祝!ベラトールのフェザー級GPが再開された!【Bellator252】

今日の朝、携帯にぴこんと通知が。

DAZNからの通知で「Patricio Pitbull vs. Pedro Cavalho Now Live!」みたいな通知が!!!

早速調べてみると、なんとなんと。待望のベラトールフェザー級GPが再開とのアナウンスが!

301 Moved Permanently

今日は、フェザー級GP準々決勝 現・フェザー級王者パトリシオ・”ピットブル”・フレイレ vs. ペドロ・カルバーリョがメインイベント。

パトリシオ・ピットブルは、朝倉未来も戦いたいと言っており、パトリシオ側からもいいぜ、みたいな感じのやりとりがありましたね^^前にこんな記事も書きました。

さてパトリシオ・ピットブルの試合も楽しみなんですが、それよりも来週のA.Jマッキー vs ダリオン・コールドウェル戦がめちゃくちゃ楽しみです。

ダリオン・コールドウェルは堀口がRIZINで戦って勝利し、ベラトールでも勝って堀口がチャンピオンになりました。しかし1回戦のアダムポリッチ戦のコールドウェルは強かった。そして無敗のA.Jマッキーは身体能力と勢いがものすごいです。朝倉未来戦で打たれ強さを見せたジョン・マカパはこのAJマッキーにKOされています。

個人的に決勝はこのAJマッキー vs パトリシオ・ピットブルがアツいと思っています^^ 無敗の若いAJが壁を破るか、それとも、ベテランのピットブルが跳ね返すのか。

また、フェザー級GPの準々決勝がもう一つありますね。ダニエル・ウェイチェル(英語だとヴァイショーに聞こえる) vs エマニュエル・サンチェスです。

スポンサーリンク

ダニエル・ウェイチェル(バイショー?)vs エマニュエル・サンチェス戦感想

1Rは互角。ダニエルはカウンター主体に対抗。最初はうまくダニエルが当てていて優勢を取るかとおもいきや、サンチェスはお構いなしに見えます。お互い強いパンチが入るが乱れない。タフだなあ。2Rにサンチェスの強烈なボディでダニエルがダウン。しかしそこからなんとか持ち直し2R終了。

マジでタフ。というか日本だと止められてたかもしれない。日本はちょっと止めるの早いように感じることが多いが、UFCやベラトールは止めるの遅いですねw 

3Rはダニエルが持ち直し的確なカウンターをあてていく。サンチェスは攻撃力高いが被弾も多い。4Rも大きな展開はないもののサンチェスか。けっこうダニエルのカウンターが入ってるのに全然効かないのは、ダメージで身体に力が入らないのかもしれない。

ついに最終ラウンド。ダニエルはよく戦っています。すごい体力。これだけ優勢にたちつつ、サンチェスもフィニッシュできません。いやー、、、二人ともすげー打たれ強い。とにかくタフ。

しかし思った。これは、、、朝倉未来、勝てるんじゃないか??

スピードはこの二人より朝倉選手のほうが全然速く見える。サンチェスのプレッシャーはかなり強いと思いますが、この試合をみる限り、朝倉選手のカウンターは間違いなく当たると思います。

朝倉未来vsダニエルであれば、ダニエルが2回目にピットブルと戦った、こんな感じの展開になりそうな気がします。ピットブルが朝倉未来と想定して見てください。

1R後半のようなダニエルの攻撃をくらって沈んでしまうかもしれないけど、ピットブルのようにそこをしのいでカウンターでKOできるんじゃないかあな、と思った。ダニエルは強いけど、ここ最近負けがこんできたのは年齢的なものもあるかもしれません。

ダニエルに勝ったエマニュエル・サンチェスはさらに前へのプレッシャーが強く、身体も大きくて力がありそうです。ただ、こちら側の攻撃も間違いなく当たるので、あのタフネスを崩せるかどうか、、、ですね。朝倉未来はKOできなくても判定で勝てそうな気がした。

年齢的に朝倉選手は強くなる余地がまだまだあると思いますから、昨年のマカパ戦から1年と考えると、このクラス、つまりベラトールのランカーと戦っても見劣りしないんじゃないかと思います。

スポンサーリンク

パトリシオ・ピットブル vs ペドロ・カバーリョ戦 感想

さあ、いよいよピットブルの試合です。相手のペドロは身長が高く、年齢も若い。連勝して勢いがありますね。

1ラウンドが始まりました。うーむ。いきなり距離が近い。

相手の方が体格がかなり大きいのにこの距離。ピットブルはそれにたいした反応もせず、プレッシャーを感じてないかのようです。鋭いローキックを交えながら、相手の圧を余裕で跳ね返しているように見えます。

流れの中で、ケージ際にピットブルが押し込みますが、ペドロは寝技を嫌ったのか脱出。

その後、ピットブルのショートカウンターがヒットして一瞬ぐらつくペドロ!すかさずテイクダウンをとるピットブル。速い!ここはなんとかしのぐペドロ。

立ち上がってから、ペドロの膝がいいのが入ったように見えました。その後のミドルはガードされたもののなかなか強烈。

しかし、ピットブルの強烈な攻撃が当り始めましたし、そもそも試合は最初から完全にピットブルペースです。

ワンツーのツーがビッグヒットして一瞬動きが止まるペドロ。立て直そうと構えるも、ピットブルが圧をかけて、再度鋭い踏み込みからワンツー!!仰向けにひっくり返るペドロ。

ここでレフリーが試合を止めました。

倒れた直後の目をみる限りまだやれそうでしたが、ここで止めて良いと思います。レベルが違いすぎてこれ以上続けてもペドロは身体を怪我するだけだったと思います。

いやーーーーー、、、強い。レベルがひとまわりもふたまわりも違いましたね。いうなれば、こないだの朝倉海 vs. 昇侍戦のような感じです。

ピットブルはスピード、パワー、テクニック兼ね備えた選手で、改めて強いと思いました。

私はこのピットブルのファイトスタイルがかなり好きです。獰猛さを技術と経験が制御してる感じ、、、そういう印象です。兄貴のパトリッキーは獰猛さが勝ってる感じでラフになりますが、パトリシオはそこが抑制されていてより強いと感じさせられます。

身体を真っ直ぐに立て、足のスタンスは広めにとり、とーん、とーんと軽くジャンプしながら相手のとの距離をうまくコントロールします。カウンターを多用しますが、待ちのカウンターではなく、攻めの結果のカウンターという印象。

そもそも自分から踏み込んでの攻撃もめちゃくちゃ速いしパワフルなので、その圧で相手が動かされてるようなところもあり、結果、カウンターがますます有効になってるんじゃないかと思います。

寝技も強いし、本当に完成度の高い選手です。

フォームとかは全然違うのですが、ファイトスタイル的には朝倉未来と似たところがあると思うんですよね。ただ、もっと自分から前にでる攻撃力が強い。

ともかく、ピットブルの次戦は、今日の勝者、エマニュエル・サンチェスですね。

正直、ピットブルの圧勝、、、と思いますが、サンチェスのタフネスぶりがピットブルにも通用するのか、興味深いです。

コメント