宅録的な話です。
例えば、ちょっとしたデモとか作るとします。
MP3にしてiPhoneにいれて、通勤中に聞いたりします。
だんだん音数が多くなって賑やかになってきます。
それと反比例して、iPhoneでの音量がどんどん下がっていく。
例えば、B’zを聞いてるとしましょう。
次に、自作のデモ曲を聴く。
音小さっ!
・・・なんでこんなに音が小さいのか??
しょぼい!
あれ、PCの前で聞いてる分には全然大丈夫なのに。。。どうしてiTuneやiPhoneにいれると音小さくなるの?
宅録やってる人は一度は経験するんじゃないでしょうか、これ。
3年前くらい相当悩みましたw
Logicでは、mp3などに書き出すことを「バウンス」というのですが、バウンスすると音が小さくなる。
Google先生に「logic バウンス 音が小さい」とかで検索しまくり。
どうやら「音圧」というのが関係しているらしい。
かなり理解に苦戦した。
これを理解する過程で、ようやく、、、ようやくコンプレッサーの理解ができたのです。
これは、当時の私のように悩んでる人たくさんいそう、、、なので記事に書いてみたいですが、今日は別の話。
とにかく音圧上げないと、iPhoneで聞く時不便!
だから音圧あげたい。
という文脈で毎回絶対使ってるプラグインがあるので書きたいと思います。
この2つです。
Waves社 L3 MultiMaximizer。
ど定番L1、L2の進化系。
上に書いた音圧とかコンプとか、一切理解してなくてもCD並みに音圧があげられる魔法のプラグインですねw
wavesはほぼ毎日なんかセールしているので、お目当のものがセールされるまで待つのが良いですねw
L3は定価だと高いです。セールを待ちましょうw
いまだと、他社製でもっといいのあるかもしれないですね。
これも一見複雑そうに見えるけれども、実際は、スレッショルドを下げるだけで、勝手に音圧が上がります。猿でもできる音圧上げといえるでしょうw
Logic付属のMultiMeter。
音圧上げるってどれくらいあげるの?
というわけで、それをこのMultiMeterでみます。
そもそも目的は、iPhoneにはいってる市販の音源と同程度の音量感にしたい、というものです。
市販の音源はどの程度なのだろうか。
というわけで市販の音源をLogicに取り込んでMultiMeterでみると、おおよそRMSという値で-10前後を平均的にうろうろしているように思われます。
-10を超えることはなさそうな感じ。
なので、自分の音源も、RMSで-10くらいになるようにおおよそ調整します。
これで、iPhoneで聞いても市販の音源と音量のレベル感はそろいます。
さて、このL3。
素晴らしいことに、全く何も理解してなくても音圧は上げられます。
ただ、当然理解して使ったほうがいいに決まってますw
少し前まで、結構がっつりかけないと-10には届きませんでした。
その結果、ちょっと不自然な音色に多々なってました。
ところが、最近では、コンプの理解が全体的に進んできて、L3を使わなくてもいい線まで持っていけるようになりました。
最近では、L3は、何もパラメータをいじらず、リミッターとして念のため置いておくだけで、ほとんどの場合OKになってきました。
これは、、、全体的に上達したということだろう、、、と一人悦に入っておりますw
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