エフェクターの中には定番というのがいくつかありますよね。人によって好みはまちまちだけど、多くの人に愛されるモデルはまあ名機といって良いと思うのです。
比較的、新しめのエフェクターの中では、Jan Rayなんかが「定番の名機」の仲間入りしてる感じがすると思います。
が、私、いままでJan Rayの良さがわからなかったんですよね。。。
弾いたことは何回もあります。しかし、どう使っていいのかわからない。
原因はわかってます。
つまり、弱クランチとでもいうこういう感じの音を使わなかったからです。否、「使わなかった」のではない。「使えなかった」からです。
まあまだ使えません。
でも最近、徐々にクリーンからブレイクアップ寸前とか、弱オーバードライブみたいな音色が好きになってきたのです。
そして、今、ペダルの断捨離を進めてるのですが、そうすると売れた金額が溜まってくるじゃないですか。
ある日、思った。
今こそ、Jan Rayの良さがわかるんじゃないか、と。
で、改めてYoutubeとか見始めたらあかんですね。ペダル減らしていくはずがなぜか1つ増えるという。
というわけで、Jan Rayゲット。
中古でも人気でなかなか値段が下がらないエフェクターですね。Timmyの回路まるパクリ疑惑などもありますが、まあいろいろ聴き比べてるとわずかにJan Rayのほうが良さそうには聴こえた。まあ気のせいかもしれませんが、筐体とかかっこいいしね。。。
さて、弾いてみると、うーん、、、これだわ。。。
今までピンとこなかった要素の全てが今は良く感じる。自分の好みとか求めるものってすげー変わりますねえ、やっぱり。
このトリマーがサチュレーションをコントロールするのですが、サチュレーション多めが好きです。倍音感が増すのですが、端的にいうと、クリーンサウンドに、VOX AC-30等クラスA回路アンプのようなチャイムな響きが付与されます。
ここでも書いてるように、最近、ハイがシャリーンとする感じがすごい好きです。
ジャズマスターが急にぐわっときたのは、ジャズマスでPUをセンターにしてこういうチャイミーでブレイクアップするくらいのゲインレベルの音が急に好きになってしまったからなのです。
Jan Rayのトリマーあげるとそれと共通した要素が付与されるのが良い。
あと、そもそもオーバードライブの感じが良い。ひ〜んと負荷のかかったような感じがあり、そこからざらつかせることもできるし丸っこくもできる。
同じくローゲインオーバードライブのSHOD(Sweet Honey Overdrive)とはまだサイドバイサイドでは比べてないのですが、記憶での比較で言うと、もっと丸っこいかな。タッチセンシティブな感じは同じで、ただ、音色のバリエーションというかコントロールは全然効かないですね。
SHODはある意味アンプのように、SHODの音になるというか。Jan Rayはその点EQコントロールが効くし、もうちょっとオープンサウンドというのかなあ。ざらつき度はJan Rayのほうが間違いなくある気がする。
記憶の中では。
この週末あたりじっくりいじってみようと思います。
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