2017年のF1も終わってしまった

この記事は5年前の記事です。当時の情報、理解に基づいておりますのでご留意ください

 

過去最多のレースということもあって長いシーズンでしたがとうとう終わってしまった。これから3月まで今ひとつ物足りない気分に毎年なりますw

 

最終戦のアブダビは、チャンピオン決定戦ということで、緊張感のあるスタートでしたが、チャンピオン争いやレース展開そのものに影響するようなことはなく無難にスタート。マックスのスピンはこの段階では特にチャンピオン争いに関係するような要素はなさそうでした。

 

抜きにくいコースだしハミルトンが首位を堅持するのは確実に見える。ニコ・ロズベルグが他車に抜かれそうな心配もほぼない。あとはトラブルがあるかどうかくらいしかなさそうだなあ、、、とやや消化レースの感が前半はありました。

 

ライコネンが調子良かったので頑張って表彰台乗らないかなと思って見てたら、すぐにピットインするはずのマックスがなかなか入らない。もしやワンストップ?というあたりから面白くなってきました。これで状況によってはロズベルグがマックスに抜かれる理論上の可能性が出てきたわけです。

 

そしてクライマックスは終盤10周くらい。これは緊迫した。

 

再三のチームからの「ペースを上げろ!」という指示を無視しまくりわざと「遅く走る」ハミルトン。これによって2位のニコ・ロズベルグ、3位フェラーリのベッテル、4位のレッドブルとの差がみるみる縮まっていきます。

 

1位から4位が連なって走る終盤でした。

 

ハミルトンは優勝した上にロズベルグが4位以下にならなければ逆転チャンピオンにはなれないという状況。ハミルトンはロズベルグの後ろにライバル車を近づけて、ロズベルグが抜かれるか、追い抜きを防御しようとしてクラッシュするか、その辺を期待しての行動だったと思います。

 

実際3位のフェラーリのベッテルはスーパーソフトタイヤを装着していたので、明らかに速かった。ある時点ではハミルトンはロズベルグよりも1周2秒近く速かった。

 

 

この「わざと遅く走る」ハミルトンの行動を非難する声が多いようでしたが、私は汚いとは思いませんでした。ロズベルグを4位まで落とす可能性を高めるというのが、ハミルトンがチャンピオンを取るための唯一の戦略だったと思います。そのためにはロズベルグの後ろにライバル車を近づけなければいけない。メルセデス2台が全力で走ったら他のチームはついてこれません。だから少し遅く走って間隔をつまらせる、というわけですね。

 

その執念に感心しました。ハミルトンは、もしロズベルグが4位まで後退したら、今度はペースをグッと上げてきたに違いありません。

 

あの時、ロズベルグをぶっちぎって優勝して、本当に早いのは俺だ!というアピールも潔さとしてはアリだと思いますが、そんなことより、あくまでチャンピオンを取ろうとする姿勢に凄みを感じました。

 

ま、この辺異論はたくさんありそうですが^^;

 

ともあれハミルトンのこの戦略によってアブダビGPの終盤が非常に緊迫した面白いレースになったのは間違いないですね。

 

今年チャンピオン取れなかったらニコ・ロズベルグに次のチャンスはなかったかもしれない。来年はルールが変わるので、メルセデスが今年ほど競争優位を保てる保証がない。3年連続チームメイトにチャンピオンを取られたという事実も残る。

 

相当なプレッシャーの中、ニコ・ロズベルグは完璧に攻めて完璧に守り抜いたと思います。

 

圧倒的な速さの元に掴んだチャンピオンではないと思います。それでもロズベルグはワールドチャンピオンにふさわしいと個人的には思います。

 

しかしこの二人、9歳だか10歳くらいからレースで戦ってきた幼なじみ。若い頃は一緒に住んでたこともある。そんな中、ついに二人とも最高峰のF1まで昇りつめ、しかも、同じメルセデスのワークスチームでチャンピオン争いとか、もう漫画ですな。。。それにロズベルグは親子2代のワールドチャンピオンですね。すごいな。

 

 

さて、来年はマシンの形状が大幅に変わるし、開発制限も緩和されるので、昔のように1年を通じて勢力図が変わっていくような激しいシーズンを期待したいです。

 

もちろんフェラーリの復活も^^

メルセデス、フェラーリ、レッドブルが三つ巴で最後にフェラーリが勝つってのが一番快いですw

 

 

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