見応えあった中国GP

この記事は4年前の記事です。当時の情報、理解に基づいておりますのでご留意ください

 

第二戦中国グランプリは、見応えのあるレースでした!

 

序盤、バーチャルセーフティカー導入時に、いち早くレインタイヤからソフトタイヤに履き替えたベッテルは、その時点ではかなり優勢に立ったと思われました。その時点でのシミュレーションでは、ソフトタイヤで残り周回数走り切れそうだ、という判断があったらしいので。もちろん再度雨が降ってくるかもとか、走りきれないかもしれない、とかいろいろ不確定要素はあったものの、先手を取ったベッテルは有利に見えました。

 

レインタイヤを履いている首位ハミルトンはどこかでタイヤを交換しなければならない。となると、一旦はタイヤ交換で6位に下がったベッテルが事実上の首位。。。と見えました。

 

ですが、その1〜2周後に、ジョビナッツィの大クラッシュで、セーフティカー導入。上位がこの間に全てスリックタイヤに履き替えたことで、ベッテルの早めのタイヤ交換は単に損しただけになってしまいました。

 

そこから、ベッテルはレース中盤にかけてライコネン、リカルド、フェルスタッペンの3台を抜き、2位に回復。

これはすごかった。

 

昨年までなら、おそらくタイヤがダメになってアタックできなかったと思うけど、長い周回にわたって攻め続け、追い抜きができるというのは、今年のルール改正によって昨年より明らかに良くなった点でした。

 

特に、レッドブルのダニエル・リカルドとのバトルは興奮。ホイールとホイールがわずかに接触する激しいバトルでした。ベッテルのタイヤのサイドの黄色い塗装が接触の摩擦でなくなってしまうものの、お互いにマシンはノーダメージというギリギリのところでの接戦でした。

 

予選トラブルで16位と後方に沈んだレッドブルのマックス・フェルスタッペンも、1周目で9台抜き、その後もゲームみたいに抜き続け、チームメイトのリカルドまで抜いて2位まで上がったのはすごかった。今年リカルドvsフェルスタッペンがどうなるかも楽しみですねえ。

 

一方で、ベッテルが抜き去ったレッドブル二台を抜けなかったライコネンは、物足りないパフォーマンスでした。ファンだけに残念ですが。。。引退後ロータスで復帰してグロージャンを圧倒したあの辺までがピークだったのかもしれない。

 

このままだと、予選でたまに勝ったりはするかもしれないけど、1年を通じてベッテルを脅かすパフォーマンスを出しそうにないのがちと寂しいですね。

 

ライコネンは今年ボッタス&レッドブルの前にいること、というのが求められると思います。

 

コンストラクターズ(チーム選手権)の争いを考えると、優勝はベッテルとハミルトンで争うとして、3位表彰台をライコネンが取るのか、 それともボッタスか、あるいはレッドブル2人か、という勝負になりそう。なので、ライコネンが決勝でボッタスを抑えていられれば来季の契約もありな気がする。そういう意味で、今回コース上でフェルスタッペンにぶち抜かれたのは痛い失点だと思います。

 

しかし、フェラーリはストレートでレッドブルを抜けなかったので、ルノーエンジンもパワー出てるんでしょうね。そういう意味では、レッドブルもチャンピオン争いに関わってくる可能性は十分あります。

 

さて、ボッタスは今回はバカみたいなミスをしましたし、これまでのところとりたてて目立つところがない様子。予選でのタイム差は、初戦が0.3秒。中国では0.2秒。

今後1〜2戦のうちに、予選でハミルトンに勝てないようだと、1周の速さの評価は定まってしまうかもしれないですね。

 

 

もっともハミルトンはデビュー以来、対チームメイトで予選の対戦成績、誰にも負けたことがない。デビューイヤーの2007年、チームメイトがアロンソの時ですら、10勝7敗で勝ち越しています。(勝率59%)

 

アロンソと同等の対戦成績をあげたのはロズベルグだけ。ロズベルグに対しては昨年は57%くらいだったので、ハミルトンとしては最も手強かったチームメイトと言えます。もちろんチームメイトに負けたのも昨年が初めてですしね。(アロンソは同点だったが優勝回数でハミルトンの方が多かった)

 

・・・とおもったけど、一回バトンに負けたことがあったか。(チャンピオンシップ・ポイントで。予選は圧勝)

 

 

ともあれ、一周の速さでは疑いのないハミルトン。

 

純粋な速さでハミルトンに対抗できそうなのは、現役ではベッテルくらい、、、か?

 

 

 

↓はF1公式サイトの中国GPダイジェスト動画です^^

(埋め込みでの再生はダメなようです。Youtubeで見る、というリンクを押すと見れます)

 

 

このロングストレートなサーキットでもメルセデスと戦える今年のフェラーリ。アロンソ初加入の2010年を最後に、チャンピオンをかけて互角に戦えるマシンがなかったフェラーリですが、今年はチャンスありそう。

 

この先の開発競争の激化が予想されます^^

 

「なんとなくの感じ」という分析でもなんでもない、ただの感想ですが、予選で裏技(予選用エンジンマッピングらしい?)を持っているメルセデスが、まだやや優勢な雰囲気を感じさせます。予選Q3だとストレートが10km/h速くなってたので、エキストラパワーが出てそうです。

 

マシン後方につくと気流の乱れで追い抜きがしにくいという今年のマシン特性からすると予選が強いのは昨年以上のアドバンテージになりそうです。

 

 

さて、今週末はバーレーンGP。気温の高い環境ではフェラーリ有利と言われてますが、どうでしょうねえ。めっちゃ楽しみです^^

 

 

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