中学生からF1をみはじめたので、30年以上の歴があることになるのですが、今回もやってきましたね。
問題の種を見つけるやいなや、皆で盛大に燃料を与え、風を送り込むこの感じ!
ロシアGPでの出来事をきっかけに、ベッテルとルクレールの関係悪化を狙う思惑が一斉に表面化してきました。
メディア的には関係悪化した方が面白いのでどんどん書く。
他のドライバーやチーム代表からすれば、フェラーリ内部がごたごたすればするほど好ましいので、有る事無い事や、わざわざ怒らせるようなことを言い始める。
ジス・イズ・F1ですね^^
個人的に、F1の面白さは3つ。
1. スポーツとしての側面
2. 技術開発競争の醍醐味
3. 政治的駆け引き、混乱
この3つです。
フェラーリが速さを増してきたので、各関係者は3を使ってフェラーリの足を引っ張りにきてます。
メルセデスもハミルトン&ロズベルグの時は結構いろいろありましたが、今のチームメイト、ボッタスだとまだ実力もドライバーの格としても相手にならないので、ために揉めても、あまり周辺に炎上しない、というかできない。
が、4回のチャンピオンという最高の格付けを持ってるベッテルが不調(あるいは衰えたと見られている)であり、若いルクレールが滅法速いことで、これは2人は不仲になるだろう、ごたごたするだろう、とみなが予想し、ある意味期待もしてるってことなんでしょうねw
さて、みんながいろいろ言い合ってこの騒動に燃料を投下している中、フェラーリの前会長ルカ・モンテゼモーロ氏の発言が良かった。おおよそこんな感じ。
「私だったらレース後にルクレールを叱りつけるだろう。お前は私たちが指示する通りにただ従ってればいいんだ、と」
ひどいww
ひどいが、個人的には賛成。前の記事にも書きましたが、今年はそれで良いと思いますね。今年に限っては半端にルクレールに遠慮したりする必要なんかないと思う。
チームは今年のマシンを上手く乗りこなせてないベッテルをひたすらサポートしてれば良い。それでルクレールが不満でもどうってことないと思います。なぜならそれが不満でルクレールが移籍するという危険性が極めて少ないから。フェラーリはなにがなんでもルクレールを失ってはいけないと思いますが、そのリスクは超小さいとおもいますね。
これがレッドブルだとそうはいかないでしょう。しかし幸いなことに、ガスリーもアルボンもフェルスタッペンにかすり傷一つ負わせてないですから、揉める要素がない。
来年あたり、フェルスタッペンがチームメイトに脅かされるような状況になれば、まあ似たような争いが勃発するわけで、その際はフェルスタッペンはメルセデス移籍?それともフェラーリ?その場合ベッテルは引退?それともレッドブル復帰か?!みたいな感じになるので、もっともっと面白いF1政治ショーになるでしょうね^^それもちょっと見てみたい。
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