いやー、面白かった!
他の試合も面白かったんだけど、武居、井上戦の感想を書いてみたいと思います。
武居 vs. 比嘉
熱戦でしたね。素晴らしい試合でした。
ボクシング強者の強者っぷりを見せつけられたというか、本当にすごい駆け引き、技術、体力、精神力でした。
リアルタイムで観ながらつけたスコアはこんな感じです。私はスコアリングについて何も勉強したことがないただの素人で、感じただけのスコアです。
ちなみ、私は武居選手応援です!
ラウンド | 武居 | 比嘉 | メモ |
---|---|---|---|
1 | 9 | 10 | どっちもどっち。比嘉の踏み込みからの攻勢がやや目立った程度で実質的な差はない。 |
2 | 10 | 9 | どっちも被弾してるが後半にかけて武居優勢の印象 |
3 | 10 | 9 | |
4 | 9 | 10 | 打ち合いの中で武居は比嘉のパンチを多く被弾。倒れるかとおもったが武打たれ強い。打ち合いはかなり危険 |
5 | 10 | 9 | |
6 | 10 | 9 | |
7 | 10 | 9 | アッパーに対する比嘉の良いカウンターがあったが、全体的には武居か |
8 | 9 | 10 | ちょっとぼーっとしたのかどっちかわからない。比嘉の強いボディが印象的なので比嘉だが、本当にわからない |
9 | 9 | 10 | 比嘉の強打が炸裂して怖い。武居は身体は乱れてないがやや削れてきた印象。打ち合いはやってはダメな感じ。 |
10 | 9 | 10 | 武居の右目が腫れて被弾がふえてきた。一回パンチで腰が落ちかけたところもあったような。 |
11 | 8 | 10 | 武居のダウンはスリップのように見えたが、スローで観るとたしかにあたってる。 |
12 | 10 | 9 |
というわけで私のスコアリングだと、113-114で比嘉選手勝利、でした。がーーーーん、ショック!!
ただ、正直8ラウンドがわからない。見直したらあれかもですが、リアルタイムでつけていたときはどっちか良くわからず、ただ、比嘉選手の強いボディのヒットが印象的かなあ、、、と思ったのですが、どっちがヒット数が多いとか全然わかりません。これが逆なら武居選手勝利なんですよね。
11ラウンドのダウンはちょっと気の毒かなあという気もしなくもない。
ともかく、武居選手応援の自分としては勝ってくれてホッとしたけど自分のスコアリングは負けと出てたのでまあまあ複雑です笑
井上 vs. ドヘニー
まあ、圧勝でしたね。これはスコアつけてません笑
ドヘニーがディフェンシブ過ぎて全然噛み合わず、かつ、終わり方は拍子抜け。しかし全局面で圧倒した。以上。って感じですね。
今回改めて感じたのは井上選手の技前の強さ。
それから相手の左をもらわないようなアングルの取り方。
その2つがおおーーーーー!と思いました。
まず、ドヘニーは身体のレベルチェンジを行うと同時に、武器である左のパンチの種類、軌道を変えていくぜ!というような攻めを仕掛けていました。
TVでみてて、自分だったらこれ、絶対動かされてると思いました。
しかし井上選手は全く動じず、圧も緩めず、そのまま少し入ってきます。
これはドヘニーは苦しかったはず。
そしてなんとか左の強打を当てたくても、井上選手の攻撃が左を振れないようないい感じの角度を作ってると思いました。
井上選手は、パワーもスピードもずば抜けてますが、そもそもパンチを出す前が強いですね。剣道でいう、技前の攻めというところで尋常じゃない強さを感じる。
特に今回はネリ戦の反省を活かして相当慎重にやってましたね。強い。
6ラウンドから攻撃に比重を移して、7ラウンドはかなり攻撃的になってました。ドヘニーにワンチャンあるとしたらあそこなのですが、その前にダメージの蓄積と、攻めの組み立てがしっかりされていたのでどうにもならなかったですね。
最後は拍子抜けで、鮮やかなKOが観たかったのが本音ですが、まあ、普通にKOですよね、あれ。
1ラウンドも落とさず、全局面で圧倒しました。
いよいよ次はアフマダリエフですかねえ。いや、サムグッドマンがあるのか。アラム氏がいうラスベガスのビッグイベントも気になるなー。
ますます井上選手から目が離せない!
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