アコギにおける「たけのこの里」感

昨日、入荷報告を受ける。

 

D28の調整をしてもらった際に、ショップでちょっとだけ気になってるギターの話を聞いたら、そのうち届きますということで連絡もらうことになっていました。

 

で、その連絡が思ったより早くきた。「届いたのでいつでも見れます」と。

 

ナイスタイミングなことに、そのショップの至近距離(徒歩1分以内)のお客さんのところで、今日の午前中mtg予定な私。

行かざるをえない!!えまい!

 

予定が詰まってればしょうがないですが、ここまで都合が良いのに後日にはできないです。昼飯抜けば後の予定にも間に合うだろう。

 

昨日の記事で書いた「よくない連絡」とはこれのことです。

で、エレキなら99.9%この時点で購入の腹積もりなわけですが、今回はそうでもないです。まだ「ちょっと気になるのでできれば見たい」程度でした。

 

それに昨日書いたようにアコギは弾いて見ないと気にいるかどうか全くわからない。

 

 

アコギ歴は短いし、知識もエレキに比べて著しく少ないです。

とはいえ、数えてませんが、おおよそ50本程度かなあ、、、色んなメーカーやモデルを試奏してきた中で、アコギは個体差を感じました。自分にとって好みかそうでないかがエレキよりも明確にはっきりします。

 

エレキだと、見た目やスペックや価格やらが自分的にバランスが取れて、「これいいなー!」と思い込んじゃうと、実物と対面して、弾いてみた後にネガティブ方向に行くことはほとんどないのですが、アコギは結構ある。結構どころかこれまで、ほとんどそうでした。

 

ネガティブじゃないですね。冷静になる、というのが正しいかな。

それらのギターはもちろんすごい良いし、とても良い音がするけど、そのまま楽器屋から立ち去るのにまったく寂しさを感じないことがほとんどでした。

 

 

しかし今回は違った。

 

 

手渡してもらってコード2つ3つ弾いてうひょっ!となりました。

 

 

せっかくなので、いろいろ他にも比較検討しようかとおもってたけど、その気が失せた。

 

比べるまでもなく好みだ。

試奏するのは時も場所もモデルも違うけど、鳴らした瞬間、こんなに良いと思ったのはこれまでの試奏人生ではなかった。

 

 

弾いて10秒で購入決意。

 

 

おそらくこれまでで圧倒的な最短決断記録。

 

がしかし、高価なギターを手渡されて10秒後にこれください!とかいうのは若干ためらわれた。

それに勘違いということもあるかもしれない。

 

ので、対抗馬を出してもらう。

うーん。こちらもいい!が、この音の感じはD28にも少しある。音色要素に共通してるものがある。

 

念のため、店員さんにもちょっと弾いてもらう。

 

む。

 

これは今まではあんまり経験なかったのですが、自分で弾いてる時の方が印象がいい。当然、店員さんの方がはるかにギターうまいです。念のため。

 

外から聴くと、自分で弾いた時に感じて、とても気に入った音色の中のある特徴的な要素が、その他の要素と混じり合って目立たなくなる感じです。

 

非常にバランスのとれた良い音。素晴らしい。

 

 

もう一回自分で抱えてみる。

 

・・・やはりあの特徴を色濃く感じる。

 

つま弾いた時に感じるこの感触はなんだろう、、、めちゃくちゃ良いじゃないか。。。

この感触、好きすぎる。

 

 

これは、、、このサクサクとして、ほろほろと溶けていくような感触は何かに似ている。

 

 

 

そうだ、たけのこの里だ。

 

 

初期にはしっとりと、それでいてしっかりとした歯ごたえも感じさせつつも、すぐにサクサクとほぐれ、甘いチョコレートが滑らかに溶けていく感じ。

 

そう、これこれ。

このギターの音色には「たけのこの里」感がある。

 

ちなみにリアルお菓子においても、「きのこの山」より「たけのこの里」派です。

 

 

ギターの詳細は明日にでもまた書きます!

 

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