アンプとペダルの相性

アンプとペダルの相性って歴然とあると感じます。

これは超お気に入りの変態ファズ。
Z.VexのFuzz Factoryのパワーアップ版とでもいうべきFuzz Factroy7というペダルです。

いたってノーマルのファズから、「ブーブー音」、「ブチブチなベルクロ音」、不安定でヒステリックな「ピギャァァァ音」まで自在です。

その辺は下記の記事の動画をご覧いただくとわかりやすいです。演奏はつまらんですが、我慢していると後半、どんどん変態度が増してきます。

→ fuzz買っちゃったの記事

調整幅が広くて素晴らしいペダルなのですが、残念ながら写真のDirty Shirleyとは全く合わない。

Dirty Shirleyは、ゲインを目一杯絞っても歪んでしまうアンプです。
ギターのボリュームを絞ると綺麗なクリーンになりますが、アンプのゲインは1から歪みますw

しかも粗い粒立ちで、ローもパワーに溢れて再生しきれないみたいな飽和感のある歪み方で、これは同ブランドのBE-100とは全く違う肌触りです。

このアンプの荒々しい歪みとは、Fuzz Factoryの変態歪みがぶつかって、どうにもならない感じになります。

クリーンの出るアンプに繋げばFuzz Factory7は、素晴らしく調整幅が広いのでいろいろできるのですが、DSにはどうやっても合わない。
クランチでもMark Vとはそこそこ合わせられるのに、DSはどうもダメです。

聴ける程度のセッティングにすると、そもそもファズじゃなくていいじゃん、みたいな感じもするので一緒には使いにくいです。

そもそも1年ほど使ってみて思うのですが、Dirty Shirleyは、全体的に歪みペダルとの相性はあまり良くない感じがします。

歪みペダルの歪みと、アンプの歪みがぶつかり合って、両方潰れちゃうような感じがあります。

一方でブースター的に使えるペダルはわりと何でも良い感じす。

とはいえ今のところは、TS808が一番使いやすいと思っていますが、Sweet HoneyやKTRでもいいし、その他、ローゲインセッティングができるペダルなら何でもわりといいです。SHODだと、ちょっと真ん中が薄れる感じがしてアンプの音色の良さがややスポイルされる感じがするので、TSが一番いいかな。KTRはやや硬質な感じになりますので、用途によって分ける、という感じ。

Mark Vも私見ですが、歪みペダルとの相性がシビアなほう、、、なのかなあと思ってます。
クリーンチャンネルはややペダルの金属感が強調されるような気もしますが、ほとんど大丈夫。ただ、Ch2とCh3はそこそこ歪みの質を選ぶかなと感じています。

アンプ単体では弱クランチくらいにするわけですが、それでも歪みの質によっては音が引っ込んでしまう感じがするペダルが多い。

そんな中、万能選手はやはりTS808と、KTR。

この2つはどれと合わせても破綻しない感じがします。

どちらもゲインは抑えたブースト利用なんですが、音量と歪み方の関係で、ちょっとゲイン足したり、トーンでハイを足してみたり、という調整が非常にやりやすく感じます。

この曲、もうちょっとサチュレーションかかってる感じなんだよなあ、という時にKTRのゲインを上げたり、TS808のトーンを上げていったりすると、ちょうどよくハイのジュワー感を出したりできるので、とても使いやすい。

逆にアンプのゲインを足してもちょっとちがう、というときにペダルのボリュームを上げてプッシュさせると、アンプのゲインあげるのとは少し違う粘りっけが足されたり、こうした調整がしやすいのが、いまのところ、この2機種です^^

新入りのBE-100はまだ全然ペダルを試していません。
どうなるのかな。。。

なんとなく、音色的にもゲイン量的にもアンプで完璧に完結してる感じがするので、ブースターすらいらない気もする。。。

あ、EP-3だけは試しましたがとても良い感じです^^

マーシャルにあうペダル、フェンダー系にあうペダル、Vox系にあうペダル、JCにあうペダル。

使い込んでアンプやペダルの特性をきちんと理解しているとまた調整の仕方も変わってくるんでしょうけども、やっぱり相性の良し悪しはすごくあるな、と良く思います^^

ギターとの相性、、、はシングル用とハム用くらいは思うかなあ。
ハムで使うと音が太すぎる、シングルで使うとぺらぺらになっちゃう、というのは間違いなく感じますが、ギターの個体差レベルでの相性は感じたことはないです。

ひょっとしたら追い込んでいった時にギターの個体差による相性も出てくるかもしれませんが、アンプとの相性にくらべると無視できるくらい小さい、と今のところ思います^^

書いてるうちに何が言いたかったのか見失ったので、一旦終わりますw

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