ちの先生方同士の稽古も観れるに違いない。これはいい・・・!

さて、まず真っ先に隣の県からいらしてくださる八段先生にかかる。以前は気に当てられて、対峙してるだけで身体に力が入り、あっという間に体力消耗していたのですが、今日はここ最近の成果を全部出そうとがんばりました。

・・・まあ当然ぼっこぼこっですが、稽古終了して礼をした後、「すごく良くなりましたね!」と声をかけていただいた。

こんなことは初めてです。

いつもは全体稽古終了後に挨拶に行っても「はい、またよろしくお願いします」とか「ちょっと肩に力入ってるからリラックスですよ」とかその程度のことしか言ってもらえなかったのに、今日は「すごく良くなってます。良いかかりかたをしていると思います。このままやってればどんどん良くなりますよ!」と言っていただけました。

・・・嬉しい。

じんわりきました。以前と変わったと言ってもらえるということは、以前も見ていていただいていたということだし、なんかいろいろ嬉しかったです。

その後もほぼ全ての先生にかかることができました、

隣接区から来ていた先生に初めて稽古お願いしたのですが、返し胴を打たれまくりました。

自分的には胴を打たれるような間合いではないと思ってるのにものの見事に返されます。

稽古後半、少し遠い間合いから面を打っていくと、逆に胴は打たれず私の面がかすることがありました。この辺の機微はよくよく考える必要がありそうです。

また、超強先生には今日は打たれまくりました。前回は結構いいところで私も打てたのですが今日は全くダメ。特に先生の遠間の面が全く防げませんでした。そしてムキになると右手が強くなるようで、その点について注意を受ける。「最初はいい感じだったのにだんだん斜めになってきてる」との指摘。

やはり速く当てようとするとこうなるんですね。でも速く当てたいという気持ちを抑制するのは難しい^^;

さて、超強先生には今日遠間の面をボコボコもらったわけですが、一方で自分の遠間の面が隣接区の先生には比較的有効だったことも合わせて考えると、これはなにかのヒントのような気もしていています。

これがどういうことなのか考えつつ次回の稽古に臨みたいです。

最後に所属区の八段先生に御礼と講評をいただきにいくと、「最後別の先生と稽古してるのを観た。良いんだけど、まだすこし拍子を取ってるようにも見える。もっと足捌きで攻められればもっと良くなる。前後だけでなく左右も。竹刀の操作と合わせて足捌きを研究するといい」とご指導いただきました。

これも自分的には成果で、これまではとにかく上半身に力が入ってる、硬い、というご指導ばかりだったのです。そこからすこし脱却してもうちょっと高度なご指導を頂いてる気がして嬉しかったです。

ちょうど今は一つ壁を超えた感じでいいところなのかな、と自分では思います。しかし、すぐまた次の壁があって、しばらく足踏みすることになるのもわかっています。これから先もそれの連続だというのは知ってますw

まあでも束の間の「いい感じ」を楽しみたいですね。次回の稽古も楽しみです。

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