「クララとお日様」カズオ・イシグロの新作が出るって!

好きな作家はたくさんいますが、「最も好き」「Tier-1」と言える小説家、作家さんということで考えると、、、3人ほど今、ぱっと思い浮かびました。

山崎豊子さん、京極夏彦さん、カズオ・イシグロさんです。

そのカズオ・イシグロさんの新作「クララとお日様」が発表されました!

ノーベル文学賞受賞第一作!  カズオ・イシグロ最新長篇 『クララとお日さま』2021年3月刊行!
急告!! 2020年6月16日22:00 早川書房は、2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ・

に、2021年?

まだだいぶ先ですねw 上の記事によると全世界で一斉に発売らしいです。

いやもう、マジで楽しみ。楽しみすぎる。

前作の「忘れられた巨人」は、記憶の話でした。いろんな要素がありましたけど、自分の読後感としては、忘れてしまうことの悲しさと幸せ、忘れられないことの尊さと怖さ、それがないまぜになって、人生が複雑になったり単純に感じたり、そして幸せであり切なくて、すごく印象が強かったです。三人称になったのも新鮮でした。それに舞台がもろにファンタジー世界だったのも、これまでの作風からすると非常に意外でした。

そして最新作が「クララとお日様」ときたかあ。タイトルだけでは全然分かりませんが、「忘れられた巨人」のような路線なのか、「私を離さないで」のような感じなのか。。。

よくみたら上のリンクの記事に粗筋がありましたね。

実に6年ぶりとなる新作の主人公はクララという人工フレンド(Artificial Friend)、つまり子供の遊び相手として製造された人工知能搭載ロボットです。ある少女の家に買われていったクララは、献身的に少女に尽くしますが、一家には大きな秘密が……。

https://www.hayakawa-online.co.jp/new/2020-06-16-220515.html

これをみると「私を離さないで」みたいな雰囲気が・・・?

この人の本はなんというか、読んでいると、そこに一回も行ったことがないのに、どこか自分の小さい頃の記憶と接続されるような感覚や、その壁の向こうがどうなってるか知ってるのに、今は角度的に見えていないから、本当の本当はどうなってるかわからない不安定感や、畏れ、があるようで、なんだかいろいろ刺激されます。

村上春樹さんの本も別世界に引きずり込まれる感がありますが、カズオ・イシグロさんのは質感としてもっとのったりと分厚いというのか、、、もちろん作品によって肌合いは違います。

でもなかなか読書でこういう感覚というか肌触りのようなものを得ることってあまりないので、初めて読んだときのインパクト、、、インパクトではないんですよね。展開も鈍重だしまったりしてるので、インパクトということでいうとむしろインパクトはない。

もっとじわじわ、のったりと圧がかかってくる感じというのか。うまく表現できません。とにかく好きです。

前にもカズオイシグロさんについては書いた気が。これですね。

なんにせよ、とにかく今から楽しみです。

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