ハーモニーの心地よさは後天的な感覚らしい

私の愛読書の一つ、Newton。

宇宙とか物理とか数学とか考古学とか恐竜とか最新医学とか、そういう専門領域を、一般の人向けに説明するって感じの雑誌です。

 

イラストや写真が美しいので、ペラペラめくってるだけでも楽しいのですが、今月号に興味深い記事が。

 

 

 

きれいに響く和音とそうではないものってありますよね。

音は周波数、つまり波による物理現象なので、これまでは協和音が快適なのは、人間が生まれ持った感覚、能力だと考えていたそうです。

 

ところが、民族音楽の研究家の多くは、いや、それは西洋音楽の影響にすぎない、と主張していたそうです。

 

 

で、今回初めて、アマゾンの先住民で西洋音楽に触れたこともない人を対象に、音色の快・不快を調べたところ、、、

 

 

協和音がきれいで、不協和音は不愉快、というのは、西洋音楽的な価値観であり、後天的に身につく感覚のようだ、という結論のようです。

 

記事の最後に「自分の感覚でえらんでいるとおもっていた好きな音楽は、文化によって選ばされていただけなのかもしれない」とありました。

 

 

なんだか驚きだし、ちょっと不愉快でもあるw

 

実験の内容とか前提とかに突っ込みたい人もいるかもしれません。

という方は書店でNewtonをお求めください!

今月号は、「超高速は可能か?」がメイン特集です!自然界の最高速度である光を超えるスピード!萌える!(まだ読んでない)

なお私や親族はNewton編集部には勤めておりません!ww

 

 

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