誕プレ2(こっちが本命)と風邪ひいたっぽい

 

 

本来、自分誕生日プレゼント用に買ったのものが木曜日到着して金曜日うけとってきました。

VOXのMV-50はどちらかというと、衝動買いに近いものでして、楽器屋さんにふとよったら、あれ、もう売ってるやんけ!みたいな?

 

それはともかくこれが本命。

 

揚男(Friedman)の最新作、Fuzz Fiendです。

 

 

これ、本物はいい質感で非常にかっこいい。

 

BE-ODなどは、プラスチック感があって、そんなに高級な外観をしていませんが、こいつはなかなか素晴らしい質感です。

 

これはファズなんですが、特徴的なのは、ペダル上部に埋め込まれた真空管。

 

12AX7A菅を搭載し、ペダルとは思えない内部220Vという高電圧で駆動します。

 

そしてファズですが、3バンドのEQ付き。

 

 

で、これ。先ほどからしばらく弾いてるのですが、驚愕の良さです!!!!!

なんというかファズですが、ファズの嫌なところが超少ない。

 

ファズの嫌いなところというのは、私の場合、

 

「ズブズブになりすぎて音が引っ込む」 あるいは、「ギャリンギャリンしすぎて音が細くて痛い」が二大要素なのですが、このFuzz Fiendはどちらも無いです。素晴らしい。

 

ということは、どぎつさが無いとも言えるので物足りなく感じる人もいるでしょうね。

 

さて、このペダルは当然、ファズとして立派に使えますが、そのほかにも「ファズ風味なブースター」としても利用できます。

 

できますとか断言しましたが、どうなんだろw

まあ自宅音量判断なので、正確には次回バンド練習で爆音で試しみてからにしますが、多分これ、大丈夫。

 

BE-100のBEチャンネルの歪みに足してみたのですが、ゲインとファズ風味を加味する超優秀なブースターとなりました。歪みがぶつかって奥に引っ込むこともなく、ゲインアップによる粘りとファズのざらついた質感が足されてなんか新しい。これは嬉しい驚き。

 

 

単体ファズとしては、EQが地味にいい仕事をします。

 

Trebleを足してギャンギャン系も、低音を足してブーミーな感じもでます。

面白いのは、Middleだけを大きくしていくと、ファズというよりちょっとオールドスクールなオーバードライブ風にもなりました。

 

どういうセッティングでも低音が潰れてズブズブになる感じはなく、個人的にフリードマンらしさだと思う、「明瞭かつタイト」な感じがファズであっても存在します。

 

 

ちなみにDirty Shirleyにあわせると、双方が低めゲインじゃ無いとぶつかって音が引っ込みます。相性としてはイマイチかな。

 

その他のアンプとの組み合わせでは、Kemperでのテストですが、マーシャルのクランチをプッシュするのが抜群に良かった。

 

これは本物アンプで試したいところです。

 

DSでは、本物とKemperでほぼ同じような音色の感触を得ましたので(自分のセットでプロファイルしていますが)、あらためてKemperの信頼性の高さに驚愕しつつ、このFuzz Fiendすげえ良いと感動しきり。

 

 

右側のフットスイッチはモーメンタリー(踏んでる間だけON)になってまして、これを踏むとゲインががつーーーーんと上がって、発振しはじめます。

 

これがヒステリックなファズの魅力満載な音色なのですが、それでもこうぐしゃぐしゃにならないのが本当に素晴らしい限り。

 

この”RAGE”スイッチを踏みながら、ギターのボリュームを絞っていくと、発振したオシレーターの音程が変わって非常にかっこいい。うまく使えばスリリングなフレージングに使えそうです。

 

この辺、大のお気に入りのZ.Vex Fuzz FactoryのStabを回した時に近いのですが、このモーメンタリーフットスイッチのおかげで実際の演奏に取り入れやすくなっていると思います。

 

このFuzz Fiendは、Youtubeにもまだ動画がほぼ無い状態ですので、動画撮影したいのですが、

 

・マイクとスタンドを自宅外に置きっ放し

・どうも風邪らしく辛い

 

ので、明日かな。。。

でも、明日は、家族で美女と野獣観にいく予定だからな。。。帰ってきて元気だったらやる、、、かも?

 

 

とりあえずファーストインプレッションとしては、相当久しぶりにいきなり高得点感があります。

 

特にこの「ファズ風味なブースター」利用の可能性にぐっときた。今のところメインアンプがBE-100なので、このアンプだと正直ペダル何もいらない(ブースターすらいらない)感じでした。

 

なのですが、Fuzz Fiendは、ファズ風味をくわえる香辛料みたいなものであり、なんかうまいセッティング見つけたら常時オンでサウンドに個性をもたらすという方向性もありかも、とか思ってしまったわけです。(ヴァンヘイレンサウンドにフェイザーが乗ってるような感じで)

 

 

なんというか揚男(Friedman)は、こう外さないブランドというか、ことごとく自分の好みなのでまいる。

 

ペダルはBE-ODも素晴らしく良かったし(でも個人的には使い道がないので買わなかった)。

 

あ、もっともBE-ODと一緒にでたコンプは???????だった。。。コンプなのか?これは?という根本的なこともふくめて使い方よくわからなかったな。

 

あと、Fuzz Fiendと同時発売したMotor City ODも未体験。

 

ですので、ことごとく好みというのは言い過ぎかもしれませんが、なんというか全体的に音色に関して信頼感半端ない感じでありまして、フリードマンの新作というと、こう脊髄反射で欲しくなってしまうのがまずい。

 

こないだ出たばかりの小型アンプ「Runt」も小型アンプというフォーマットの中では抜群に良いと思いましたし、今後もこのクオリティをぜひ維持していってもらいたいものです^^

 

 

—–

コメント