ざっとディレイ比較 〜ドラム編〜

前の記事でディレイについて書きましたので、ざっと音のサンプルを作ってみました。

クイックすぎて、そんなに参考にならないかもしれませんが。

比較対象は、

1. Logic付属のStereo Delay。

2. EP-34 (UAD2)

 → ジミー・ペイジ、ヴァン・ヘイレン使用で有名なテープディレイechoplexのシミュレーション。ディレイをつかわなくても、そのプリアンプ部がいいということで、今でもその効果を狙ったブースターがいっぱい売ってますね。EPブースターとか。

3.  H-Delay(waves)

 → 黒金で値段が1/3になってたところに、遠藤さんのメインディレイだというコメントがあり、つい反射神経でポチりました。。。世間的な評価も高い。

4. TIMELINE (Strymon)

 → そう、ストライモンのタイムライン。DAWにつなげてどうなるか再度実験。

 

それぞれのチャンネルからセンドで送ります。レベルは0dbで統一。
ディレイ音がわかりやすいように、強めにかけています。

375msecにディレイをセッティングして、フィルター類はなにもかけない。

TIMELINEとの接続の関係で今回は、モノラルで統一です。

ステレオディレイは、特に特徴というか語る事がない、、かな?
普通に便利。以上。

ディレイ音が原音に対して劣化しているのがすぐにわかると思います。これがテープらしさなのかどうかは本物知らないのでわかりませんが。

キックの低い成分でしょうか?「コッコッコッコッコッコッ」とディレイしていますね。他のプラグインではほとんど出てこないので、明確な結果の違いという事で面白いですね。他のプラグインよりも、リピートが多いです。わりとしつこくいつまでもディレイします。

音色については、もうすこしクリーンなディレイ音にする事も出来ます。逆にもっと激しく歪ませる事も出来ます。

他のプラグインに対して、ウェット音が小さかったので、今回は、ECHOパラメータやRECORDINGがちょい上げてますので、ややノーマルより歪んでます。

やっぱギターにあうディレイだなあと思います。素材を選ぶ感じがちょっとありますね。

・・・そんなに実際試してないのでエラそうに言うのもなんですが、印象としてそんな風に感じました^^; 

前の記事で、遠藤さんが「良い&メインディレイ」とコメントいただくものだから、勢いでポチりましたw
価格が1/3になってるというのは大きいですね。

とりあえず動画では、このディレイの魅力がでるようにしようとかそういうのはなくて、どれも同じセッティングにしてみて、どう違うかをみてみました。

右下の「ANALOG」というパラメーターを全開にすると、EP-34と似た感じのディレイ音になります。
今回の動画だと、LogicとEP-34の中間くらいの味付けですかね。H-DelayのHはハイブリッドという事なので、悩みましたが、この真ん中のセッティングに落ち着かせました^^

これまでのディレイはギタリスト的には??みたいなかんじかもしれませんが、次のこいつは多くの方がご存知でしょう。
ストライモンのタイムラインです。

TIMELINEは、LogicのI/Oプラグインからセンド・リターンしています。
ほんとはステレオで使えるのですが、今回はモノ。なので、他のプラグインもすべてモノで使用しています。

TIMELINEの設定は上記の通りで、テープディレイのモードです。
フィルター類はかけてません。マニュアルによるとこうすると「新品のテープを使った時の状態」みたいなことが書いてあった気がします。

しかし、一聴して、原音からの変化が激しいのがわかりますね。

本物のテープディレイを知らないので、EP-34とTIMELINEのどっちが「テープらしい」のかわかりませんが、なんとなくストライモンのほうが味付けが濃い目なんじゃないかな、と思います。演出過多というか。

EP-34では、インプットを上げていくと徐々に割れてきて、その割れたディレイ音もまた乙な感じなんですが、TIMELINEのはちょっとわざとらしい印象は受けます。

タイムラインは、山ほどモードがあるので、ちょっと他のもやってみます。モードごとの差がはっきりしていていいですね^^
Reverse、ICE、Lo-Hiモードの時の音なんてなかなか面白くてどっかで使ってみたいです。

さて、次はギターのクリーン、ディストーション、ピアノなど他の楽器、でもやってみたいと思います。
続く。

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