ちょっと前に噂に上がっていたSSLのミキサーが登場しましたね!
SSL SiXの兄貴分、SSL “BiG” SiXです!
SSLのアナログミキサーは、X-DESKというのがあったと思いますが、サイズ感的にはそれくらいですね。X-DESKが16チャンネルだったのに対して、BiG SiXは18チャンネル!
SiXにはあったD-SUB端子がなくなり、すべてのインプットアウトプットが並んでるように見えますね。これはいい。
まさにSiXを2倍にした感じ。マイクインプットも2→4に。ステレオインプットも2→4になったかんじですね。
このビデオで各セクションを紹介してくれています。一応みてみたら、あれ??これはすごいアップデートがあるぞ?!
全チャンネルに3バンドEQが!
なんと全チャンネルにEQ搭載にアップデート。これは羨ましい。
SiXではSuper Analogueの2インプットのみに2バンドEQが搭載されていましたが、3バンドのEQが全チャンネルに搭載のようです。
チャンネルコンプレッサーはSiXと同じもののようです。
レイアウトがスマートに
チャンネルストリップがスマートになりました。上からST CUE1、ST CUE2、EQ、コンプレッサーと、流れ順に整理されました。これも地味にいいなあ。
あとヘッドフォンが2系統に。これもこのサイズなら必要ですね。
オーディオインターフェース機能が・・・!
さらに96khzのオーディオインターフェース機能が!
各チャンネルごとにUSB経由でのシグナルを受けたり、送ったりできるようなスイッチが搭載されています。
こ、、、これは地味にすごいのでは。
DAW上で出力を変更するだけで、BiG SiX側でチャンネルごとにシグナルを受け取れるなら、簡単にサミングミキサーになるじゃないですか。。。
まあその時受けがUSBでいいのか、というのはありますが。
また、各チャンネルごとにUSBに送るみたいなボタンがあるので、BiG SiX上のどのフェーダーの音をDAWにおくるか、というのを選べるように見えます。
これはDAWとの接続を非常に簡単にするイメージです。USBで繋ぎさえすれば、DAWのミキサーとBiG SiXはすごく直感的に繋がる感じがします。
今現在はオーディオインターフェース別のものを使ってるのでこの使い方は難しいですが、BiG SiXとPCだけで完結する制作環境もいいなあ、と思いました。
特にUSB経由で内部ルーティングができるなら、G-CompやEQをかなり積極的に使っていけますよね。
サイズはどれくらい大きくなった?
SiXとくらべてどれくらい大きくなったのか、というのはRock oNさんの紹介ページが良いですね。
やはりレイアウトをシグナルチェインに沿った形にしたことで、奥行きも大きくなってますね。
とはいえ、16Ch+2Chの最大18chインプットのミキサーにしてはやっぱり小さい。
最近のSSLの製品はもう絶妙
最近のSSLはほんといい感じです。もともとは超ハイエンド、というか完全プロ向けでしたが、昨今は、小規模なプロダクションや、ハイアマチュア向けの製品が超鋭いですね。
機材オタクである私のような人には刺さりまくっています。。。
私はSiXならびにUF-8を使っているのですが、どちらもめちゃくちゃいい製品です。
なんというか、こうかゆいところに手が届いている。絶妙なスペックです。SSLの製品企画部は素晴らしいです。(UF8についてはトランスポートボタンはやっぱりつけて欲しかったが)
私自身はSiXがあるし、やはり用途を考えてもBiG SiXはちょっと手に余るので買い替えようとは思いませんが、X-DESKとSiXで悩んでたような人は、キターーーーーーーーーー!!!!って感じじゃないでしょうか^^
来年1月発売予定ということで楽しみですね!
コメント