ここで書いたように、ストラトにはちょっとした失敗体験があったため、まったく眼中に無かったのだが、ギター再開とほぼ同時に、ストラトに恋心マックスになってしまったw
ああ、なんでこんなカッコいいモノにいままで興味なかったんだろう。。。
いろいろ楽しく楽器屋さんを巡って見て回るも、どうもサンバーストには心躍らず、青とか赤とかピンクとかw、そういうのに目がいってしまう。
ストラトもスペックについては、もう山ほどいろんな事があって、嫌いじゃないので知識は仕入れるのだが、まあ、結局僕のギター選びって、まず見た目から入るので、あんまり関係なかったりするw
1.見た目で数本に選択肢を狭める
2.弾いた感じの印象
3.細かいスペック
まあ、この1~3の順番なんだろうな。逆はないです。仮に弾きやすかったり音が良かったりしても、見た目気に入らないと候補から落選しますwww
そして吟味モードに入ると、3になっていろいろでてきます。
赤は赤でもこの赤じゃない。
↓
青は青でもネックがVはやだ。
↓
赤は赤でもレリック激しすぎていやだ
↓
この青のフレットが細いのがやだ
とかとか
はじまるわけですよねw
そんな中、最終的に好きになったのがこれ。
’63ストラト by グレッグ・フェスラー。
アンティーク・セミノール・レッドというそうです。
鮮やかで濃ゆーい赤ですね。
これ、クローゼット・クラシックともちょっと違う感じ。
打痕も結構あるし。
ウェザーチェックは、線で入っているというよりは、全体にくまなく細かくひび割れてます。上品なレリックです。
個人的に、ウェザーチェックの入り方など、ストラトのレリック加工全般があんまり好きじゃないのですが、これはいい感じ。
そして、これ指板はハカランダに近いと言われている(?)マダガスカル・ローズウッドだそうです。色はいい感じに黒く、締まったいい感じの材に見えます。
ネックは見事にまっすぐなクォーターソーンです。端正な感じ。
このギター、なんか作りがいい。
さすが、マスタービルダーってやつなんでしょうか。
まあストラトの事を知る過程で、マスタービルダーについてもあれこれ知ったし、実際にいろんなビルダーのギターを中古も含めてかなりの本数見たと思うのですが、自分にはビルダーによる差はそれほど感じなかった。
というか、ビルダー名より個体差のほうが大きい気がしちゃいました。
というか、良し悪しよりも好み? うん、それですね、きっと。だって、とあるマスタービルダーが作るもの全てを気に入るとか、全て嫌いとかあり得ないと思うんですよね。
さて、肝心の音ですが、すごい響く感じがします。リバーブ感、、、って言葉、怪しさ満点なので使いたくないのですが、弾いてるとそれを感じます。
アンプつなげなくてもきれいな音がするんですよね、これ。
かつてのこれとは違い、変なノイズや弾きにくさとはまったく無縁。
ああ、、、いいギターだ、これ。。。しみじみ。。。
と自己満足に浸れました^^
というか、ストラトって弾きやすいんですね。レスポールより全然弾きやすいんですけど、と思ってしまった。
1音1音の粒が立ってる感じする。
レスポールではどうしてもノイズが出てしまうようなところも、音がピシッとミュートされて歯切れよく弾ける。
弾いてて気持ちよいです。
というわけで、ストラトの良さをはじめて実感できたのでした。
ただ、レスポールがローズウッドなんだから、ストラトはメイプル指板にした方が良かったかな、、、とちょっとだけ思わなくもないですw
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