稽古33回目

テーマは同じ。自分から仕掛けて、相手の剣を殺し、左手で相手の真ん中を押し割るように。肩の力を抜く。です。

今日は他県の八段先生も久々にみえられていました。八段の先生2人に稽古つけていただけるというのはめちゃくちゃ贅沢なことですね^^

そして二人ともに、どうも肩とか硬いなあ。もっと力抜いて、、、と言われるorz…

うーむ、もうこれは生涯のテーマになってしまうかもしれません。いかに脱力するか。

さて、七段先生にも、竹刀からいって顎が上がると上に力が逃げてしまう。顎を引いて身体で押し出せ、と指導をいただく。これもわかってはいるけど先生の攻めで浮かされてしまうとなかなか・・・

ただ今日は、自分なりに良い打ちが出せた気がして、手応えを感じました。

稽古後、軽く飲みに行ったのですが、もう年配でもあり底しれない強さをもつ先生が、剣道の雑誌を定期購読され、毎月、記事を読んでいいなと思ったところをパソコンでまとめている、という話を聞いて衝撃でした。

この段階においてまだそこまで研究するの。。。と。

競技剣道の一線におられた先生で、そういう記事を書いている方も面識がある、先輩でもあると思いますが、場合によっては後輩でもあったりするわけです。でも、そんなことに頓着せず、雑誌の記事や試合の動画をつぶさにみて研究し、良いと思ったところを抽出して、それを自分の言葉でまとめ直すところまでしてるとは正直思っていなくて、感激しましたし、なんというか恐れ入りました。

この年齢。この強さにしてこの謙虚さ。

もうほんとに頭があがらない気持ちになりました。すごいな、と。

飲みながら、いろいろ励ましてくださいまして、いっそう稽古にはげもう、という気持ちになりました。本当にありがたく思います。

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