アナログディレイ・パート2

前回の記事の出来事で、アナログディレイにピクッ!としたと書かせてもらいました^^
moog のMF Delayはなかなか変わったペダルでなんとなく使いにくそうなものの、独特の音色が心に残ります。

こうなると、、、つまりその帰結としてこうなります。

そう。。。
アンプステーション等でたまにみかける巨大ペダル。

ペダルってサイズじゃないですけど。

mooger foogerというシリーズのディレイです。

MF-104Mという製品名。

ミニなmoogも良かったので、これも当然良いだろう、、、という予測が立ちます。
ミニに比べてアドバンテージは、

・タップテンポ対応。
・1100msとロングディレイ対応
・ディレイに対する豊富なモジュレーション

というところですね。

実際、バンドでディレイを使おうと思うと、個人的に必須機能がタップテンポです。
デジタルだろうとアナログだろうとこれは圧倒的に便利であり、ほしい機能です。

慣れたらつまみでもさっと調整できるもんなんでしょうか。。。

あと、ディレイタイムですが、500msecだとちょっと足りない。もう一言ほしいです。
700msecまで出れば、私の場合、おおよそ無問題です。600msec代はわりとある気がしていますので。

その点もポイント高し。アナログディレイで長いロングタイムはなかなか難しいようです。

とにかく見た目がかっこいいですね。。。
でかいけど。

さて、インプレッション。

このMF-104Mでは、ディレイのセッティングとして「Short」と「Long」をスイッチで切り替えられます。

Longで最長1100msec出るというわけです。

さて、Shortのほうにすると、ディレイ音は明るく、爽やかに響きます。

やはり濃密な感じはありますが、MF Delalyのように、一聴して「暗いな」という印象はありません。

これはいいです。期待通りのウォームな良いディレイ^^

さて、スイッチをLongのほうにすると、出た!

MF Delayばりのダークな音質に変わりました。

バンドで使ったらこのディレイ音はさすがに聞こえないんじゃないか、、、と懸念されます。

ただ、ダークだけど存在感はあるんですよね。。。意外にバンドの中でも聞こえてくるのかも、、しれない。

さて、このディレイの特徴は、moogのアナログシンセ譲りのモジュレーションセクション。

ディレイ音に対してモジュレーションがかけられるのですが、いろんな波形が選べます。

サイン波をうまいことセッティングすると、コーラスになります^^
このコーラス効果はなかなか美しいし、良い質感なので気に入りました。

他の波形は、、、

正直変態サウンドになりすぎてどうしていいかわからないですw

やっぱシンセとかにかけると面白いんだろうなとは思うのですが、ギターサウンドにはなかなか難しい。ただ、そうとう変態音になるので、クリエイティブになれれば、唯一無二な効果を作り出せるかもしれません。

そういう意味ではいじってて非常に楽しいペダルですね。

ギター専用ペダルは、普通、つまみをどこにやってもある程度破綻しない感じですが、このMF-104Mのモジュレーションセクションは、余裕で破綻するので逆に面白いww

シンセの楽しみの一つは、新しい音色作りですが、やっぱそういう思想を感じます。

ギターにも使えますが、「ギターペダル」、というのには抵抗ありますね、これw

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