毎日暑いですね。
あまりに毎日暑いので、さらに暑苦しいディストーションで夏を乗り切ろう、とそういう趣旨でございます。
本当は単に新しくライブをやろうとしているバンドがハイゲイン・ディストーションなので、手持ちのペダルで音作りかねて試してました。
そうしたら、面白かったのでクイック比較動画を作ってみただけです。
早速動画から。
しかし、ペダルの評価って、ちょっと時間が経つと自分の中でもどんどん変化して行っちゃいますね。
「これ、あんまり好きじゃない」とか思ってたペダルがが、求める音色が変わってきた瞬間に、「あれ、いいじゃん!」になるのだからあてにならないです。
最近、ローゲイン好みになってきてたのに、今度予定されているバンドはハイゲインです。
そうなってきた瞬間に、これまでイマイチ評価だった、Ovaltoneとかが、急に「なるほど。いいペダルだ」とか思ったりするわけですw
そう意味では、私のペダルのレビューって、完全にもうそのときの気分ですねw
それくらいあてにならないので、自分のためにも、そして読んでくださる人のためにも、なるべく音源を作って、文章だけに頼らないように努めたいと思っています^^
あ、音源のアンプは、Mark Vのクリーンチャンネル。
アンプの音色は完全クリーン状態です。
Leqtique 9/9。
なにかと評判の良いLeqtique。
1.5万円くらいと、昨今の高騰化するエフェクターの中では、極めて良心的、、、を通り越してあまりの強烈なコストパフォーマンスっぷりに、果たして経営は大丈夫なのか心配になるレベルですねw
ものすっごい歪みます、これ。
非常に気持ちいいですね。あー、音が滑らかにつながっていって、じゅわっとして弾きやすい。
最近、ローゲイン好みだったので、この感覚が久しぶりです。
つまみの意味などは、ネットで調べていただくとして、音色作りの肝は、Bottomというローエンドコントロールですね。
右に回していくと、どんどん音が太くなってきます。
単にローエンドというよりは、アンプのずんずんいう箱が鳴ってるあの感じの量をコントロールする感じです。
これはどうでしょうね。真空管アンプにつないで使用する場合は、低めのセッティングでいいんじゃないですかね。あげていくと、ボンボンズンズンいいすぎて扱いにくい印象。
ミドルのカットコントロールがなんと筐体の中にあります。これは表に出してほしかったが、、、
せっかくモダンなディストーションなので、私は1時方向くらいにしました。全開にすると、えげつないほどのドンシャリになりますね。
しかし、これ良いペダルですね。。。じゅわっとして、ものすごい歪み量ですが、一方でなんというか張りのある強い音ですね。
エクスタシーレッド。
動画では耳で聞いたよりもローが厚かったです。
もうちょいカットしたほうがすっきりと聞こえたでしょうし、このペダル、EQが非常によく効くので使いやすいです。
このペダルは、Trebleのセッティングが肝だと思っています。
音作りに悩まれてる方は、とりあえずTrebleは最小値にして、最後にいじる、という感覚で音作りしていくと良いのではないかと思います。
これも歪むペダルですが、VariacをONにするとガクンとゲインレベルが落ちて、ローゲイン・オーバードライブ的にもなります。
なんか、最近いじってなかったんですが、やっぱりこのペダルすごく良い気がする。。。
ブーストON時に、ボリュームとゲインのブースト量を個別に設定可能なのもポイント高い。
アンプはクランチにつなぐというよりは、やっぱりクリーンにつないで、このペダルをプリアンプとしてしっかり音を作っていくイメージですかね。
Ovaltone OD-FIVE 2 Xtreme。
過去何度か紹介していますが、個人的には最初「おお!」と思ったものの、その後、自分的な評価は下がり続けていたのですが、ここに来てもういっぺん上昇に転じましたw
いや、もう今は、ヘビーディストーションを探しているので、これくらいモダンでヘビーな感じがしっくりきますw
やっぱりギターもアンプもペダルも、求めてる音色、音楽次第ですね。
パチモンやAKIBASMITHといったバンドではこのペダルの出番はゼロですが、ヘビーな音色が欲しい場合は、Sweet Honeyとかじゃ話にならないです。
このペダルはとにかくローが厚い。
4発の箱なり感のシュミレートだと思うのですが、これがうるさいくらいいど迫力なんですね。。。
この量をどう調整するかですね。
オーバードライブ的ではなくて、強くジャリっと歪みます。分離感は悪くない気がします。
ともかく、久々に使ってみたところ、俄然このペダル良いじゃん!という気分になりましたね。
タイのメーカーSHARKのWarzy Drive。
以前、タイに出張中に偶然見つけた楽器屋さんが、このSHARKを作ってるお店でした。
上記の記事にいろいろ書いてますが、そのときお土産気分で買ったペダル。
リンクを貼ってたのですが、WordPress移行時に失敗してリンク先記事を失ってしまったようです。。。
・・・ぐおお。
こいつはすげえ!!
激烈に歪みますねー。
9/9と同じくらい歪みますね。
そしてこの多彩なコントロールが、、、よく効き
ます。
特にミドルのコントロールがA、Bと2系統あるのですが、これが絶妙。
ドンシャリでありながらちょっとミドル足すとか、この2つのつまみをグリグリすると非常にいい感じに微調整ができます。
ペダル全体としては、モダンで非常に明瞭でくっきりしたサウンドが出てきます。
ディストーションの場合、どこかくぐもった、膜のかかったような音がするのですが、このWarzy Driveは、非常にくっきり明瞭なサウンドです。
耳で聞いてると、これだけ次元の違うハイファイ感。
これ、ものすごいよくできたペダルです。
今回、これメインになっちゃうかも。。。マイ・ペダル・オブ・ザ・イヤー ディストーションの部にエントリー確実です。
あ、そういえばブーストスイッチが2つありますが、これはもう常時オンでいいでしょう。
あ、レビューも動画も作ってましたね。
あ、ミドルの2つのつまみはこういう意味だったか。。。ブログ書いていて良かった^^
3年前このブログと共に始まった第二ギター期。
その際に初めて自分で買ったみた高級エフェクター、それがこのRiotです。
以来、折に触れて使ったりしてるし愛着もあるのですが、、、
いや、音はかっこいいですが、やっぱりどうも音が後ろに引っ込む傾向がある気がする。
他のオーナーの意見も聞きたいのですが、なんか、、、抜けが悪い。
バンドで使うと、バリバリ割れたローエンドか、プレゼンス成分だけが細く抜けてくる。
この動画でもちょっとその感じが録音されてるんじゃないかと思います。音色そのものはかっこいいんですが、例えば、Warzyみたいな明瞭でくっきりと抜けてくる感じはないし、9/9みたいに音は暑苦しそうでありながら、なんか独特の張り感で抜けてくる感じでもない。
というわけで、マイ・ペダル・オブ・ザ・イヤー的観点からすると、もはやエントリーすらおぼつかない。。。かも。。。音色はかっこいいんだけどな。
まあ、私のことなのでどこかで評価が再度上がってくる可能性はあります。今は低いw
ボグナー ウバーシャル。
うーん、これやっぱり好きだわ。。。
この独特のドライ感。
荒々しい感。
すごい好きですね、この音色。
しかしこのペダル、実はあんまり歪まない。
「歪んでるように聞こえる」けど実は、あんまり歪んでないので、課題曲を弾いたりしてると、もうちょいゲイン欲しくなります。ピロピロ弾くところでサステインが足りない感じがすごいあります。
演奏の腕でカバーってことなのかもしれませんが。。。
しかしこのペダル、やっぱディストーションじゃなくてオーバードライブのくくりのほうがいいんでしょうかねー。ゲイン量的にはオーバードライブって感じです。エクスタシーレッドのほうが歪みは強いです。
ともあれ、聞いていただいてわかるように、非常に音色として個性的です。もっと評価されてもいい気がしますが、発売されて以来、あまりボグナーのペダルの記事って読まないですねw
私は折に触れて書いていく所存です キリッ)
最後が禅駆動。
禅駆動は、、、オーバードライブにカテゴライズされるんだと思いますが、意外に歪むから。。。あと、いろいろ工夫していじってる最中だったので。
こういうリフとかだったら十分なゲイン量じゃないでしょうか。
動画では、サイドスイッチをいじってランプが緑の状態です。TSモードでしたっけ?
赤のモードでも悪くなかったですが、緑のほうがローが出て歪みも強く感じ、よりディストーションライクに聞こえました。真ん中のダンブルモードですか?あれだとちょっと歪み量が少なく音色的にもこのリフが似合わなかったです。
黒ボグナーと同じく、ハイゲインな曲のリードを弾こうとすると、気持ちゲインが足りない感じです。
今のところ、、、
Warzy、エクスタシーレッド、9/9の3つが甲乙つけがたいです。
というわけで、この3つでさらに比較を進めていきたいと思います。
あ、余談ですが、この適当な試奏フレーズですが、最後に、ピロピロ弾いてると思います。
こういうの、、、全くできなかったのですが、気づいたら弾けて感動。
やっぱり練習すると少しずつ指も動いて弾けてくるんだな、と妙に感動したので書いておきたいと思います^^
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