引き続き、ペダル・オブ・ザ・イヤー2014続けたいと思います。
Pedal Of the Year… 略すとPOY。
「ポイ2014」と呼びましょうかね。
前の記事の脳内会議の様子が相当わかりにくい、とのご指摘を受け、キャラをはっきりさせようと思いますw
・意地 悪蔵(いじ わるぞう)・・・ 意地悪なことを言う。
・分析 好夫(ぶんせき よしお) ・・・ 名前の通り。
・ミス・フィーリング ・・・ 感覚的。「フィ」にアクセントつけると感じがでます。
さて、今回は、歪み以外です。主に空間系とか、モジュレーションとか。
要は歪み以外の全て。
空間系・モジュレーション・その他 部門
エントリーNo.1
Strymon TIMELINE
多機能デジタルディレイの横綱の一人。
アナログ素子をデジタルシミュレーションすることで、デジタルの便利さとアナログ的なウォームさが合体。
テープ、アナログディレイだけではなく、リバースディレイやらシマーやらたくさんモードがある。発振ももちろんするし、MIDI対応もあり死角無し。
素晴らしすぎてタイムラインを讃える歌を過去に作りました。
エントリーNo.2
Eventide H9
ラックエフェクターで定評あるEventideの多機能コンパクトペダル。
ディレイからリバーブから、ファズからピッチシフターからコーラスからワウから、、、いろんなものに変身可能。
エントリーNo.3
Strymon BlueSky Reverb
ストライモンのブルースカイです。
これも定評のある素晴らしいペダル。
非常に使いやすく、ロングリバーブも綺麗。LowとHighをいじると明るいリバーブからダークなリバーブまで簡単に作れます。
これも素晴らしかったので、かつてブルースカイリバーブを讃える歌を作りました。
エントリーNo.4
MXR talk box
トーキングモジュレータです。
ボンジョビのLiving On A PrayerとかIt’s My Lifeとかで「ワウワウ」って言ってるアレです。
きわめて限定的な用途のペダルなので、大変贅沢な一品。
しかし、これでないとどうしてもあの効果がでないので、唯一無二のエフェクターとも言えるでしょう。
SMAPの「世界に一つだけの花」を体現したペダル。
これは、、、音が激変するので、一種のモジュレーションという扱いです。
エントリーNo.5
ISP Decimator II
ノイズゲートです。
これは優秀です。つまみをクイッとまわせば、あっという間にノイズが減っていきます。
ノイズゲートの特性上、あまり強くかけすぎるとサステインが落ちるというか不自然になりますが、それでもかなり自然。
スイッチャー利用で、ハイゲイン時のみONにするという使い方が正しいでしょうけれども、かけっぱなしでも割と平気です。
これは空間系でもモジュレーションでもないですが、、、その他枠の扱いで。
さて、では選考委員による厳密な審査に入ります。
——————————————–
「タイムラインはいわずとしれた定評あるペダル。ただ、PC上の高精度なテープディレイのプラグインと比較すると、テープのサチュレーション具合がわざとらしいというか平坦な感じがします。」
だから? シミュレーションの精度なんかどーでもよくて、弾いた時に良い音がでればいいじゃない。
しかも、無理矢理比較して、違いを探し出しただけだろうが。
第一、テープだけでなく、アナログディレイや、クリヤーなデジタルディレイもできるし、リバースやLo-Hi、ICEモードといったクリエイティブなディレイモードがたくさんあるのを忘れちゃいかんな、きみ。
原音の変化もほぼ無い印象ですね。あんまりちゃんと検証してませんが。
タイムラインにはケチのつけようがない。
ただ、ストライモンの他のペダルと高さも形もそろわないのがクールじゃないわ。
ブルースカイリバーブはその点いいわね。色も綺麗だし。タイムラインは色も地味な灰色。
ブルースカイリバーブは素晴らしいですよね。スプリングリバーブなんかは、アンプの本物のリバーブと比べても区別つかないくらい自然です。
リバーブ成分のハイとローをいじるとブライトなプレートリバーブや、ちょっとダークなリバーブもお手のものだ。ストライモンに死角は無いな。
でもリバーブって、アンプにも付いてる事が多いからそれでいいじゃない。ペダル・オブ・ザ・イヤーって言えるほど重要かしら?
Eventide H9は、リバーブにもディレイにも、コーラスにもピッチシフターにもなります。実際、持ち主(=私)のライブでもなにげに使用回数多いですよ!
たしかにそうだが、どっちかというと飛び道具感が否めないが。。。
ディレイもリバーブもかなり高品質だと思いますよ!ストライモンと同等のクオリティじゃないでしょうか。それに、iPhoneで操作できますし、新しいエフェクトもダウンロードして追加できるなんて画期的です。
そのiPhoneで操作ってのが嫌なのよね。つまみの方が簡単じゃない。
タイムラインは、見た目のつまみ位置とプリセットの設定が異なっておっても、つまみがプリセット位置に来るとLEDの色が変わってわかりやすくなっとる。操作性はタイムラインの圧勝だな。そうだろう?
そうですが、コーラスやフェイザー、フランジャー、ピッチシフター、リングモジュレーターなど、単体では買いにくいエフェクターがこれ一台でまかなえるというのは非常にバリュー高いと思います。
いつも使うわけではないけど、欲しいときは欲しいエフェクトってあるわね。特にコピーバンドでライブとかやると。
MXRのトーキングモジュレーターなんて、その典型じゃないかね。どうしてもこれじゃなきゃ出せない音だ。
しかし、、、あまりにも出番が少ないのでペダル・オブ・ザ・イヤーにはふさわしくないかと。。。
持ち主(=私)は、2014年ライブで、ボンジョビ2曲と、エアロスミスの”Sweet Emotion”をこれで演奏してるのだぞ!貢献度は大である!
ところで、ホースが汚れてきたら、替えのホースはどこで買ったらいいのかしら?
ホームセンターですかねえ。。。
お庭に水をまくような青いホースとかイヤよ、私。
・・・利用回数で言えば、最後のDecimator IIも相当な頻度ですよ。特にClub R9はハイゲインだったので、これがなかったらハウリングひどかったかもしれませんよ。
ゲインを落とせば良いじゃないか。違うかね、きみ?
下げろとか言われるの無理。
・・・ペダル・オブ・ザ・イヤーとは認められんな。
・・・
というわけで、マイ・ペダル・オブ・ザ・イヤー2014 空間系・モジュレーション・その他部門は、
ストライモンのタイムラインに決定!
実はディレイは、TCのコンパクトなFlashback Delayも持っています。あれも良いペダルですが、ディレイかけたときの音質の良さはやはりタイムラインのほうが全然良いです。
Flashbackが悪いってことは全然ないですが、比較するとFlashbackのほうはちょっと薄い感じというか、デジタルっぽさが全開な感じです。
タイムラインは操作性もきわめて良好だと思います。
プリセットを変えるとつまみ位置と設定がズレるわけなんですが、上述のようにツマミ位置がプリセットの位置まで来るとLEDが変化するので、これが地味に使いやすいです。
またMIDIにも対応しています。
ルーパーの機能もあり、ディレイのホールド(永遠にディレイし続ける)もフットスイッチを踏み続けるだけと簡単、フィードバックを上げればアナログばりに発振もします。
原音が変化するような違和感もなくノイズレス。ディレイ音そのものも良い。
およそ死角がないです。
EventideのとかFree the Toneの新しいのとか、他にもすごそうなのはありますけどね!
触った事無いのでわかりません。
会話調の文章がうざかったかもしれませんが、すいませんw
ギタ友のみなさんのポイ2014もぜひ知りたいものです^^
※ポイ2014 = POY2014 = Pedal Of the Year 2014
コメント