最近、検索エンジンの評価が上がったのか、この記事へのアクセスが増えてきました。
購入しておおよそ半年経ち、夏も越しました。そこで改めて使用感について感想を書こうと思います。
ブレスレットが抜群にいい
発表当初はそのデザインに批判が集中したブレスレットですが、装着感は抜群に良いです。
吸い付くようにハマります。きつくなく、毛の挟み込みもなし。
このフィット感は地味に感動ポイントで、手首をどう動かしても金属の硬さを手首に感じることがないです。それなのに、手首が上を向いても下を向いても時計がずりっと位置をずらすようなこともない。
さらに、バックルのロゴを押すとブレスレットの長さを微調整できます。最大7mm伸びます。最近は大丈夫ですが、夏場なんかは手首がむくむこともあり、どうも微妙に時計がきつく感じるような時にとても重宝しました。
上の写真、めっちゃ分かりにくいと思いますが、まあともかくワンタッチで最大7mmまで伸びるのは本当に実用的で便利。
ちなみに手首を時計側に曲げるような場合。上のような写真のケースですね。
私の持っている他の時計だと、リューズが当たる部分が手の甲に当たって擦れてタコのようになっていました。
オデュッセウスにもリューズはあるのですが、こうやって押し当てても全然擦れたり、突き刺さって痛いようなことはありません。
ブレスレットの滑らかさもあり、とにかく装着感が良い。重さがあるのでまるで付けてないよう、、、とは行きませんが、硬いとか引っかかるとかどっか当たるとか、そういうストレスが全くないです。そういう意味では、ブレスレッドの出来は文句のつけようがないと感じます。
出番はまだないが地味に良い機能
オデュッセウスでは、逆回しで日時の調整を行うことができます。動画撮ってみました。
このように日付変更の12時をまたいで逆戻しすることができます。(その際には10時まで戻すようにという注意書きあり)
海外旅行に行く際などに、日付変更線まだいでも調整が楽なのは良い。といってもこのご時世なので海外に行くことは当分ないと思いますが。
機械式時計の場合、こうやって「逆回しできる!!」なんてことが話題になるのが面白いですねえ。
その他気づいたこと
時針と分針には蓄光塗料が塗っているので暗所ではほのかに光るのですが、これ、切れるのが早い。
日中、あまり日の当たる場所にいないのが悪いのかもしれませんが、なんかすぐ光らなくなるなあという印象。ちょっと他の時計がどうなのかわからず、スタンダードな性能がどんなもんだか分かりません。
しばらく使用しなかった場合の時刻・日時あわせも良い感じです。日時・曜日を変更するボタンの押し心地がよく、何回でも押したくなります。
あと、時計に耳を押し当てた際、歯車がチッチッチ・・・という動作音が聴こえると思いますが、オデュッセウスは音が非常に小さい。ほぼ聞こえません。やはり防水仕様ということで密閉性高いんでしょうか。ネジを巻いた時にジリジリという音もあまり聞こえません。
さて、暑い時期には革ベルトの時計が付けにくいので、ほぼオデュッセウスのみ着用してきました。キャンプや釣り、BBQなどのアウトドアからビジネスシーンまでTPOを選ばず使用することができます。服装もスーツでもカジュアルでもスポーティでもなんでも大丈夫だとおもいます。
仕上げは極めて上質ですが、全体的には地味、というか落ち着いたデザインなので時計だけ浮くようなことが少ないと思います。
ランゲ1だと、ビジネスシーンにおいても相手との関係性上、遠慮したほうがいいかなと考えることもあります。やはり着用機会をある程度考えざるを得ないところがあります。しかしオデュッセウスはその点、オールマイティです。
少しずらしたい人に最適?
ノーチラスもロイヤルオークもすっごいいいなと思います。がしかし、あまりにも王道すぎるのでちとずらしたい、人と少し変えたい、というような場合、最強のオルタナティブと言えるかもしれませんね。
パテックやオーデマ・ピゲと同等の格、同等のクオリティ、同等の機械式時計としての性能、魅力を備えるのは現状ではオデュッセウスだけかなあと思うわけです。ああ、ブレゲのマリーンなんかもそう言えるか。
ノーチラスとロイヤルオークっぽいデザインがずいぶん増えてきてしまったので、それらと全然違う系統のデザインであるオデュッセウスはその点でも価値がある、、、と感じます。
・・・というか、まあ単に自分が好き、というだけですが。価値があるかないかはそれぞれ次第なので蛇足でした^^;
蛇足・夢時計リスト
そうそう、マリーンの話がでたので書くのですが、マリーンもすごくいいなと思ってます。それも現行のやつ。
どうも世の中的には一つ前のモデルが人気のようなのですが、私は圧倒的に現行モデルが好きです。あの青の波のダイヤルの美しさはやばい。
文字盤の模様が光の反射でキラキラするのは、まさに海の上の波頭がキラキラするようで、めちゃくちゃ良い。アラーム機構にもそそられる。文字盤のフォントとかは1つ前のやつのほうがいいけど、この青い波の模様が良すぎて他のことはまあ許せる。
しかしなんといっても、気になるのはこれ。「いつか欲しい夢時計リスト」現状トップなのは、オデュッセウスと同じランゲ&ゾーネのツァイトベルク・ストライキング・タイム。
アナログ機械式時計なのにデジタル表示というデザイン。時間が瞬時に切り替わります。この変わる瞬間をいつまででも眺めてられそうです。
このデジタル表示というのをアナログの機械式時計で実装するというのは、めちゃくちゃ高度な技術を要す複雑機構です。そのため大変高額になるわけで、知恵と技術を結集した壮大な無駄と言えなくもないw
壮大な無駄=超絶贅沢 というやつですね。
いやー、これ動作してるの見るとマジで心惹かれるんですよね。メカにロマンを感じます。
しかもストライキングタイムは、15分ごとにチャイムがなる鳴りモノでもあります。一回鳴らしてもらったことがあるのですが、かわいい音がします。
一方、上述のマリーンのアラームは音が残念。もっと綺麗な音で鳴ってくれたら魅力倍増なのになあ。
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