はじめてAbleton Liveで1曲仕上げたよ

Ableton LiveとPUSHは過去にもちょいちょい記事にしています。LIVEはよく使っているのですが、これで仕上げまでした、ということがありません。

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ひょっとしたらあるかもしれないけど記憶にない。

LIVEはおもに曲のスケッチに使っていて、ある程度できるとファイルをエクスポートとかしてLogicに持っていってました。

ギターのリフなどもふくめたループというかフレーズを中心にいろんな楽器を組み合わせて音楽を構成していくのはLiveが何といっても早く、便利です。

ただ、これを曲の構成にしようとすると、Live特有のセッションビューからアレンジメントビューに移行するわけですが、このアレンジメントビューが慣れなくて使いづらい。

Liveが悪いわけではなくて、単にLogicに慣れすぎていて、、、ということなのですが、もうほんとにちょっとしたレベルの違いが戸惑う。例えば、プラグインのウインドウが消えるタイミングとか再度出す方法とか、そういう微細なレベルで面倒になっています。

ただ、UF-8がLiveにも対応した、、、だいぶ前ですが、、、というのもあるので、ミックス作業もやりやすくなったのでは?と思い、また、Liveからエクスポートして、という作業そのものがめんどい、というところもあって今回は頑張ってLiveで完結までもっていくことにしました。

完成した曲はこちら。

しっとりとした印象のピアノとギター曲 (No.1511086) 著作権フリー音源・音楽素材 [mp3/WAV] | Audiostock(オーディオストック)
BGM(インスト)素材「Rainy Day」の作品ページです。ピアノの伴奏にクリーンギターの旋律が中心の落ち着いた印象の曲です。 雨がしっとり降る日中のようなけだるさや優しい感じ、チルな雰囲気をイメージしています。

そもそも音楽制作遊び自体がひさびさ。32曲め

Twitterの#深夜の2時間DTMに参加してからのカウントですが、2時間DTMと関係ないものも含めて、現在32曲ありました。

Audiostockには28曲ありました。前の記事で27曲と書いたような気もしますが、再審査のやつがカウントされてなかったようで、実際は28曲ありました。一方で、2時間DTMのほうは31曲をカウントしてます。

どっちかにしか出してないやつ、もあるということなんだと思いますが、もう差分探すの面倒なので、これまで31曲作ったということにして32曲目から再カウントしていこうと思います。

まずはパッドでピアノの伴奏を入れます。

このパッド、鍵盤とは全く違うフレーズになるのが面白い。今回の曲のピアノは、単にコード弾いてるだけですが、このコード、多分鍵盤だと弾けないですw

いや、ちゃんと音取れば弾くこと自体はできるでしょうけど、そもそも曲作ろうとして鍵盤ではこういうコードが自分からは出てきません。

ところがパッドだと基本の形を覚えた前提ですが、適当にやってると出てくるから実にいい。パッドでの演奏はもっともっとうまくやれるように練習したいですね。

Liveで外部アウトボードなどを使ってみる

Logicでは以前この記事で詳しくルーティング等についてまとめました。

Liveでどうやるのか、、ということなのですが、これが実に簡単だった。

ただまあ、以前どっかの記事で書きましたが、オーディオインターフェースのINとOUT表記が微妙に食い違うというのか、これはMac特有なのかもしれませんが、以前どっかで書きました。

また、Liveの場合、オーディオインターフェースの内部ルーティングのところをmuteにしておかないと外部のセンドリターンと元々の音が両方なってしまうので、ルーティング間違えても音がなるので余計わけわからん、、、みたいなこともありました。

Logicだとこれはなかった気もするんだけどな。ちなみにANALOG5/6だけミュート外してるのは、この信号をさらにANALOG7/8に飛ばすためです。

で、ANALOG7/8はミュートされてるのですが、LIVEのExternal Audio Effectsだったかな?あれに戻っていくので音はでます。

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こういうところがよくわからんところですよねえ。多分ハードによっても振る舞い違いそうだし。この辺は経験というかトラブルシューティングを重ねてくるとなんとなくこのへんかな?というあたりがつくのですが、最初のうちはきついですね。

Logicと違うルーティングのクセにやや手間取りましたが、やってみれば使い方そのものは非常に簡単。Logicではうまく使えなかった外部I/Oプラグインがなんの問題もなく使用できました。上の記事でも書いてるのですが、LogicのI/Oプラグイン、レイテンシー補正機能が私の環境ではうまく動かず、オーディオ書き出しするとめちゃレイテンシーがでるので使えなかったんですね。

Liveではどうやら問題なし。Logicもあれからバージョンアップされてるので修正されてるかもしれないけども。

Liveのオーディオ編集がまだよくわかってない

今回みたいにささっと作った曲の場合でも、自分のスキルだとギターは何回も録音し直します。

で、ようやくミックスに進んで工程の最後の最後の方で、あれ、なんかこのギタータイミングが早いな、遅いなとか出てくるんですよね。そこで初めて気づくと言うか。

弾いてみた動画ではないので、こういう場合は録音し直しではなくて、オーディオの編集で修正しちゃいたいのですが、Liveでどうやるのかよくわからない。

Logicだと、タイミングやピッチまでさくっとマウスでいじれてしまうのですが、Liveはどうやるのかな。

もともとLiveはピッチはともかくタイミング合わせは得意中の得意のはず、、、なので絶対やり方あると思いますが、今回は面倒、、、というか作業時間的に仕上げないとまずいということで割愛。

次作業する際に調べます。

その点LogicのFLEX機能はめちゃ便利だなあ。。。

セッションビューのクリップとアレンジメントの関係がよくわからない

もう一つ最終編集中に、ドラムの一部を変えたかったのですが、ここもやや混乱した。

アレンジメントを録音にして、リアルタイムでセッションを演奏しながら流し込んだのですが、自分の感覚だと、アレンジメントに置かれたクリップはもはやセッションビューのクリップとは関係ないイメージだったんですよね。

ただ、なんか微妙に関係ある?ようで、なんかこの辺がよくわからない。

リアルタイム演奏で流し込んだからなのか。ドラッグアンドドロップで持ってくればこうはならないのかも?とにかくアレンジメントでも若干ループの概念が残ってて混乱した。

頑張って慣れようと思う

やっぱりLiveでスケッチ、Logicで仕上げ、、、が今のところ自分的には良さそうなんですが、しばらくはあえてLiveスキルを上げるために頑張ってLiveだけで完結するようにしてみようかなあ、、、と思ってます。

気は変わるかもしれません。

最後に完成した曲のリンクを貼り付けておきます。

しっとりとした印象のピアノとギター曲 (No.1511086) 著作権フリー音源・音楽素材 [mp3/WAV] | Audiostock(オーディオストック)
BGM(インスト)素材「Rainy Day」の作品ページです。ピアノの伴奏にクリーンギターの旋律が中心の落ち着いた印象の曲です。 雨がしっとり降る日中のようなけだるさや優しい感じ、チルな雰囲気をイメージしています。

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