愛用のギター1:99年ヒストリックコレクション

99年製のGibson ヒスコレ。
ある時、楽器屋さんにいったら、通常のとは違う、ひときわかっこいいレスポールが何本もおいてあって、説明書きを読むと、「ヒストリックコレクション」なるものだそうだ。

1959年製のレスポールの復刻版なんだそうだ。1959年製ってなんだろ。。。

そのころはいわゆる、「バースト」の存在も知らず、ただ、「カッコイイギター」とだけ認知してました。だって、全然ちがうんだもん。ギターの表面が。いわゆる「杢目」ってやつが。

しかし、高い。馬鹿みたいに高い。99年当時には、20代半ばの自分には、買う事をまじで検討することすら思い浮かばない値段。

しかし、、、

そんなとき、、、仕事の関係で信じられないような特需がw
あぶく銭がどーーーーん、と入ってきましたw

早速、様々な楽器屋を巡り、見た目の気に入ったのを探す日々。。。

え?音?
だって、試奏しても違いわからんし、そもそも試奏するの恥ずかしいし。。。
試奏するといっても、なに弾いていいかわからんし、、、というあの頃。。。

ということで、ひたすら見た目だけに特化して探してました。たしか、見た目によってすこーし価格も変わってたんですよね。まあ、その辺も含めて納得できるポイント探しにあけくれてました。

レモンドロップみたいに完全に黄色くなってるより、ちょいグラデーションが残ってて、杢目も適度に揺れつつ、なるべく左右均等、全体に整った感じ、が当時の好みでした。

この個体を見たときは、これだ!!!感があり、それでもぐっと我慢して楽器屋さんめぐりをしつつ、、、これのルックスが一番いい!ってことで買いました。

わずかにサンバースト部分がのこってるけど、ほぼレモンドロップ。

このギターは、実は自分にとっては3本目のギターでした。1本目は、いわゆる19,800円みたいなやつでした。2本目はいいものでしたが、、、まあこれはそのうち書きます。

ともあれ、過去2本とは決定的に違いすぎました。

明らかに「良質」ということが、初心者な自分にもわかりました。
持った感じ、弾いた感じ、出てくる音、全部全然ちがいます。いや、まあ初心者だったんで(今もだけど。。。)、第三者的には違いはなかったと思います。ただ、ギター弾く人ならわかると思いますが、自分の弾いた感じってけっこう違いますよね。

まず、音が明るい。レスポールってもこもこした感じで、ちょっと暗い音がするんだな、と思ってましたが、これは高音がぎらっとでて明るくてそれがうれしかった。

あと、音が伸びる。19800円のギターは、全然サステインがなかった。ぺにゃんぺにゃんみたいな音がして、自分のおもっているエレキギターは「コレジャナイ」感満載でした。

そういうわけで、こいつには感激しまくり。レスポールって重いってイメージあったけど、これ、軽いじゃん!角度によって、トップの表情が変わって美しいじゃん。他にもさまざまなギターの作りの上質さに感動しました。

99年からなので、かれこれ14年目ですか。
気づいたら、ウェザーチェックも入ってました。ワーイ

わかりますか??
金属パーツもくすんできたし、ところどころ打痕もあったり、だいぶ風格でてきました。もっともっとウェザーチェックはいらないかな、なんて期待してます。

ピックアップ変えたのはこいつです。こいつは、絶対に売らずに、このままずーーーっと持ってたいと思っています^^

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