RIZIN40 クレベル・コイケ vs. パトリシオ・”ピットブル”・フレイレ戦 感想

控えめに言っても最高の神大会といえるRIZIN40ですが、注目カードと言えば、なんと言ってもこのクレベルvs.ピットブルとサトシvs.AJマッキーです。

まずはクレベル戦から。はたしてクレベルのグラウンドはピットブルにさえ通用するのか?!

自分の事前予想はピットブルの2R KO勝ちでしたが、果たしてどうか。。。ドキドキする!

試合開始

試合開始して、まずあれ?と思いました。ピットブルの構えがいつもと違う。

いつもは堀口恭司と同じような足幅のスタンスをとるのですが、今日は足幅が狭く、いつもより半身に見えない。

そして膝のバネをつかうというよりはどしっと立って、クレベルにかなり近い距離でプレッシャーを掛けていってます。

これは全くクレベルのタックルを怖がってない。そう見えました。すでにこの時点でピットブルの強さを感じましたが、実際には一回引き込まれてみないとわかりません。

クレベルが一回引き込みをトライしますが、あぶなげなくピットブルは脱出します。非常に強いプレッシャーを掛けています。クレベルはこれに対してパンチを出せないので、キックで応戦しますが、強いローキックは良さそうです。ただ、ピットブルは蹴られても全然気にしてないかんじですねえ。

クレベルが何度か組み付こうとするも、ピットブルはパワーがすごいですね。軽く引き剥がしてしまいます。

ピットブルの圧に下げられるも、ピットブルからもあまり手を出してこないので、クレベルは腹をくくったのか自分から前進して、組みの展開にもっていきます。しかしピットブルは突き放してしまいます。

クレベルの寝技を警戒してそこでは勝負しようとしません、、、が、全く怖がってる様子もない。

クレベルの良い投げ!が勢いあまって一回転してしまいましたね。その前後のがちゃがちゃしたところでもピットブルの打撃の精度が高い。ここで1R終了です。

2Rも似たような展開です。ピットブルはとにかくクレベルにパンチを出させたいようですが、クレベルもこれには乗らないですね。そうこうするうちにピットブルの強烈なローキックが当たり始めます。これを嫌ってかクレベル前に出るが捉えられない。更に距離を詰めてロープに詰めるピットブル。これはもう普通に当たりそうな気がしますが手を出しません。クレベルはどうしようもなくパンチを振るうが、これにカウンターを狙うピットブル。やはりこれを徹底して狙ってますね。

3R開始前の表情を見ると、ピットブルは全く息も上がらず余裕そうです。さあ、3Rフィニッシュにいくのか?!

・・・あまり変わらず。ピットブルのボディが刺さりますが、深追いしないですね。さあ、クレベルがタックルから引き込んだ!どうか?! 

・・・うーん、あっさり立ってしまうピットブル。これまで何人もが絡みつかれていたクレベルをいともかんたんに引き離してしまいますね。

クレベルはなんとか打開しようと3Rは攻勢を強めています。おお!テイクダウン取った!しかし余裕を持ってさばいて立ち上がるピットブル。最後のほうでもクレベルがいい感じでつかまえた!と思いましたが、ピットブルはガブッてこれを潰してしまいます。残り10秒、ピットブルの打撃がが当たりますが、KOするようなものではないですね。

ということで試合終了〜〜〜〜。

感想

ピットブルが勝ちに徹してプラン通りに戦い、全く危なげなく勝利した。

という感じですね。

ピットブルはもっと強引に行くこともできましたが、まったくそれをしませんでしたね。というのも、もしクレベルに負けるとしたら、大きく体勢を崩したところに良い形で寝技に入られるパターンのみ、と考えていたのかもしれません。

それさえなければ、全局面でクレベルを上回ることができると考え、実際そのとおりでした。まったく無理しない戦いぶりでした。

ポイントゲームだったので、エキサイティングな試合、ということではありませんでしたが、ピットブルの強さは十分すぎるほど分かりました。かなり余裕の勝利というべきで、ベラトール対抗戦で扇久保vs.堀口戦と同じくらい、あるいはもっと大きな実力差を感じた試合でした。

そしてクレベルに勝つ筋というのはこれなんだな、と再認識。すなわち、倒されることを怖がらずに勝負することです。しかしピットブルのグラウンドの実力があるからこそ、あんなにあっさり立てるのであって、誰にでも真似できることではないよなあ。。。

ただ、真似できないとしても、クレベルに勝つにはあのような姿勢で臨まないと行けないのでしょうね。

さて、ピットブルはタイトルかけて再戦、と言ってくれてますが、再戦したら間違いなくKOされてしまうと思います。もちろん、クレベルももっと強くなってくると思いますけども。

勝ちに徹したピットブル。それはクレベルを認め、真剣に取り組んでくれた、ということなのかもしれません。

しかし正直、がっくり来てしまうような実力差でちとショックでした(涙)。

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