匣(はこ)の中のペダル

この記事は8年前の記事です。当時の情報、理解に基づいておりますのでご留意ください

借り物のウーバーシャルとブルースカイ・リバーブをセットしてみた。
いろいろ工夫して、なんとかボードにみっしりとおさめることに成功した。
ISP G Stringがシールドを4本もさすやつなので、そのレイアウトもふくめて結構苦労した。

セットアップのしやすさも含めて、かなり隙間なくといい感じに。みっしり詰まった感がある。

みっしり・・・

みつしりと匣のなかに詰まつて・・・

男は匣(はこ)を持つてゐる。
ペダルでも入つているのか、なんとも手頃な良い匣である。

大層大事さうに膝に乗せてる。
時折、匣に話しかけたりする。

「ほう」

匣の中から声がする。
こうらすでもかけたやうな女の声だつた。

「聞こえましたか」
男が云つた。

うんとも否とも答えなかつた。

「誰にも云わないでくださいまし」
男はさう云うと匣の蓋を持ち上げ、こちらに向けて中を見せた。

匣の中には綺麗な娘がぴつたり入つてゐた。

日本人形のやうな顔だ。勿論良く出来た人形に違ひない。
人形の胸から上だけが匣の中に入つて
るのだらう。

何ともあどけない顔なので、つい微笑んでしまつた。

それを見ると匣の娘もにつこり笑つて。

「ほう、」

と云つた。

ああ、生きてゐる。
なんだかひどく男がうらやましくなってしまつた。

もう、これ大好き!
京極夏彦のシリーズですね。特に、2作目であるこの「魍魎の匣」が一番好き。

ものすごい分厚い本ですが、シリーズを重ねるにつれ分厚くなっていきます。
それがうれしいわけです。ああ、こんなに分厚い。たくさん楽しめる!みたいなww

さて、これ映画化されてますね。
私、映画化とかアニメ化とかに抵抗はない人ですが、この「魍魎の匣」の面白さ、怖さ、不思議さは映画では多分表現できないと思われるので見てないです。

海外のドラマみたいに、24話とかあればいけるかなあ。

もし映画が好きな人がいらっしゃったら申し訳ないですが、私見では、2~3時間の作品ではこの魅力、複雑さはまず表現不可能と思います。

あー、読み返したくなってきた。

なんか全然関係ない話になりましたww—–

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