7月の稽古

67回目

今日の稽古では、超強C先生が、左右の足さばきをつかっておられました。これをされると、間合いが微妙に変わり、自分にとって良い間合いを作れませんでした。

稽古後、「正面でぐっと態勢をセットすると強いのがわかったので、今日はその足を潰そうとしてみた」とおっしゃられました。

「セットした足のまま、前後左右にいけないと。動くたびにやり直してると間に合わない」

という指導をいただきました。

先生の狙い通り、全然十分な姿勢を作れない自分。。。

ようやく足のセットがしっかりして、そこから正面には自分から仕掛けて崩しにいけるようになってきたのですが、ここを翻弄されるとなすすべなし。引き続き頑張りたいとおもいます。

68回目

自分からの仕掛けの感じがわかってきて以来、稽古の展開が変わっています。

今日もかなり良い感じに稽古できていたのですが、超強B先生にかかった瞬間に吹き飛ばされました笑

仕掛けに活きたいのですが、その手前の攻防で良いところが取れないので、そこをなんとかしようとする間もなく仕掛けられ崩されてぼっこぼこに打たれまくりました。

何もできないとはこのこと。。。

稽古後、別の人に対して良いところを打ってるのを見て、ギアを上げた。違いを感じただろ、とおっしゃられるのですが、それはもうめちゃくちゃ感じましたとも。。。いつもは、「少し上」でやってくれているんだな、と思い、とんでもない実力差を改めて感じました。

69回目

先生への並び運が悪く、稽古回数は少なかったのですが、超強A先生との稽古でバテバテになったのでちょうどよかったかもしれません。

先生にかかれない分、若手と多めにやれました。そのうち二人は、大体、力が近いところにある人です、

自分からの仕掛けが形になり始めてから、初めてなので、果たして通用するかどうか期待半分、不安、、、はないか。楽しみに稽古をスタート。

するとやはり非常に有効で、これまでの彼らの稽古とは展開が全然変わってきます。

特に驚いたのが小手。これまで打てなかった小手が打てるようになっていました。

こちらからの仕掛けで、基本的には面を狙っていって入っていくと、相手が防御の態勢を取るので、そこで面打ちを止めます。すると、割と目の前に小手があるので、軽く振ればばっくりとあたります。

相手は防御の態勢なので、多少斜めの剣筋になるのでしょうが、自分としてはほぼ真っすぐ打ってるような感触です。

これは自分がよく打たれる小手です。一時期、ちょっとだけこの小手を練習しようと思ってみたのですが、斜めに打つのが難しいし、相手にみえみえなので全然打てませんでした。

それが自動的にできるようになっている!

根本的にこの小手に対する理解が違いました。これは自分から仕掛けて攻め入って崩して初めて打てる技でした。

ということは、この小手を打たれるということは先を取られて完全に技前で負けている状態だということです。

だとすると、やはりその手前をしっかりやらなければならない、ということがわかってきました。

この辺の理解に伴って、見取り稽古も見えてくるものが変わってきました。本当に剣道は奥深くて面白いです。

70回目

初めての先生がいらっしゃってたので稽古をお願いする。70手前にしてすごい身体のキレです。

そんな中、一本、会心の小手を決めることができてよかったです。

全体的に、自分からの仕掛けが功を奏して、態勢が十分なため、自分の瞬発力やパワーなどもより有効に使えるようになってきた気がします。

71回目

基本打ちの稽古の際に、超強B先生に呼び止められ、「左の引手が弱い」と指摘を受けました。

このところ、だんだん竹刀が振れてる感覚がありましたが、たしかに主に右による押し手の手の内であり、左は引くというよりも一緒に出している感じのほうが強かったように思います。

これを意識してみると、確かに剣尖の速度は更に上がりそうです。しかし、やりすぎると手首が曲がりすぎて力の抜けた右打ちになってしまいますね。

さて、地稽古。今日は大変人数が多く、いつもお願いしてる先生は長蛇の列、、、ということでいつもはお願いしない先生、久しぶりに見えられてる先生に主にかかっていきました。

このところの「自分からの仕掛け、こじ開ける」の攻めが功を奏して、以前とは全く展開が違います。

とある先生には、「構えが変わった。前で勝負するようになってきたため、非常にやりにくくなった」とお褒めいただきました。

若手7段にも少し対抗することができました。稽古後、「以前より攻めが強い。面も小手も圧力が増した」とお褒めいただきました。とはいえ、攻め入られて手元上がったところの小手はめっちゃ打たれましたが。。。

自由稽古に入って、若手と稽古しましたが、やはり前より良い感じです。

特に強い若手と稽古した際に、周りで見ている先生に、「もうちょっと最後の攻めをきめ細かく」「相手が下がってるところでもう一歩」とアドバイスを受け、かなり優勢に稽古を進めることができました。

自分でも若手がガンガン出てくるところを前でさばくことで突進を止め、自分のペースに持っていくことができて良い稽古内容だったと思います。

超強B先生に途中で、「お互い、最後打つ前にもうひと工夫必要だ!」と言われ、最後の仕掛けで面を攻めて小手、小手を攻めて面、というあたりで少し、「あれ?これひょっとして、、」と開眼のきっかけみたいなものを感じました。

この感覚を突き詰めることでいままでブレークスルーがあったので、今回もこれを大事にしたいと思っています。

72回目

若手稽古会に参加。

このところ練習している速い仕掛けを若手にもばんばん試してみたところ、、、

やはり展開変わる。この日は4人と地稽古しましたが、ほぼ完封できました。

また上段と稽古できるのがとてもありがたい。すこしだけ慣れてコツを掴みつつある気がします。

73回目

八段先生からいただくご講評は、ここ1〜2年は常に「肩の力を抜け」というもので、この半年くらい徐々に「がちがちに力が入ってる」→「もう少し抜けると良い」に微妙に変化していき、ついに、先週くらいからは力みについてではなく、足さばきについてのご指導をいただくように変わりました。

地味に嬉しい。

足さばきが遅いなというのは自分でも感じていて、ここは今後の大きな課題です。

また、前回超強B先生から「引手が弱い」という指摘を受けてあれこれ工夫してるのですが、引手を意識すると左の肘がどうしても伸び切らない形になってしまいます。

それについて先生に伺ってみると、「それで良い」とのことでした。

しかし先生の打ちをみていると、別に曲がってるようには見えない、、、けども更によく見ると、肘が伸び切っているわけでもなさそうです。私は完全に伸ばし切るイメージが強すぎたのかも。

もちろん引きすぎて右肩が前に出て身体まで右に倒れるようではやり過ぎ(そういう打ち方もあると思いますが)ですが、ある程度最後は右前に身体がなるのだけれども、左腰をしっかり入れてなるべく中心をキープする、というくらいの意識で良いのかもしれません。

もちろん左足で身体を押して竹刀操作は左主体にしていくことは変わらず、最後の手の内の使い方に関して右で押し込み左で引くことで剣尖の速度を出す。

この辺を意識して次回の稽古に臨みたいと思います。

74回目

地元剣友会で稽古。

引手を使った打ちをすると、以前とは当たりが違う感触です。明らかに剣速が速い感じがしています。

それでも地稽古では全く定着してない感じで、ものにするにはまだまだ時間かかりそうです。

75回目

週末、海に行った際に足をすべらせて右足の人差し指を捻挫?痛めてしまいました。

剣道できるかなあ、と心配だったのですが一応できました。ただ、ちょっと怖い感じはあります。歩くときも微妙に痛い。剣道の場合、踏み込み自体は痛くなかったのですが、振り返るときに痛みがありました。ちょっとしばらくはあまり無理せずやろうと思います。

そのせいではないのでしょうけど、なんか今日は足さばきが悪かったです。右足だけ前に行ってしまい、左足の引きつけがあまりできなかった感じです。

76回目

右足の人差し指がなかなか治らないです。ちょっと腫れてきてしまった。病院行ったほうが良いかなあ。

本日は子どもの指導中心で自分の稽古はちょっとだけだったのですが、引手の使い方にちょっと慣れてきて、うまく行ったときは当たり方が全く違います。

これまでみたいに身体のスピードとかだけではなく、竹刀の剣先の速さで打ててるので、これまでよりもより速く相手を打てている気がします。

77回目

若手剣友会に参加。

途中で仲間が一人足を負傷。。。肉離れかなんかだと思うのですが、稽古途中で参加する場合は準備運動をしっかりしないといけないな、と自分も反省しました。今日なんかは準備もそこそこに参加してしまったのでこういうのは危ないパターンだなと改めて思いました。

さて、内容については今日はそこそこ満足の行くものでした。

前回、結構ボコられた強い方に今日は自分が完全に優勢を取ったと思います。

試合だったらと思うと、一つ引き面をいいところ取られましたが、自分が小手と飛び込み面2〜3本決めたかなと思います。

次に試合は見ていて強いなと思った別の若手と稽古。やはりスピードが速く、良いところ何本か打たれましたが、これも同じく飛び込み面を何本か決めて自分がやや優勢で終えられたかな、、、と思います。

稽古後、「右足に体重乗ってるように見えたので、そこからノーモーションでは来れないと思ったのに打ってきたのに驚いた。正直、応じ技を狙ってるのかと思った」とコメントもらいました。

なるほど、相手からはそう見えるのか。これは勉強になりました。

自分的には最近、やや前掛かりに体重を乗せています。ただ、右足に乗ってしまうとぱっと出れないので、右膝をクッションにして左に体重残したまま、前傾するようなイメージで荷重しています。

ここから腹から前に出るというイメージで、なおかつ相手の様子をみて竹刀を殺していくか、あるいは払いながら前に出る感じで行くと、良い飛び込み面が打てることが増えてきました。

8月前半の区対抗試合の選手にも選出してもらったので、残り2週間?くらいですがしっかりやりたいと思います。

78回目

この日は、なんとなく微妙に身体のバランスが崩れてる気がしました。

とある先生に、左足が後ろに行き過ぎて状態が前にいきすぎてるのでは?という指摘を受けました。

ひょっとしたらそうかも知れません。足が開き気味なのは自覚があります。次回稽古はその点に来をつ行けたいと思います。

79回目

今日はバランスを意識してある程度改善した感じがします。ただ、年配の先生と稽古した際に、なかなか心を動かせない、攻めが効かない、という感触がありました。

もうすこし崩しのところを工夫しなければなりません。

また、構えを変えてすこし剣先が高めになりがちなのも直したいところです。

80回目

記念すべき80回目です。

前期の締めということで、人数少なめでしたが紅白戦をしました。

私は引き分け。お相手は胆力があって崩しきれず、良い打突の機会を作りきれませんでした。反省。

負ける感じは一切なくて安定して戦えたものの、崩しの力がまだまだです。

81回目

若手稽古会に参加。

最後に初見の方と稽古したのですが、非常に仕掛けが速いです。そんな中でもある程度打てたのですが、一本勝負、取られてしまいました。。。

がっ!と詰められて手元上がったところ、手首を返しての面をガッツリ打たれました。

これはやはり後手に回って、前でさばけなかったためです。

試合が近いのでこういう方と稽古できたのは良かったです。試合まであと数回の稽古に活かしたいと思います。

82回目

この日は仕事が遅れて遅刻しての参加。ですが、大雨で参加者も少なかったため、わりと多くの先生方にかかる稽古ができました。

超強B先生には相変わらず基本打ちのように面を叩き込まれてしまいますが、何度か攻めを止めることができたので良しとします。

試合まであと一回稽古できるくらいなので、いまさら剣道のクオリティは変わらないでしょうから、身体のコンディションとメンタルコンディションを整えたい所。

7月は稽古数16回。これは記録かも、、、というか確実に記録的な稽古数ですね。平均週4!すごい!

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