稽古42回目

このところ忙しくて稽古できてませんでした^^;

久しぶりの稽古で果たしてどうだろう、、、と思ったのですが、案外良かったです。

このところ、あれこれいろんなことを試していますが、とにかく足をしっかりセットしておくというのを意識して稽古していました。

この日、稽古人数が少なかったため、超強C先生と2回も稽古つけていただくことができました。気づくと中心を取られ、そのままぐーっとど真ん中を割られてぱこーんと綺麗に飛び込み面を喰らってしまいます。

それも結構遠間から打たれていまして、なんでこれを防げないんだろう、、、と毎回思います。

すると、先生がとあるコツを教えて下さいました。

それを素直に実践すると、お?

おお?

先生の攻めの圧に対抗しやすくなった!!!!

もちろん、先生は教えたからには実践させてやろうと簡単に「それ」を許してくれているから、、、だと思いますが、それにしてもいい感じ。

これまでよりも打突の機会と見たときに素直に身体が前に出ます。

「これ、意外にみんな気づいてないんだよ」

「これはあんま他の人に言わないほうがいいよ。他の先生方も熱心に指導してくれるけど、この最後のコツをあまりはっきりとは教えないからね」

ということなので、しばらくは書くのは控えたいと思ってます。

一つ言えるのは、自分が思ってるより早く、遠いところからなんだな、、、ということ。

そして、自分自身で気づくまであともう一歩だったなということ。

なんとなくわかりかけていたポイントでこのブログにもちょいちょい書いているポイントだったのです。とはいえしかし、このように明瞭に意識するまではあと半年から1年位かかったかもしれないとも思います。

そういう意味では非常に時短というか、近道させてもらった気がします。めちゃめちゃありがたい。。。

一方で、ここで言葉と実地で具体的に教えてくれたのは、そろそろ実践できるだろう、と感じてくれたからなんじゃないかとも思っています。

これに関連してスキルアップ、レベルアップの仕組みみたいなものについて最近思うことがあります。

あたりまえのことなんですが、結局、同じ言葉、同じコツを聞いても、それを理解・実践できる力が受け手に備わってないと、ぴんとこないし、身につかないよなあ、ということです。

しかし逆に、その段階に行く準備が整っていれば、その言葉をきっかけにレベルがぽんとあがることがあります。その瞬間に最後の経験値を得てレベルアップするような感覚というか。

どういう状態であれば、「次に行く準備が整っている」というかというと、ドラクエみたいに単なる一軸の「経験値」というほど単純なものではなく、間合いの感覚、目付、竹刀の鎬を使う感覚、相手の竹刀の活殺の感覚、技の起こりを捉える感覚、左足のセットの感覚、必要な筋力など、さまざまなスキルセットが一定の水準に達することがまず必要で、その後は、それらの連動に習熟する必要があります。

そこではじめてレベルアップの準備が整う、、、と思うのですが、単にスキルが一定以上になるだけではレベルアップはせず、そこから、「ああ、こういうことか。なるほど」という気付きを得てはじめてレベルアップする、というようなシステムになってる感じがします。

で、今回は自分で悟ったわけではなく、先生の言葉によるものがきっかけだったのですが、その必要な「気づき」を得てレベルアップしたような気が自分ではしています。

果たしてそれが勘違いかどうかは次回稽古でわかるとおもいますw

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