Collings OM1A JL

この記事は3年前の記事です。当時の情報、理解に基づいておりますのでご留意ください

前記事の続きです。

試奏10秒で決定したものの、対面を保つためにその後、多少検証するふりをした上で購入したギターは、CollingsのOM1A JLというモデルでした。

以前の記事「最近聴いた凄いギタリスト」でとりあげたジュリアン・ラージ(レイジ?)のシグネチャーモデルです。

この記事のコメント欄で、このモデルがあることを教えていただきました^^

ただまあ、シグネチャー買うほどファンかというと、まだそこまでには至ってないので、最初は「ふーん」くらいでした。シグネチャーかあ。シグネチャーでプラスの価値がつくのは自分の場合、ジョー・ペリーくらいなんだよな、、、と。

ボディタイプとしては000サイズが良かったのでその点は良かったのですが、サイド&バックはマホガニーということでスコープ外だったのです。

ただまあ公式サイトの説明見てると、通常のコリングスと色々違うところもあり、面白そうだくらいは思いました。

→ 公式サイト(トーラスコーポレーションの製品紹介ページ)

やっぱローズウッド系の張りのあるキラキラ感がアコギっぽいというのがあって、この2ヶ月くらいは基本的にはローズ系のギターを試奏してきたわけです。当初考えていたのは、000-42、000-28、OM-42、OM-28あたり。

マホのギターのやや軽快な感じや、外で聴いた時に優しい感じは確かに好ましいけど、このギターを弾くまでは基本ローズが本命でした。

が、このOM-1は一味違った。

DだかGだかのオープンコードをじゃらーんと鳴らしてみたら、その感触の良さに驚きました。

音が出る時に、サクッとする。サクサクというか、シャクシャク、うーんちょっとちがうな。ともかくそういう感触で、これが前の記事に書いた「たけのこの里」のクッキー部分がサクッとほぐれていく感じっぽいのですw

そして音が抜ける。

アコギ試奏でがっかりするのは、店員さんがチューニングしてじゃらんと鳴らしているのを聴くと超綺麗に鳴り響いてるのに、自分で抱えた位置で音を聴くと、こもって聴こえるというやつです。まあサウンドホールは前についてますから当然なのかもしれませんが。。。

ただ、確率的にヴィンテージはそうではない個体が多いということにある時気づき、D28はその路線の中で選んだわけです。

で、このOM1も実によく音が抜けて聴こえる。

ノーストレス。

で、高域にもこのサクサク感はちょっとあって、全体的に優しい音色だけど、ローズ系のキラキラとは違う種類の華やかさを感じた。

あと、テンションがちょうどいい。

コリングスは結構テンション高いギターが多い印象で、私みたいなヘタレだとちときつい。押さえること自体もそうなんですが、鳴らすのが難しい感じがするのです。

その点、このOM1 JLは同時に弾き比べたOM2 Tよりもややテンションがゆるくて弾きやすい。ちょっとだけど。

D28とスケール一緒のはずですが、全然テンションはゆるくて押弦しやすい。

弾きやすくて、音抜けが良く、D28にはないサクサク感と優しい音色。

ノックアウトされた。これは素晴らしい音!

整ったマホガニー。美しい。

こうなるとマホガニーの方が綺麗に見えてくるので現金なものです。

バインディングは、Tortoise with custom wood purflings とありました。落ち着いてていい感じ。

ピックアップはついてない。

が、ライブでアコギ使用する予定は今の所ないので問題なし。

非常にシンプルなヘッド。

コリングスのロゴが創業当時にビルさんが手で掘り出した旧タイプが採用されているそうです。

チューナーは軽くエイジドされてます。レトロな感じで良い。

トップはアディロンダック。

これだとわかりにくいのですが、塗装がつや消し塗装です。これもこのモデルのちょっと特殊なところだそうです。

バックの塗装はめちゃくちゃ薄い。

導管の凹凸が見えるくらい薄い。この薄さが鳴りの良さにつながってるのでしょうけども、こんな薄くて、10年20年たったら大丈夫なんでしょうか。

D28と並べる。

やっぱり一回り小ぶりですね。

厚みもまるっきり違う。

やっぱDはちょっと大きいなというのを最近感じてました。

右手の位置が、弾いてるとどうしてもブリッジよりにいきすぎる感じ。もうちょっとネックよりのサウンドが好きなのに、どうもずるずるとブリッジの方に流れていってしまうんですよね。

その点もOMサイズならちょうど良くて、自分の体型的にはOMサイズ(000サイズ)がフィット感ありますね。

ビル・コリングスの生前のプロジェクトで、2年くらいかけて開発。実際の発売は亡くなった後ですかね。

人気ギタリストの名前を借りて出して見た、というレベルではなく、ジュリアンラージ 自体も相当突っ込んで制作に関わったようです。

その辺の売り文句って、さほど興味ないときは「ふーん」くらいなんですが、こうして音がめちゃくちゃ気に入ってから読むと、全てが「なるほど。なるほど。さすが!これは音がいいわけだわー」となってしまう。

これもまた現金なものですw

さて、アコギなので見た目よりも音が重要ですね。

主観的なものだけでなく、録音してみて、D28との違いを客観的に比べたいところです。

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