知り合いづてで前から誘われていたのですが、本日、お昼頃、電気自動車の「テスラ」初試乗。
以前、最新の自動運転のビデオを見て驚愕して、それ以来、じわっと気になっておりました。
まだ見たことない人は下記ビデオ必見です。
初めて見たときはマジで驚いた。未来すぎて。。。
今日試乗させてもらったのは、モデルSというやつのハイパフォーマンスバージョンのP100Dというやつ。
なんと、0-100km/h加速が、2.7秒という驚異的なハイパフォーマンスです。
他に2.7秒出せる市販車って何があるかというと、もう世界に数台、、、ですね。
マクラーレンとブガッティ・ベイロンとラ・フェラーリとかそういうレベル感になってきます。
ランボルギーニのアヴェンタドールが同じく2.7秒だったかな?ともかくそういうやつです。
まずは、ディーラー営業マンの運転で助手席に乗り込む。
写真は、、、、ないですw
まあ、普通に快適であり、しっとりとした心地よい感じです。
途中、例の自動運転体験したんですが、まあすごい。
上のビデオのようなフル自動ではないのですが、普通に道を曲がってブレーキ踏んでアクセルふみやがります。自動運転とはとても思えない。
前方が空いたので、営業マン氏が「思いっきり踏みますよ。いいですか?いきますよ?」という。是非是非!ということで待ち構えると、、、
・・・・!!!!!
むおおお!!これはすごい!!
めちゃくちゃ速い。
なんだこのワープ感。
思ってたより全然すごい。びっくりした。
というわけで、いよいよ運転を交代してもらいました。
前方が空いたところで、踏んでください!床まで踏んでください!と営業マンが言うので、じゃあ、と踏んでみた。
ドカン!
・・・なんてもんじゃないですね。これ。
すげえ。。。すごすぎる。
一瞬のラグもなく、するするするする〜〜〜〜と加速していくこの感じは、完全に新感覚。
以前運転させてもらって、いたく感銘を受けたフェラーリ458とかよりも加速の鋭さを感じる。
何がすごいって、加速の初動が速い。
ガソリン車のハイパワーのやつって、踏んでギアが落ちてその後にパワーバンドに入ってからぐぉーーーっと加速していくのですが、そういうタイムラグがテスラには全くなかった。ギター用語(?)というかDAWのレイテンシーでいうと、フェラーリ等のスポーツカーは、踏んでからエンジンやギアが反応するのに10msecくらいあって、完全にフル加速状態になるのにもう10msec、、、みたいな感じ(感覚値ですw)です。アクセルを踏んでから、怖いくらいの加速状態になる前に、すこし準備期間がある。
テスラは、5msec強でフル加速状態になる、アクセル踏んだ瞬間、としか思えない。そう言う感じ。
この踏んだ瞬間からフル加速する感じはちょっとエンジン車では体験したことがないものでした。ギアもないので、そのまま滑らかに加速し続けるし。
シャシーのモックアップ。
シンプルすぎ。
この床下にバッテリーが格納されてるそうです。
そのため重心が極めて低い。
ですので、全然車がロールしません。
ブレーキかけて止まるときも、前に車が前傾する感じがないです。
街乗りレベルですが、このフラット感はミッドシップのフェラーリに近いかも。こういう感じも車重を感じにくくさせてると思います。
その後、「自動駐車」体験。
縦列駐車できるスペースで、いつも自分が駐車するとしたらこれくらい、という場所に車がくると、画面上にパーキングのマークが出る。で、「スタート」ボタンみたいなのを押すと、あとはなめらかーに勝手に縦列駐車した。
そして駐車したらハンドルがあがり席が後ろに下がり、「さあ降りろ」というモードに。
うーむ、、怖いくらいですねw
これだけハイパフォーマンスでも、普通に乗ってれば超普通の車だし、iPad2個分のモニターもいろいろ便利だった。マップがGoogle Mapだし、月額料金かからずにインターネットに繋がっている。
iPad Proをくっつけてるわけではなく、こういうのがくっついてて、エアコンから車のモードからマップからなにからなにまでこれで操作します。なのでインテリア内に物理ボタンがほとんどありません。なので広い。
いやー、すごい面白かった。
思ってたよりも相当良かったです。
久しぶりに車で大興奮しました。
昔からのフェラーリマニアとしては、EVとかって興味なかったし、やっぱりNAエンジン最高!って感じだし、燃費?はぁ?みたいなところがあったし、昨今のエンジンの小型化とかハイブリッドとかターボがついたりするのが苦々しい派、いわばNAエンジン原理主義だったのですが、今日を衝撃を受けました。よって、今日を境に宗旨を変えます。
もう、エンジンじゃなくていいや。と。
というか、モーターの方が強え派になります。
あんなにエンジンにロマンを感じてたのに、なんかもうエンジンとかいらなくね?という感じにマジでなってしまいました。
テスラのこの動力性能で、もっとコーナリングとかその他の要素をスポーツカー方向にチューニングして行った時に、果たしてこれに勝ちうるガソリン車って今から市販できるのか、というとかなり疑問になってきました。
あと、車ですごす時間の快適性をあげるためのもろもろ、自動運転もふくめた装備、みたいなところでも、テスラは他の自動車メーカーを大きく凌駕しているとも感じました。
現時点で唯一、テスラがイマイチだと思ったのは、、、
内装。
なんかグレードの割にはしょぼく、、、感じる。
あらゆる操作がでかいiPadみたいなやつでやるので、物理的なスイッチやボタンがほとんどなく、めっちゃシンプルなのはいいのですが、なんか質感がちょっとどうかなあ、と。
次期モデルのModel3は400万前後で発売されるようですが、現行のモデルSやXは高価な車ですから、もうちょっと何とかしたほうがいいのでは、、、とは思いましたが、クリティカルではないし、全体的には文句なしです^^
あー、それにしてもすごかった。次期モデルのModel3は価格からしても、都心部中心に間違いなく売れるだろうなあ。
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